icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻5号

1991年05月発行

文献概要

症例

直腸granular cell tumor(顆粒細胞腫)の1例

著者: 阿久沢巨1 小川晃2 杉原志朗2 大木一郎1 秋谷寿一1 阪上昌三郎3

所属機関: 1群馬県立がんセンター東毛病院内科 2群馬県立がんセンター病理科 3群馬県立がんセンター外科

ページ範囲:P.567 - P.570

文献購入ページに移動
要旨 下部直腸の顆粒細胞腫(granular cell tumor)の1例を報告した.患者は43歳,男性で主訴は血便と下腹痛.X線,内視鏡検査で直腸下部後壁の粘膜下腫瘍と診断され,外科的に経肛門的局所切除が施行された.腫瘍は最大径15mmで割面は白色であった.病理組織学的にはH・E染色で胞体内に顆粒を認め,免疫組織染色でS-100蛋白陽性,desmin陰性であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?