icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻5号

1991年05月発行

初心者講座 胃X線検査のポイント―私の精密検査法

4.体型および胃の形による工夫

著者: 杉野吉則1

所属機関: 1慶応義塾大学放射線診断科

ページ範囲:P.583 - P.585

文献概要

 患者の体型が肥満型になると,胃は牛角形を呈し,やせ型になると胃は下垂してくることが多く,下垂胃に比べると,牛角形胃のほうが検査しづらい.

 また,胃の形状で問題になるものとして,まず瀑状胃が挙げられるが,むしろ幽門部が屈曲した胃のほうが検査に苦労することが多い.なお,腹部手術後の癒着や,他臓器の腫大や腫瘤による圧排のための変形は,個々の症例で変形の仕方が異なるので,ここでは省略する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら