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文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の症例

超音波内視鏡が有用であったスキルス胃癌の1例

著者: 星子浄水1 渕上忠彦1 桑野常文1 山田豊1

所属機関: 1松山赤十字病院消化器科

ページ範囲:P.844 - P.846

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 〔患者〕57歳,女性.1981年より毎年の定期検診で胃X線検査を受けていたが,異常所見を指摘されたことはなかった.1988年10月4日,悪心,心窩部不快感を主訴に当科受診.胃X線検査で体部大彎側の伸展不良所見あり.胃内視鏡検査を施行し粘膜の異常所見を認めたが,生検ではGroup Ⅰであった.スキルス胃癌を疑い精査目的の入院となった.腹部超音波,CT検査および血液検査に異常なし.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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