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文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の主題 大腸sm癌の治療 主題

リンパ節転移陽性大腸sm癌

著者: 畠山勝義1 岡本春彦1 須田武保1 下田聡1 武藤輝一1 石川裕之2 味岡洋一2

所属機関: 1新潟大学医学部第1外科 2新潟大学医学部第1病理

ページ範囲:P.889 - P.892

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要旨 リンパ節転移陽性の大腸sm癌の2症例とリンパ節転移陽性大腸sm内分泌細胞癌の1症例を呈示した.現在転移を伴う大腸sm癌の形態的特徴に未だ明確なものは報告されていない.教室ではsm浸潤度分類1)や更に効率よく転移の危険性を判定するために深部浸潤面積や浸潤面積比2)から検討しているので紹介した.しかし,これらはいずれも光顕的判定であり,肉眼的所見の特徴からのものではない.原発巣が比較的小さくsmにとどまっていても予後不良な内分泌細胞癌症例も報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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