icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻8号

1991年08月発行

今月の主題 大腸sm癌の治療

主題

転移陽性大腸sm癌の形態的特徴

著者: 太田博俊1 上野雅資1 関誠1 西満正1 丸山雅一2 坂谷新2 小泉浩一2 柳沢昭夫3 加藤洋3

所属機関: 1癌研究会付属病院外科 2癌研究会付属病院内科 3癌研究会付属病院病理

ページ範囲:P.901 - P.904

文献概要

要旨 転移陽性大腸sm癌の形態的特徴について検討した.sm癌のリンパ節転移陽性率は10%(12例)である.肉眼型ではⅠs型が12.1%,Ⅱa+Ⅱc型では15.2%と多く,長径は20mm以上が多く,12例中8例を占めていた.深達度smを3型(sm1,sm2,sm3)に亜分類すると,sm1はリンパ節転移陰性であり,sm2は16.7%,sm3は17.2%と高いリンパ節転移率を示した.また,sm2やsm3の深達度を示すものはⅠs型やⅡa+Ⅱc型が多かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら