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文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻8号

1991年08月発行

文献概要

今月の主題 大腸sm癌の治療 座談会

大腸sm癌の診断と治療

著者: 池田栄一1 下田忠和2 吉川宣輝3 加藤知行4 味岡洋一5 飯田三雄6 酒井義浩7 武藤徹一郎8 丸山雅一9

所属機関: 1山形県立中央病院外科 2東京慈恵会医科大学病理 3国立大阪病院外科 4愛知県がんセンター消化器外科 5新潟大学第1病理 6九州大学第2内科 7東邦大学大橋病院消化器診断部 8東京大学第1外科 9癌研究会付属病院内科

ページ範囲:P.919 - P.936

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 武藤(司会) 今日はお忙しいところをお集まりいただきまして,ありがとうございました.8年前に,ポリペクトミーがかなり行われるようになってから初めて,アンケート調査によって大腸sm癌の実態が明らかにされました(「胃と腸」18巻8号).それから約10年経ちまして,ポリペクトミーされる大腸の早期癌の数がずいぶん増えてきました.

 特に大腸ポリペクトミーをした後のsm癌をどうするかについては,転移のリスクがあるから,すべて腸を切除するという考え方がある一方で,高齢者社会になって手術のリスクが高い人も増えてきましたので,なるべくなら手術をしないで済ませたいという願いがあるわけです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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