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文献詳細

雑誌文献

胃と腸26巻9号

1991年09月発行

今月の主題 Ⅲ型早期胃癌の診断に迫る―潰瘍の良・悪性の鑑別

序説

Ⅲ型早期胃癌の診断に迫る

著者: 岡崎幸紀1

所属機関: 1山口県厚生連周東総合病院

ページ範囲:P.969 - P.970

文献概要

 胃潰瘍の良・悪性の鑑別を究めようとすればⅢ型早期胃癌の診断という壁に突き当たる.しかも,このⅢ型早期胃癌の概念,定義がいまだに揺れ動いている.

 早期胃癌の肉眼分類の原点は,確かな形で残るものとしては田坂の報告である.1962年のGas-troenterological Endoscopy第4巻第1号に,前年の第3回日本内視鏡学会総会の宿題報告として講演した「早期胃癌の全国集計」の内容が14頁にわたり掲載されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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