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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻1号

1992年01月発行

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海外文献紹介「偽膜性大腸炎の初発症状としての急性腹症」 フリーアクセス

著者: 矢野幹子1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.67 - P.67

文献概要

Acute abdomen as the first presentation of pseudomembranous colitis: Triadafilopolous G, et al(Gastroenterology 101: 685-691, 1991)

 病床数400のカリフォルニアの某病院で,14か月間に88例のC. difficile(CD)感染例があったが,下痢(1日5回以上)がないか軽度で,腹部膨満,腹痛など急性腹症の症状を呈した偽膜性大腸炎6例を経験した.腹部単純X線像は巨大結腸2例,小腸大腸の拡張3例(うち1例は腸捻転様),イレウス類似の小腸拡張1例であった.コロノスコピーでは1例を除いてびまん性または分節性に偽膜を認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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