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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻10号

1992年10月発行

文献概要

今月の主題 胃癌の深達度診断mとsmの鑑別―内視鏡的治療のために 主題研究

20MHz経内視鏡的超音波プローブを用いた早期胃癌の深達度に関する検討

著者: 柳井秀雄1 多田正弘1 藤村寛1 松浦伸二郎1 数住宗貴1 粟屋信仁1 佐貫むつみ1 苅田幹夫1 野口隆義1 沖田極1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1185 - P.1190

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要旨 20MHz経内視鏡的超音波プローブ(Sonoprobe System)を用いて早期胃癌深達度の検討を行った.同プローブは,通常内視鏡検査時に鉗子孔を介して使用可能であり,内視鏡直視下に小胃癌病巣の確実な走査が可能であった.更に,胃粘膜筋板の描出が可能であり,腫瘍部と筋板の双方が描出された場合,早期胃癌深達度正診率の向上が得られた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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