文献詳細
文献概要
用語の使い方・使われ方
巨大ひだ(giant fold, giant ruga)
著者: 西元寺克禮1
所属機関: 1北里大学内科
ページ範囲:P.1198 - P.1198
文献購入ページに移動 巨大ひだとは,粘膜または粘膜下の要因により,幅広く屈曲蛇行した大脳回転様の外観を呈するひだのことを言う.このひだは,病的な用語として使用されることが多く,幽門部では悪性病変が多いと言われている.
巨大ひだは,X線的には1cm以上の幅を持つ,内視鏡的には胃内圧を15mmHg,送気量1,700ml以上によっても皺襞が全く伸展しないものと言われているが,一般的には十分な空気量にても伸展しない皺襞と考えてよい.
巨大ひだは,X線的には1cm以上の幅を持つ,内視鏡的には胃内圧を15mmHg,送気量1,700ml以上によっても皺襞が全く伸展しないものと言われているが,一般的には十分な空気量にても伸展しない皺襞と考えてよい.
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