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書評「肝癌診療マニュアル」
著者: 大藤正雄1
所属機関: 1千葉大学第1内科
ページ範囲:P.1248 - P.1248
文献購入ページに移動 癌の臨床における診断や治療法の有用性は,長い間の努力に基づく診療実績から評価されるべきものである.そのことを考えると,この10年間に肝癌の臨床において達成された数々の業績,またその進歩には目を見張るものがある.しかも,その多くは世界に先がけてわが国の研究者の手によって推し進められてきたものである.
長年の念願であった肝癌の早期診断も,画像診断や腫瘍マーカーの応用によって今では現実のものとして実践されている.また,それと同時に新しい非手術的治療法が開発され,更には主流とされてきた手術療法にも様々の工夫が凝らされ,治療全体として目覚ましい進歩がみられている.
長年の念願であった肝癌の早期診断も,画像診断や腫瘍マーカーの応用によって今では現実のものとして実践されている.また,それと同時に新しい非手術的治療法が開発され,更には主流とされてきた手術療法にも様々の工夫が凝らされ,治療全体として目覚ましい進歩がみられている.
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