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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻11号

1992年11月発行

文献概要

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海外文献紹介「Barrett食道上皮にみる悪性化への進展とflow-cytometry,組織学的な評価―内視鏡を用いたprospectiveな検討」

著者: 鈴木隆史1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1282 - P.1282

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 Flow-cytometric and histological progression to malignancy in Barrett's esophagus: prospective endoscopic surveillance of a cohort: Redio BJ, et al (Gastroenterology 102: 1212-1219, 1992)

 Barrett食道は,重層扁平上皮に覆われた下部食道がほぼ全周性に,ある幅をもって化生円柱上皮に置き換わった病態で,発生に関しては慢性の胃液逆流がその一因として考えられている.また,Barrett食道円柱上皮に由来する食道腺癌の報告例も数多くみられ,癌の合併を予知することは臨床的に重要である.そこで著者らは,Barrett食道の悪性化へのprogressionの可能性を推し量る指標としてflow-cytometryを用い,生検組織所見と対比しつつ細胞工学的な解析を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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