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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻11号

1992年11月発行

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海外文献紹介「スリンダックは家族性大腸ポリポーシスの直腸ポリープを退縮させる」 フリーアクセス

著者: 高木篤1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.1315 - P.1315

文献概要

 Sulindac causes regression of rectal polyps in familial adenomatous polyposis: Labayle D,et al (Gastroenterology 101: 635-639,1991)

 癌化への進展が避けられない家族性大腸ポリポーシスでは,予防的に結腸切除および空腸直腸吻合術を施行することが正当化されている.しかしそれでも空腸直腸吻合術後の直腸癌の累積発生率は5年後に5%,23年後には59%にまで達する.そのため患者は術後も定期的にポリープをホットバイオプシーするか,スネアーで切除するか,レーザーで焼灼する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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