文献詳細
今月の主題 難治性胃潰瘍(1)治癒予測を中心に
序説
文献概要
古くから治癒しないあるいは治癒しにくい潰瘍として,穿通性胃潰瘍,胼胝性胃潰瘍などの呼称があるが,再燃・再発を繰り返す潰瘍を漠然と慢性胃潰瘍とも呼んできた.
1950年から1960年代にかけて,数多くの胃潰瘍についての研究がなされているが,形態的に難治のものとして,村上らにより特殊な形をとる線状潰瘍が挙げられ,その後,潰瘍の深達度によりUl-Ⅰ~Ul-Ⅳに分けられ,Ul-Ⅳは筋層を貫いているもので,難治とするものが多かった.
1950年から1960年代にかけて,数多くの胃潰瘍についての研究がなされているが,形態的に難治のものとして,村上らにより特殊な形をとる線状潰瘍が挙げられ,その後,潰瘍の深達度によりUl-Ⅰ~Ul-Ⅳに分けられ,Ul-Ⅳは筋層を貫いているもので,難治とするものが多かった.
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