文献詳細
用語の使い方・使われ方
文献概要
この用語の語源は,本誌12巻12号「大腸結核のX線診断」(白壁ら,1977)にあると思われます.白壁,中村(恭),そして筆者の3人がこの論文に着手する際に検討会を重ねるなかで,自然発生的に使用していたものを,この論文中に用いました.ただし,そのときには,“潰瘍瘢痕を伴う萎縮帯”と表現し,英語の訳語としては,“scarred area with discoloration”と意訳しました.
おそらく,この表現では長すぎるので,その後,これも白然の成り行きで,“萎縮瘢痕帯”という表現が慣用的に用いられ,現在では,この用語が1人歩きしているのでしょう.
おそらく,この表現では長すぎるので,その後,これも白然の成り行きで,“萎縮瘢痕帯”という表現が慣用的に用いられ,現在では,この用語が1人歩きしているのでしょう.
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