icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻2号

1992年02月発行

--------------------

編集後記 フリーアクセス

著者: 白壁彦夫

ページ範囲:P.262 - P.262

文献概要

 深達度診断の基盤となるバイブル的論文を,ここに初めて得た.隆起型:大きさより高さだ,表面模様だ,それに色も参考にする.それから分化度や癌浸潤部の推定もつく.一方,陥凹型:大きさ,深さ,陥凹縁(輪郭をなす要素),陥凹底には隆起型の所見を加味する,色も参考にする.以上を,正面像と側面像に整理して考えればよいだけである.

 内視鏡診断の正診率と誤診率もわかり,写し出す工夫も教わった.食道壁の伸縮に戸惑っていたX線診断も,内視鏡診断にない機能診断に転用する余地も生まれてきた.超音波診断も,力まずに率直な意見である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら