大腸腫瘍が少なく,1例1例それこそ撫でまわすように検査していたころ,あるいはポリペクトミーが普及しはじめたころなどには,大腸腫瘍の診断能はコロノスコープの挿入技術とパラレルだ,などと浅はかにも思ったりしたものである.ところが大腸疾患が増加してくると共に,大腸腫瘍は形態においても単調(隆起型のみ)ではなく,多様であることがだんだんわかってきた.これは全く皮肉なことであって,筆者の施設では現在(91.10.26)コロノスコピーの予約は翌年になってしまっている.検査をスピードアップしたいのに,個々の症例に費やす時間はむしろ延長せざるをえないのである.表面型腫瘍の存在が無言の圧力となっている.
表面型腫瘍に対する最初の驚きが去り,その診断が日常化するにつれて,新たな問題点が種々浮かび上がってきた.まず膨大な数にのぼる表面型腺腫の存在である.表面型腫瘍の組織診断は施設によって極端に差がある.コロノスコピーの症例の7~8%が平坦・陥凹型早期癌であったなどという発表(1991年内視鏡学会,横浜)が出てくる始末である.表面型病変を癌に甘く診断する病理医が多いか,少なくともそのことが臨床側に喜ばれる傾向は,否定し難い.次に表面型,特に陥凹型腺腫がどういう自然史をとるかということである.一部は発育停止,一部は隆起型に徐々に変形していくのであろう.これは,癌化するにしても一部にすぎないだろうことは,表面型腫瘍の発見率からは,考えられないほど進行癌が少ないことから容易に想像しうるところである.
雑誌目次
胃と腸27巻4号
1992年04月発行
雑誌目次
今月の主題 大腸のいわゆる結節集簇様病変
序説
大腸腫瘍の形態の多様性について
著者: 長廻紘
ページ範囲:P.387 - P.388
主題
“結節集簇様大腸病変”の画像診断とその経過
著者: 石川勉 , 牛尾恭輔 , 宮川国久 , 水口昌伸 , 水口安則 , 山田達哉 , 横田敏弘 , 廣田映五 , 板橋正幸
ページ範囲:P.389 - P.398
要旨 国立がんセンターで1991年8月までに結節集簇様病変と診断された62症例63病変と随伴性の結節集簇様病変(病変の一部~大部分に結節集簇様病変を認めるもの)10症例10病変を対象に検討した.平均年齢61.9歳,男女比は約3:2であった.結節集簇様病変のX線・内視鏡所見では病変の拡がりに比べて背が低く,平盤状の形態を示し,表面は大小の結節(1~7mm)の集簇から成っていた.生検結果は腺腫が多く,63例中26例は絨毛管状腺腫,17例は管状絨毛腺腫であった.病変全体が切除された25例では16例が腺腫,8例が腺腫内癌,1例のみsmへの浸潤癌であり,治療法の選択に際し,過大な手術を避ける必要がある.随伴性の結節集簇様病変10例中9例において,隆起あるいは無構造な陥凹部分でsmあるいはpm以上の癌の浸潤が認められた.経過観察された7症例では結節集簇様病変の発育進展はゆっくりであり,数mmの結節の集合した初期像から結節の数と大きさを増大させながら,結節の集簇した形態を保持したまま発育していくと推測された.また,異時性・同時性の大腸癌15例,他臓器癌13例(胃癌5例,乳癌2例,甲状腺癌2例,皮膚癌,卵巣癌,肺癌,食道癌各1例)の合併がみられた.また,cancer family syndromeが2例含まれていた.
結節集簇様大腸病変の遺伝子産物の免疫染色からみた特異性
著者: 藤盛孝博 , 湯川雅彦 , 里中和廣 , 平山大介 , 山村由香 , 味木徹夫 , 田畑知巳 , 北沢荘平 , 前田盛 , 埴岡啓介 , 三戸岡英樹 , 杉山茂樹 , 長廻紘
ページ範囲:P.399 - P.407
要旨 内視鏡的に結節集簇様腫瘍と診断された18例の自験例を対象に,これら肉眼的に特異な進展様式をとる病巣が通常の腺腫・癌相関でみられる発癌機序とどのように異なるかを検討する目的で,免疫組織学的にras遺伝子,p53遺伝子産物を染色し検討した.更に,これらの臨床病理学的特徴を検討し文献例と比較した.type B(最大径2cm未満)の腺腫部分でras陽性を示した症例は36%であり,高度異型もしくは粘膜内癌部では71%であった.一方,p53陽性症例は腺腫部分では認められず,癌部で57%に認められた.また,type A(最大径2cm以上)の腺腫部分でras陽性がみられた症例は43%であり,癌部分では50%であり,p53陽性を示した症例はなかった.この結果は通常の腺腫・癌相関から導かれる仮説におけるras陽性結果,p53陽性結果とほぼ同じ傾向と考えられ,陽性率の差は異型度の違いを反映したものにすぎず,形態的特殊性や腫瘍の大きさとは関係なく顆粒集簇様腫瘍は腺腫・癌相関からの癌化機序が関与すると想定できた.また,type Bは水平進展の早期に次のステップへの移行がras遺伝子の異常やp53遺伝子異常で引き起こされ,水平進展を有する腫瘍性格に変化が生じる.一方,type Aでは後期に同様のステップが生じるので水平進展を示す腫瘍性格が長期に維持されたものと推測した.臨床病理学的な特徴としては,比較的大きく(2cm以上),丈の低い隆起性病変で表面が顆粒状を呈するということで十分1つのカテゴリーとすることが可能であると考えられたが,病巣の質的診断にはその病巣内の表面構造が重要であることを示した.また,呼び名については,本症のもつ悪性化,言い換えれば深部浸潤を示さないslow-invasiveな低い隆起の集合した腫瘍として位置付けするには,表面型病変と一線を画する意味で結節集簇様腫瘍がその呼び名として妥当であることを提唱した.
大腸の結節集簇様病変の臨床病理学的検索
著者: 岩下明徳 , 山田豊 , 八尾隆史 , 有田正秀 , 八尾建史 , 内田泰彦 , 八尾恒良 , 平川克哉 , 渕上忠彦 , 村山寛
ページ範囲:P.409 - P.419
要旨 大腸結節集籏様病変59例61病変について,臨床病理学的立場から検討した.本腫瘍は直腸(32病変)からS状結腸(10病変)に好発し,肉眼的にはすべて広基性で,平均4.8cm大の低い隆起性病変であり,表面は顆粒,脳回,絨毛状を呈し,色調は褐色調のものが多い.組織学的には腺腫内癌35と腺腫26病変に分類された.腺腫部は腺管絨毛腺腫43病変と腺管腺腫18病変に分けられ,中等度異型18,高度異型43病変であった.癌併存は通常の腺腫と同様,大きさと異型度に比例して高くなった.また,腺腫構成細胞として,杯細胞が51,Paneth細胞が41,好銀性細胞が47,銀還元性細胞が35病変に認められた.以上の結果から,本病変は腺腫を主体とするが,癌を併存する率が高いことを指摘し,併せてその発生や絨毛腫瘍との異同について簡単に考察を加えた.
結節集簇様大腸病変の臨床的取り扱い―内視鏡治療の適応と限界
著者: 多田正大 , 望月福治 , 小越和栄 , 丸山雅一 , 松川正明 , 武藤徹一郎 , 小平進 , 白壁彦夫 , 西元寺克禮 , 伊藤誠 , 大柴三郎
ページ範囲:P.421 - P.427
要旨 大腸の結節集籏様病変の治療の現況,特に内視鏡治療の実態について,多施設で経験した152例に対する治療成績を集計して検討した.内視鏡治療群は61例(40.1%),外科切除群は91例(59.9%)であり,内視鏡治療群の病変の平均最大径は22.48±11.30mmであり,外科治療群よりも小さい傾向がみられた.内視鏡治療群についてその手技の内容をみると,大きい病変に対して各種手技を併用したりpiecemeal polypectomyが用いられることが多く,小さい病変に対してstrip biopsyが用いられることが多かった.経過観察をなしえた42例中6例(14.3%)に再発がみられた.結節集簇様病変に対する内視鏡治療の適応として,癌の浸潤範囲がsm1までにとどまっていることが確実な症例に限ると考えられ,術前の正確な性状診断と深達度診断が要求された.内視鏡医の技術の巧拙によっても適応は左右されるが,病変が扁平であり,広基性,大きいことが多いため,いずれの内視鏡手技を用いるにせよ,熟練者が慎重に対処しなければならないことを強調した.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 味岡洋一 , 渡辺英伸
ページ範囲:P.428 - P.428
大腸の腺腫・粘膜内癌(villous tumorを除く)には,大きさの増大にしたがって結節数が増加する群と,大きさの増大にかかわらず1~2結節にとどまる群とがある(Fig. 1).3結節以上で構成される病変では,病変最大径と結節数との間に正の相関(p<0.01)がある.結節径ごとの検討では,正の相関を示したのは3~5mm台の大きさの結節であった(Table 1).すなわち,大きさの増大と共に増加する結節の主体は,3~5mm台のものと考えられる.
3結節以上から成る病変と,1~2結節のみから成る病変では,肉眼形態・生長様式にも差異がみられる(Fig. 2).大きさ10mmを境として,大腸上皮性腫瘍は1~2結節有茎Ⅰ型(高さ3mmより大1))と,3結節以上無茎Ⅱa型,および脳回様Ⅱa型とに分極する.後者は30mmを越えるとⅠ型に移行するものの,前者に比べ,水平方向への生長傾向が強いと言えよう.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 廣田映五 , 森田重文
ページ範囲:P.429 - P.429
結節集簇様病変とは,大腸粘膜面に花壇状に隆起し,その表面構造は粗大顆粒状を呈し褪色調の光沢を持った上皮性腫瘍性病変である.本病変の辺縁は,急峻な立ち上がりか,ややくびれた形態をなしている.大きさは2cm前後のものから10cm前後のものまである.結節状ないしは顆粒状の表面は半球状ないしは分葉状を呈し比較的平滑で,典型的絨毛腺腫のごとく房状を呈していない.実体顕微鏡観察所見でも,表層びらんや破壊ないしは決壊像をほとんどみない.また,villous patternは一部を除いてみられず,正常に近いpit patternを呈する.
組織学的特徴的所見としては,中等度の異型を伴う管状ないし管状絨毛腺腫をモザイク状に認める.絨毛腺腫は島状に限局してみられることがある.これらの部においては,異型度がやや増強し,癌化巣の合併をしばしばみることがある.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 松川正明
ページ範囲:P.430 - P.430
本特集の結節集簇様病変は肉眼形態から名づけられた隆起性病変と思われる.このような肉眼形態は絨毛腫瘍によくみられることから,結節集簇様病変を1つの独立した疾患として認めるには,絨毛腫瘍との差異が問題となる.まず絨毛腫瘍について,次いで結節集簇様病変について述べる.
絨毛腫瘍は,組織学的に絨毛腺腫を認める病変を指す.しかし,病変のなかで絨毛腺腫の占める割合について一致した意見がない.その割合について33%以上または50%以上と主張する施設がある.絨毛腫瘍で絨毛腺腫以外の組織として腺管腺腫または腺癌の腫瘍性所見を認める.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 望月福治
ページ範囲:P.431 - P.431
villous tumorとは性状を異にし,Ⅱa型類似の扁平な隆起を呈する結節集籏様病変は,報告者によって種々の名称で呼ばれている.また,症例についてみても形態の捉え方に幅があるようである.
1.形態的にみた結節集簇様病変
表面の形状をみると,①一見,結節状にみえるが,溝状の模様の形をとるもの(Fig. 1a),②結節顆粒状(Fig. 1b)であるもの(色素内視鏡によって顆粒性状がより明瞭となる),③Fig. 1bの形態をとるがごく小さいもの,④Fig. 1bの平盤な結節状隆起の一部にⅠ+Ⅱa様に高い隆起が並存するもの(Fig. 1c),などが混在している.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 丸山雅一
ページ範囲:P.432 - P.433
本号に結節集簇様病変が主題として取り上げられたことには特別の感慨がある.というのは,筆者が本誌4巻3号(1969年)に「S状結腸早期癌の1例」として発表した症例報告(Fig. 1)は,胃の早期癌に準じた大腸の早期癌としては本邦最初のものであったからである.この病変は,最大径33mm,肉眼的には胃のⅡa型に類似していたことから,筆者はこの種の病変も将来は大腸早期癌の1つの型として注目されるようになるであろうと密かな期待をもっていた.
この症例を早期胃癌研究会に出す段になって,筆者は,当時は癌研の病理におられた中村恭一教授に,“最も癌らしい局面”を強拡大で撮影してもらったスライドを恐る恐る提出したことを覚えている.結果は,村上忠重教授の“僕は癌としてもよいと思う”の一言で決まった.あれから20年以上も経過し,筆者は病理の大家主義を批判して憚らない傲慢さを身につけてしまったが,当時は権威者の御墨付をもらったことに欣喜雀躍していたのも同じ人格である.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 渕上忠彦
ページ範囲:P.434 - P.434
大腸のいわゆる“結節集簇様病変”に対する私のイメージは,極めて扁平で表層拡大型に発育した隆起表面が顆粒状または結節状の,かなり大きな隆起性病変である.このような形態をとる病変はまれで,その本体はいま一つ不明確である.
1.病変の呼称および定義
私のイメージとほぼ同一形態であろうと思われる本邦報告例を見ても,花壇様隆起1),creeping tumor2),広基性小結節集簇型の低い隆起性病変3),顆粒集簇を主体とした隆起性病変4),顆粒集簇型扁平隆起5),Ⅱa集簇様病変6),巨大平盤状隆起型早期癌7)などと種々呼称されている.報告によっては1cm未満の小さな病変も含まれており,それら病変がすべて本当に水平方向に扁平に発育する病変の初期像なのか疑問が残る.また,どの程度悪性化するのか,高さは,また大きさはどの程度からこの範疇に含めるのか,など,統一された見解がない.また,報告例の組織型も種々で,大腸癌取扱い規約の腺腫の分類のすべて(tubular,tubulo-villous,villous adenoma)が含まれており,すべてが癌のみよりなる病変の報告例もある.とすれば,結節集簇様病変は単に形態を表現するだけで診断名にはなりえない.また,同じ組織型でありながら,なぜ主として垂直方向に発育する病変と水平方向に発育する病変があるのか,その成り立ちは不明である.これらの疑問点には経過観察するしか解答は得られないように思う.経過に関しては石川らの報告4)があるが,このような発育形態をとる病変の初期像が明瞭になれば,1つの疾患単位として取り扱ってよいと思われる.いずれにしても,これら疑問点を解明するには何らかの共通した土台,定義を決めて検討する必要がある.
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 横山善文
ページ範囲:P.435 - P.435
大腸の隆起型上皮性腫瘍の中には,その肉眼形態を大腸癌取扱いの規約の無茎(広基),扁平,Ⅰs(-v),Ⅱa(-v),1型のいずれかに当てはめてしまうのに躊躇される病変が存在し,Ⅱa集簇型,結節集簇型,creeping tumorなどと呼ばれている.これらの呼称で呼ばれる病変の特徴は腫瘍表面の著しい凹凸や占有面積の割には深達度が浅く,内視鏡的治療が可能な病変が多く含まれることが挙げられよう.
われわれも最近の3年間(1989.1~1991.12)に限ると,いわゆる結節集簇様病変をTable1に示すように13例経験した.男女比は7:6,平均年齢は57.8±11.0歳で,その局在は直腸に7例,S状結腸3例,盲腸2例,横行結腸1例で,直腸・S状結腸に多くみられた.腫瘍の最大径は最小20mm,最大58mm,平均36.7±13.0mmで,期せずして20mm以上のものばかりであった.
結節集簇様大腸病変の治療―私の意見
著者: 中泉治雄 , 磨伊正義
ページ範囲:P.436 - P.437
下部直腸に好発する結節集簇様病変は,無数の結節が集簇する平低な隆起性病変で,その境界が不明瞭なことが多い.組織学的には,病変の大部分は腺管腺腫,一部絨毛状腺腫であり,この病変の増殖・発育は側方進展が主体であると言われる1).したがって切除の際,病変の一部を取り残すと局所再発を来すことになる.そこで本症の治療としてわれわれは経肛門的直腸粘膜の筒状切除を2例に行った(Fig. 1).本法は粘膜層の病変に対して,粘膜下層で直腸粘膜を全周にわたり筒状に剝離することにより病変の確実な切除が可能となった.また,排便習慣は5か月後には1日数行の通常便排出に回復し,直腸粘膜のみの剝離と口側粘膜肛門吻合は,肛門直腸機能に対する影響が少ないものと考えられた.以下に症例を示す.
〔患者〕64歳,女性.約1年3か月にわたる便秘のあと肛門腫瘤が出現するようになった.1985年4月5日シグモイドスコープにてtubulo-villous adenomaと診断した.直腸内視鏡所見では大小不同の著しい隆起と,隆起のあまり目立たない,粘膜下血管像の見えない発赤部位が存在した.わずかな隆起の辺縁を確定するには色素撒布が有用であった(Fig. 2).注腸透視所見では直腸膨大部から肛門側にかけ,前壁を主体に大小不同の泡沫状のいわゆるsoap bubble所見を呈していた(Fig. 3).
結節集簇様大腸病変―私の意見
著者: 五十嵐正広
ページ範囲:P.438 - P.438
結節集簇様病変とは,語彙の印象からは結節が集簇したⅡa集簇型のような病変としてイメージされるが,いまだ定義がないので,どのような病変を指すものか明らかではないのが現状と思われる.また結節集簇様大腸病変を独立した1つの疾患として扱うか否かも今後の問題点の1つと言える.これらの結節状病変は,これまでの肉眼形態を表す言葉の中で,山田分類のⅡ型,広基性病変,扁平腫瘍,絨毛状腫瘍などとも呼ばれていると思われる.特に扁平腫瘍の中ではポリープ様集簇型1)と分類されたり,結節が集簇している特異な形態から,絨毛腫瘍の中で扱われているものも多いと思われる.絨毛腫瘍の定義は肉眼的な特徴によるものや,組織学的な特徴によるもの,肉眼形態と組織の両方の特徴によるものなど様々であり,まだ確立された見解がなく,これらの結節集簇様病変を含むか否かの議論も必要と思われる.
われわれの絨毛腫瘍の定義としては,腫瘍表面に絨毛状の発育形態を呈し組織学的にも絨毛腺腫成分を有するもの,としており,これまで20病変を経験している2).しかし,そのうちの3例は,絨毛腫瘍の成分も見られるが,主体は結節集簇様病変に分類すべきと考えられた.すなわち結節集簇様病変は,絨毛腫瘍の肉眼所見に比べ顆粒が大きく,いわゆる結節状であり,絨毛腫瘍に見られるような細顆粒状の肉眼形態を呈するものとは異なっている.また組織学的にも細顆粒状を呈する病変の組織像は絨毛状腺腫を主とする病変であり,結節集簇様病変では腺管腺腫ないし腺管絨毛腺腫を主体とする病変である.
症例
粘膜内癌を伴った直腸の表層拡大型腺管絨毛腺腫の1例
著者: 富永雅也 , 渕上忠彦 , 岩下明徳 , 久米一弘 , 奥園真一
ページ範囲:P.439 - P.444
要旨 患者は54歳,女性.血便を主訴として入院.注腸造影検査にて直腸に長径約10cmの全周性で極めて丈の低い隆起性病変を認めた.隆起表面は顆粒集簇状で,病変部直腸壁の伸展性は極めて良好であった.直腸内視鏡検査では色調は周囲正常粘膜とほとんど変化がなく,色素撒布にて境界および表面性状が明瞭となった.生検では腺管絨毛腺腫の組織像が得られたが,大きさより一部に癌の合併を否定できず低位前方切除術を施行した.切除標本では腫瘍は長径10.5cmで,組織学的にはほぼ全体が腺管絨毛腺腫であり腫瘍肛門側の一部に粘膜内癌を伴っていた.
von Recklinghausen病に合併した十二指腸悪性神経鞘腫の1例
著者: 八尾建史 , 櫻井俊弘 , 中原束 , 中林正一 , 奥慶子 , 松井敏幸 , 八尾恒良 , 岡本達生 , 二見喜太郎 , 有馬純孝 , 岩下明徳
ページ範囲:P.445 - P.450
要旨 患者は45歳のvon Recklinghausen病(R病)の女性,貧血症状を主訴に受診し,消化管の臨床的および病理学的検索により十二指腸の悪性Schwann鞘腫をはじめ十二指腸,空腸,大腸に神経線維腫,末梢神経組織の過形成など多彩な消化管の病変を認めた.現在までR病に消化管病変が合併する頻度は剖検例で比較的高いと言われてきたが,本例のような一連の合併病変を有した症例の報告はない.更に本例は術前に詳細な検索によりその形態学的特徴を捉えられた.以上の点で貴重な症例と考えられた.
von Recklinghausen病に胃癌をみた1例
著者: 早坂隆 , 渡辺豊 , 石坂富美雄 , 保浦眞一 , 菅原俊 , 佐々木春喜 , 斎藤誠 , 川村詔導 , 広瀬定徳 , 木村中 , 永峯由紀子 , 伊藤哲夫
ページ範囲:P.451 - P.456
要旨 von Recklinghausen病に進行胃癌を合併した症例を報告した.患者は53歳,男性.主訴は心窩部不快感.上部消化管造影,内視鏡検査で胃角前壁に径60mmのBorrmann 2型の腫瘍がみられ手術を施行した.手術材料では胃角前壁に60×50mmのBorrmann 2型の腫瘍が認められ,組織所見は中分化型管状腺癌であり,粘膜下層から固有筋層を貫いて胚中心を伴ったリンパ組織の著明な増生を伴っていた.腫瘍細胞に対するリンパ組織-間葉系のhyperreactivityを表しているものと思われる.
胃悪性神経鞘腫の1例
著者: 細谷正晴 , 外間朝夫 , 難波義夫 , 石田豊 , 前田哲也 , 栄康之 , 林一彦 , 赤木忠厚
ページ範囲:P.457 - P.462
要旨 術前に実施した4回目の胃生検にて,初めて胃神経鞘腫が疑われ,摘出標本で胃悪性神経鞘腫と診断された1例を経験したので報告する.患者は80歳,女性.吐血を主訴に来院.胃X線・内視鏡検査で,胃角部前壁から胃内腔に突出する山田Ⅲ型隆起性病変を認めた.胃切除摘出標本では5.0×4.5×3.5cmの大きさの腫瘤で弾性硬,割面は乳白色.光顕所見では,紡錘形または卵円形の細胞が索状あるいは渦巻状に配列しており,一部に細胞異型および分裂像が観察され,電顕でloose bodyを認めた.また平滑筋腫に陽性のdesminは陰性で,S-100α蛋白に陽性,S-100β蛋白にごく一部陽性を示し,上記の病理学的所見より胃悪性神経鞘腫と診断された.
Ⅱa+Ⅱc型の形成過程を追跡できた大腸sm癌の1例
著者: 吉田行哉 , 田中達朗 , 橋本光代 , 星原芳雄 , 山田直行 , 早川和雄 , 福地創太郎 , 海上雅光
ページ範囲:P.465 - P.468
要旨 患者は49歳,女性.2年10か月の間,径6×5mmの無茎性隆起性病変から径11×10mmのⅡa+Ⅱcへ至った経過を注腸造影で追跡できた,横行結腸癌の症例である.切除材料では径9mmのsm1cの浸潤度を示すsm癌であった.癌のdoubling timeは12.9か月で比較的発育速度の早い癌と考えられた.
十二指腸狭窄で発見されたCrohn病の1例
著者: 中村誠一 , 牧野正人 , 木村修 , 貝原信明
ページ範囲:P.469 - P.473
要旨 患者は21歳,女性.十二指腸潰瘍として内科的治療が施行されていたが,治療に抵抗し,手術目的にて当科入院となった.入院後の精査で,十二指腸の狭窄のほかに,小腸,大腸にも病変を認め,Crohn病と診断した.salazosulfapyridineの投与および中心静脈栄養にて,自他覚的に症状の改善がみられ,外来通院での管理が可能となった.胃・十二指腸Crohn病はまれであり,本邦では自験例を含め13例の報告があるが,内科的治療にて寛解したのは4例のみである.本症の内科的治療の長期的予後は明らかでなく,今後も慎重な経過観察が必要である.
経過観察しえた結節性動脈周囲炎による虚血性大腸炎の1例
著者: 村田育夫 , 水田陽平 , 芳賀英章 , 西畑伸二 , 久保啓吾 , 船津史郎 , 千住雅博 , 今西建夫 , 牧山和也 , 原耕平 , 田中俊郎 , 中村憲章
ページ範囲:P.475 - P.482
要旨 結節性動脈周囲炎(PN)による虚血性大腸炎の1例を経験した.患者は39歳,男性で,腹痛,下血にて入院した.注腸造影で脾彎曲部を中心に横行結腸および下行結腸の一部にthumb-printing様の壁不整や狭窄を認め,大腸ファイバースコピーにて同部の粘膜の壊死,潰瘍,出血を認めた.虚血性大腸炎と考え,腹部血管造影を行ったところ,下腸間膜動脈に壁不整,狭窄,拡張,途絶を認めた.手掌皮膚の生検より壊死性血管炎の像が得られ,PNと診断した.ステロイドおよびcyclophosphamideで治療し,腸病変は経過中に一部再燃を示しながら治癒した.開腹せずにPNによる虚血性腸病変を確認し,その経過を観察できた症例は極めてまれであるため報告した.
ヒト蛔虫症による小児閉塞性イレウスの1例
著者: 押川克久 , 今田真一 , 大崎泰 , 牧野一郎 , 豊田清一 , 前田守孝
ページ範囲:P.483 - P.487
要旨 患者は3歳6か月,男児.主訴は腹痛,嘔吐,発熱.1991年7月9日夕食後,腹痛,嘔吐,発熱出現,翌10日当院受診,急性腸炎疑いで入院.入院時腹部単純X線写真ではX線不透過性の線状影を多数認めたが,急性腸炎として保存的治療を施行.しかし,腹部所見は改善せず7月12日夜蛔虫虫体を1隻吐出.翌13日,腹単で一塊となった蛔虫を示唆する異常陰影とniveauを認め,蛔虫症による閉塞性イレウスとの診断で県立宮崎病院に転院,手術を施行.開腹時に小腸内腔を閉塞する一塊となった蛔虫を認め,腸切開を加え91隻の虫体を摘出した.蛔虫症は環境衛生の向上に伴い最近ではまれな疾患とされているが,現在でもなお,急性腹症の一因として念頭に置く必要があると考えられる.
今月の症例
Ⅱc+Ⅲ型早期胃癌の1例
著者: 馬場保昌
ページ範囲:P.384 - P.386
〔患者〕48歳,男性.主訴:8年前から時々空腹時に心窩部痛があり,その都度,近医で胃X線・内視鏡検査を受け,胃潰瘍の診断のもとに治療を受けていた.1986年2月,胃内視鏡検査の結果,手術を勧められた.
〔胃X線所見〕背臥位第2斜位の二重造影像(Fig. 1a)では,胃角部小彎側に不整形のニッシェが認められる.ニッシェ部の陰影は淡く,輪郭は不整である.ニッシェ全体がⅡcのように見える.集中するひだはニッシェの周囲でなだらかに太まり,ニッシェ辺縁で中断している.立位圧迫像(Fig. 1b)では,ニッシェ周囲の粘膜は隆起し,ニッシェの輪郭は不整で線状のはみ出したような陰影が認められる.ニッシェ内には小さな顆粒状陰影も数個認められる.腹臥位圧迫像(Fig. 1c)では,不整形ニッシェの小彎側と肛門側に淡い陰影が認められる(矢印).
早期胃癌研究会
1992年1月の例会から
著者: 中野浩
ページ範囲:P.487 - P.488
1992年1月度の早期胃癌研究会は1月22日に開催され,満員の会場で3症例の検討が行われた.
〔第1例〕69歳,女性.胃幽門前庭部アミロイド沈着症(症例提供:広島市立安佐市民病院内科 日高徹).
Coffee Break
Dr HJR Bussey―Dukes分類を支えた人
著者: 武藤徹一郎
ページ範囲:P.407 - P.408
Dukes分類と言えば外科医のみならず,内科医でも知らない人はいないだろう.その簡明さと臨床的有用性のために,大腸癌の病期分類としてのDukes分類は1936年に発表されて以来,半世紀以上もの間,世界中で用いられてきたのである.Dr C Dukesは,かの有名なロンドンSt Mark病院の病理医であったが,この仕事を真に支えたHJR Busseyのことを知っている人は極めて少ないと思う.1942年17歳でlaboratory technicianとしてSt Mark病院に勤務するようになってから50年間,大腸切除標本の切り出しはBusseyの仕事であった.直腸間膜に5mm間隔に割を入れ,割面からリンパ節を探し出して手書きの標本スケッチ上にマッピングする.こうして1例1例検索された症例の積み重ねからDukes分類は生まれたのである.最近行われるようになったクリアリング法に比べれば,精密さははるかに劣るが,当時はこのようにきちんとリンパ節検索が行われている施設はなかった.しかも,Bussey1人によって継続的に検索されてきたので,その信頼性も高かった.Busseyは医者でも病理医でもなかったが,Dukesの指導によってルーチンの組織診断をつけるに十分な経験と知識を身につけるようになっていた.Dukes分類の生まれた陰の功労者はBusseyだったのである.
Busseyのもう1つの功績にpolyposis registryの仕事がある.イギリス人独特の几帳面さと真面目さで,1970年代にはイギリスのポリポーシス患者の約1/3が彼のファイルに登録されていたと言われている.家族歴作成に際しては,患者あるいはその主治医に手紙で問い合わせ,更に病理診断または標本を取り寄せて,組織学的に確認された例のみを確実な例として登録していた.Family treeは小さなカードに患者名を列記してつなぎ合わせたものである.患者名を言うと直ちにそのfamliy treeが出てくるだけでなく,その患者自身および家族に関するエピソードまで出てくるという,まるで生き字引きのごとき人であった.このときの,少しはにかみながらも得意満面そうなBusseyの表情は写真からもうかがわれる(写真).コンピューター登録が登場する以前に,彼ほどポリポーシスについて広く深く把握している人は医師のなかにもいなかっただろう.各国で最近になってpolyposis registryが行われるようになったのも,彼がその先鞭をつけてくれたお蔭であると言えよう.Busseyはポリポーシスの仕事をまとめて1970年にロンドン大学からPh Dの学位を授与された.その内容は,“Familial Polyposis Coli”という単行本として出版された(Johns Hopkins University Press,1975).これは当時のポリポーシスに関して知りたい情報のほとんどが含まれている名著である.彼は皆から既にDr Busseyと呼ばれていたが,ここに名実ともにDoctorとなったのである.
早期胃癌1,000例から2,000例へ(5)―専門施設以外の3病院の奮闘
著者: 高木國夫
ページ範囲:P.433 - P.433
札幌の会で,早期胃癌1,000例を越えた施設の話をした折に,癌研と同時期に1,000例に達した横山胃腸科病院を知っていますか?と,若手・中堅の外科医に聞いてみたが,誰も答えてくれなかったのは,寂しい限りであった.その後,あちこちで早期胃癌1,000例を越えた施設について聞いてみたが,専門施設として癌研,国立がんセンター,大阪府立成人病センター,東京女子医大消化器病センター,愛知県立がんセンターまでの施設名が出て,時に横山胃腸科病院の名前が挙げられるが,残りの2施設名はどうしても出てこないのであった.
早期胃癌1,000例を越えた8施設の名前を一覧して,横山胃腸科病院,札幌厚生病院,福井県立病院の3施設が専門施設に伍して名を連ねていることは特記すべきである.ではこの3施設が早期胃癌1,000例以上を集積して,この表に名を連ねるようになったのはどうしてか,何故か,その理由を考えてもらいたい.この3病院について,私なりにその理由を書いてみたい.
学会印象記
第21回アメリカ消化器放射線学会
著者: 有山襄
ページ範囲:P.489 - P.489
第21回アメリカ消化器放射線学会は本年2月16~21日の6日間,フロリダ州オーランドのHyatt Regency Grand Cypressで開催された.会長はシアトル・ワシントン大学放射線科のAlbert Mossであった.日本からは白壁(早期胃癌検診協会),望月・藤田(仙台市医療センター)の諸先生と順天堂から有山,須山,猪狩,窪川,崔の計8名が参加した.オーランドはディズニーワールドで有名で,ロケット発射基地のCape Kennedyにも近い観光地である.会場はディズニーワールドに隣接し,運営・設備は申し分なく気候もよかった.
学会第1日目にin-camera sessionがあった.メンバーだけで学問的・社会的な問題を討議するセッションで,消化器放射線の専門医を作ることが可能かどうか議論された.消化管のX線診断のトレーニングは問題ないとして,US,CT,MRIでは消化器だけでなく腎・泌尿器,婦人科が腹部のトレーニングに含まれるので,消化器放射線だけの専門医を申請するのは難しいとの意見が多かった.
Discussion
超音波内視鏡が有用であったスキルス胃癌の1例
著者: 高木國夫 , 渕上忠彦
ページ範囲:P.490 - P.492
「胃と腸」26巻8号の巻頭を飾る「今月の症例」をみて唖然としたので,敢えて“胃診断学の後退”と銘打ってその理由を記し,著者の見解を問う.
スキルス胃癌診断の基本はその原発巣を見出すことだが,その姿勢が,提示されたX線・内視鏡写真からは窺われないのはどうしたことか.
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欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.383 - P.383
書評「膵管像からみた膵疾患の臨床と病理」 フリーアクセス
著者: 松野正紀
ページ範囲:P.420 - P.420
最近の画像診断技術の進歩には目をみはるものがある.ボディイメージングという比較的侵襲の少ない診断法にその成果をみることができるが,膵の微小病変の診断には何と言っても膵管造影が切り札となる.ERCPが開発されてから,既に20年以上経過した.開発当初,きれいに造影された膵管像を初めて見せられたとき,「これで小膵癌がどんどん見つかる」と期待したのは筆者ばかりではないと思う.しかし,現実はそれほど甘くはなく,小膵癌の診断には四苦八苦しているのが現状である.その原因は,多くの場合微細変化の読影に耐える鮮明なERP像が得がたいことにある.
著者の池田靖洋教授は,「内視鏡下留置バルーンカテーテルによる膵管造影―背臥位圧迫撮影法」を開発してERP診断能の向上を目指してきたこの分野のパイオニアである.本書には著者が自らERP検査を行い,あるいは手術を施行した69症例が珠玉のごとく提示されている.
書評「「末期癌患者の診療マニュアル―痛みの対策と症状のコントロール」第2版」 フリーアクセス
著者: 柏木哲夫
ページ範囲:P.456 - P.456
Dr. TwycrossとDr. Lackの共著による「Therapeutics in Terminal Cancer」のsecond editionが出版され,武田文和先生の名訳により,「末期癌患者の診療マニュアル」第2版として世に出されたことは誠に喜ばしい.1987年に訳出された第1版は非常に評判がよく多くの専門家に読まれた.癌性疼痛に関する論文には必ずといっていいほど引用された.
近年日本においてもターミナルケアに対する関心が高まり,末期癌患者の痛みをはじめとする不快な症状をコントロールする方法について学ぼうとする姿勢が少しずつではあるが医師の間にもみられるようになってきた.しかし,まだまだこの分野に関心を示す医師の数は多くなく,多くの末期患者が苦しみと痛みの中で死を迎えているというのが現状であろう.
書評「Double Contrast Gastrointestinal Radiology」 フリーアクセス
著者: 丸山雅一
ページ範囲:P.463 - P.463
本書は1979年にW. B. Saundersから出版された同名の本の改訂第2版である.初版では著者はIgor Laufer1人であったが,今回は彼の教え子であるMark S. Levineが共著者として名を連ねている.私と東京女子医大の山田明義教授は初版のときも,今回も執筆者の1人としてこの本の執筆に参画し,それぞれ得意とする分野について日本の仕事を紹介した.
われわれ日本人の書いた部分はともかく,この本の概観を紹介するのは国の内外を問わず貴重な機会のような気がする.というのも,古典的なバリウム診断の衰退が危惧されているのはわが国においては現実の問題であり,そういう状況のもとで,この本が出版されたことに私は米国の放射線診断の底力を感ぜずにはいられないからである.執筆者の1人である私がこの本のレビューをするのは,いささか手前味噌で面映ゆい気がするが,それを承知で感じたことを述べてみたい.
書評「Gastrointestinal Pathology and Its Clinical Implications」 フリーアクセス
著者: 長廻紘
ページ範囲:P.464 - P.464
消化器病,特に診断に携わる者にとって,病理学は,どうして,あるいはどういう時に必要であろうか.総論的には病変の理解を深くする,ということである.それに,診断医はもともと病理形態学が好きであるに決まっている.診断学は形態学の一部であり,形態学は診断学の一部である.例えば内視鏡医にとって,みている所見がどうしてそういう形態,色彩を呈するかに興味をもち,かつ理解しなければ,とうてい長い期間内視鏡医であり続けることは不可能であるし,仮にあり続けるとしても単に世の中に害を流し続けているにすぎない.すなわち形態診断学をやっていくうえでは,常に病理総論,マクロ・ミクロとの対話が必要である.対話をする相手が良ければ良いほど効果的であるし,悪ければどうなるかは言う必要もないであろう.
そういう観点からも,今回,医学書院(New York)より上梓されたLewinらの“Gastrointestinal Pathology and Its Clinical Implications”は臨床家にとって待望久しいモノグラフである.2分冊,全体で1,400頁を越す消化器病理学の成書である.生検材料,外科摘出標本の取り扱いから,消化器病理のあらゆる事項を対象とした意欲的なreferencetextである.本書の特色は,①病理学の教科書では一般的だが,専門書ではまれな「総論・各論」の2本立てであり,総論は340頁と全体の約1/4を占め,それだけで優に1冊の本となる分量であると共に,内容も充実している.②2分冊のうちVol.1が「総論」と「食道・胃・十二指腸」,Vol.2が「腸管」より成ることからわかるように,どちらかというと腸管の病理にエネルギーが注がれている.③臨床的事項にページが割かれていて,病理を広い意味での臨床の一部とする姿勢がうかがわれる,などである.
書評「「内分泌・代謝病学」第3版」 フリーアクセス
著者: 斎藤宣彦
ページ範囲:P.473 - P.473
本に対するまったく単純な好き嫌いの感情から「この本が好きだ」と思うことがある,「NIM LECTURES」シリーズには,そんな本が何冊かある.
今回,そのうちの1冊,井村裕夫先生の編集による「内分泌・代謝病学」が6年ぶりに改訂され,第3版が上梓された.
書評「臨床外科クリニック「イレウスの治療」」 フリーアクセス
著者: 石川浩一
ページ範囲:P.474 - P.474
大垣市民病院の蜂須賀喜多男院長は既に腹部外科学の臨床について大著を出版しておられるが,今回更に「イレウスの治療」を同病院磯谷正敏外科医長と共著で刊行された.本書は医学書院の「臨床外科クリニック」シリーズの1冊で,修練中の外科医に対して外科方面の基本疾患の個々について手術の考え方や術式の基本を解説するように企画され,B5判の縦を少し縮めた判型の本文100頁前後で,病床側でも寸読できるような軽快な装丁となっている.
蜂須賀院長らは,腸管内腔の閉塞や腸管の運動障害などによって正常な腸管内容の肛門方向への通過が障害される病的状態を「イレウス」と定義し,単純性と絞扼性を含む機械的イレウスと,麻痺性と痙攣性を含む機能的イレウスとに分類し,それらの頻度,原因,病態生理,次いで身体所見・画像検査・血液生化学検査などによる臨床診断法,鑑別診断,更に保存的および手術的治療法の適応・選択・方法などを明快に解説している.次いで,イレウス患者について術前の検査と処置と麻酔,術後管理を,手術について方針・手順,病態ごとの変化への対応などを述べ,最後にイレウスの手術成績を国内国外の資料を参考にして,御自身の経験794例について分析している.この間,多くの資料を図と表を用いて解説し,これに貴重な御経験症例の画像を多数添えて読者の理解を助け,また手術術式を多数の簡明な線画で解説している.
海外文献紹介「アスピリン使用と大腸癌死亡率の低下」 フリーアクセス
著者: 古川恵
ページ範囲:P.427 - P.427
Aspirin use and reduced risk of fatal colon cancer: Michael JT, et al(N Engl J Med 325: 1593-1596, 1991)
1982年秋にスタートしたアメリカ癌学会の癌予防に関する前向き研究に登録された30歳以上の1,185,239人の内で,1982年調査時点でアスピリンの服用歴の欄にきちんと記載されていた662,414人(白人のみ)について,服用歴と1988年までの大腸癌(直腸癌は除く)による死亡率の関係を調査した(調査率98.2%).登録前に1年以上アスピリンを服用していた者をアスピリン使用者とした.
海外文献紹介「便潜血陰性・無症状・平均的リスク者での大腸内視鏡スクリーニング」 フリーアクセス
著者: 小林世美
ページ範囲:P.450 - P.450
Screening colonoscopy in asymptomatic average-risk persons with negative fecal occult blood tests: Rex DK, et al(Gastroenterology 100: 64-67, 1991)
著者らはインディアナ州在住の50歳以上の医師,歯科医師とその配偶者5,000人に郵便で大腸内視鏡スクリーニングを勧奨した.
編集後記 フリーアクセス
著者: 小池盛雄
ページ範囲:P.494 - P.494
Creeping tumor,顆粒集簇型病変,Ⅱa集簇様病変,花壇様隆起,平盤様隆起など,様々に呼ばれていた特殊な大腸病変について,このへんで検討しようということで特集が組まれた.最も問題となったのは名称である.消化管病変に関して常にopinion leaderとしての役割を果たしてきた「胃と腸」として,その本態と性状を適切に表す名称を提案することが必要であろうと考え,編集会議で慎重な検討がなされた.その結果として“結節集簇様大腸病変”という名称を統一して用いることになった.以前にそれぞれの名称を最初に提案された方々にはいろいろな思いがあり,こだわりがあることは当然である.“結節集簇様大腸病変”という名称が根づき,その本態が更に詳細に解明されることを期待している.
基本情報
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バックナンバー
59巻11号(2024年11月発行)
今月の主題 進行胃癌の診断と治療方針2024
59巻10号(2024年10月発行)
増大号 炎症性腸疾患2024
59巻9号(2024年9月発行)
今月の主題 食道運動障害の診断と治療
59巻8号(2024年8月発行)
今月の主題 臨床と病理のマリアージュ
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今月の主題 虚血性腸病変を整理する
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今月の主題 内視鏡治療後サーベイランスの現状—異時性多発病変を中心に
59巻5号(2024年5月発行)
今月の主題 胃・十二指腸神経内分泌腫瘍(NEN) up to date
59巻4号(2024年4月発行)
増大号 消化管疾患の分類2024
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58巻11号(2023年11月発行)
今月の主題 小腸画像診断のトピックス
58巻10号(2023年10月発行)
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
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今月の主題 壁内局在からみた胃上皮下腫瘍の鑑別診断
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今月の主題 食道癌診療トピックス2022
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56巻12号(2021年11月発行)
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55巻10号(2020年9月発行)
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54巻1号(2019年1月発行)
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53巻12号(2018年11月発行)
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53巻9号(2018年8月発行)
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今月の主題 対策型胃内視鏡検診の現状と問題点
53巻7号(2018年6月発行)
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53巻6号(2018年5月発行)
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53巻5号(2018年5月発行)
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53巻4号(2018年4月発行)
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53巻3号(2018年3月発行)
今月の主題 好酸球性食道炎の診断と治療
53巻2号(2018年2月発行)
今月の主題 IBDの内視鏡的粘膜治癒─評価法と臨床的意義
53巻1号(2018年1月発行)
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52巻13号(2017年12月発行)
今月の主題 咽頭・頸部食道癌の診断と治療
52巻12号(2017年11月発行)
今月の主題 大腸小・微小病変に対するcold polypectomyの意義と課題
52巻11号(2017年10月発行)
今月の主題 非特異性多発性小腸潰瘍症/CEAS─遺伝子異常と類縁疾患
52巻10号(2017年9月発行)
今月の主題 胃粘膜下腫瘍の診断と治療
52巻9号(2017年8月発行)
今月の主題 大腸スクリーニングの現状と将来展望
52巻8号(2017年7月発行)
今月の主題 臨床医も知っておくべき免疫組織化学染色のすべて
52巻7号(2017年6月発行)
今月の主題 胃潰瘍は変わったか─新しい胃潰瘍学の構築を目指して
52巻6号(2017年5月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな大腸良性疾患
52巻5号(2017年5月発行)
増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017
52巻4号(2017年4月発行)
今月の主題 消化管内分泌細胞腫瘍の新知見
52巻3号(2017年3月発行)
今月の主題 表在型食道胃接合部癌の治療戦略
52巻2号(2017年2月発行)
今月の主題 消化管結核の診断と治療─最近の進歩
52巻1号(2017年1月発行)
今月の主題 知っておくべき胃疾患の分類
51巻13号(2016年12月発行)
今月の主題 狭窄を来す小腸疾患の診断
51巻12号(2016年11月発行)
今月の主題 十二指腸の上皮性腫瘍
51巻11号(2016年10月発行)
今月の主題 肉芽腫を形成する消化管病変
51巻10号(2016年9月発行)
今月の主題 表在型Barrett食道癌の診断
51巻9号(2016年8月発行)
今月の主題 消化管画像プレゼンテーションの基本と実際
51巻8号(2016年7月発行)
今月の主題 消化管疾患と皮膚病変
51巻7号(2016年6月発行)
今月の主題 新しい小腸・大腸画像診断─現状と将来展望
51巻6号(2016年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後発見胃癌の内視鏡的特徴
51巻5号(2016年5月発行)
増刊号 消化管拡大内視鏡診断2016
51巻4号(2016年4月発行)
今月の主題 薬剤関連消化管病変
51巻3号(2016年3月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな大腸悪性腫瘍
51巻2号(2016年2月発行)
今月の主題 まれな食道疾患の鑑別診断
51巻1号(2016年1月発行)
今月の主題 慢性胃炎を見直す
50巻13号(2015年12月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の取り扱い
50巻12号(2015年11月発行)
今月の主題 胃底腺型胃癌
50巻11号(2015年10月発行)
今月の主題 血管炎による消化管病変
50巻10号(2015年9月発行)
今月の主題 狭窄を来す大腸疾患─診断のプロセスを含めて
50巻9号(2015年8月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌
50巻8号(2015年7月発行)
今月の主題 胃がん検診に未来はあるのか
50巻7号(2015年6月発行)
今月の主題 診断困難な炎症性腸疾患
50巻6号(2015年5月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな胃疾患
50巻5号(2015年5月発行)
増刊号 早期消化管癌の深達度診断 2015
50巻4号(2015年4月発行)
今月の主題 早期大腸癌内視鏡治療後の中・長期経過
50巻3号(2015年3月発行)
今月の主題 胃癌範囲診断における拡大観察のピットフォール
50巻2号(2015年2月発行)
今月の主題 食道のびらん・潰瘍性病変
50巻1号(2015年1月発行)
今月の主題 消化管早期癌診断学の時代変遷─50年の歩みと展望
49巻13号(2014年12月発行)
今月の主題 胃の腺腫─診断と治療方針
49巻12号(2014年11月発行)
今月の主題 大腸LSTの診断と意義—拡大内視鏡を中心に
49巻11号(2014年10月発行)
今月の主題 胃癌ESD適応拡大病変の経過と予後
49巻10号(2014年9月発行)
今月の主題 colitic cancerの初期病変─遡及例の検討を含めて
49巻9号(2014年8月発行)
今月の主題 小腸潰瘍の鑑別診断
49巻8号(2014年7月発行)
今月の主題 表面型表層拡大型食道癌の診断と治療戦略
49巻7号(2014年6月発行)
今月の主題 大腸T1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応拡大
49巻6号(2014年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori陰性胃癌
49巻5号(2014年5月発行)
増刊号 消化管悪性リンパ腫2014
49巻4号(2014年4月発行)
今月の主題 虫垂病変のすべて―非腫瘍から腫瘍まで
49巻3号(2014年3月発行)
今月の主題 消化管アミロイドーシスを見直す
49巻2号(2014年2月発行)
今月の主題 日本食道学会拡大内視鏡分類
49巻1号(2014年1月発行)
今月の主題 ESD時代の早期胃癌深達度診断
48巻13号(2013年12月発行)
今月の主題 好酸球性消化管疾患の概念と取り扱い
48巻12号(2013年11月発行)
今月の主題 虚血性腸病変
48巻11号(2013年10月発行)
今月の主題 組織混在型粘膜内胃癌の診断
48巻10号(2013年9月発行)
今月の主題 小腸の悪性腫瘍
48巻9号(2013年8月発行)
今月の主題 食道表在癌治療の最先端
48巻8号(2013年7月発行)
今月の主題 非腫瘍性大腸ポリープのすべて
48巻7号(2013年6月発行)
今月の主題 消化管内分泌細胞腫瘍の診断と治療―WHO分類との対比
48巻6号(2013年5月発行)
今月の主題 微小胃癌の診断限界に迫る
48巻5号(2013年5月発行)
特集 炎症性腸疾患 2013
48巻4号(2013年4月発行)
今月の主題 カプセル内視鏡の現状と展望
48巻3号(2013年3月発行)
今月の主題 隆起型食道癌の特徴と鑑別診断
48巻2号(2013年2月発行)
今月の主題 大腸ESDの適応と実際
48巻1号(2013年1月発行)
今月の主題 潰瘍合併早期胃癌の診断と治療
47巻13号(2012年12月発行)
今月の主題 右側大腸腫瘍の臨床病理学的特徴
47巻12号(2012年11月発行)
今月の主題 高齢者消化管疾患の特徴
47巻11号(2012年10月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の胃癌
47巻10号(2012年9月発行)
今月の主題 難治性Crohn病の特徴と治療戦略
47巻9号(2012年8月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展─初期浸潤の病態と診断
47巻8号(2012年7月発行)
今月の主題 胃ポリープの意義と鑑別
47巻7号(2012年6月発行)
今月の主題 大腸憩室疾患
47巻6号(2012年5月発行)
今月の主題 経鼻内視鏡によるスクリーニング
47巻5号(2012年5月発行)
特集 図説 胃と腸用語集2012
47巻4号(2012年4月発行)
今月の主題 消化管EUS診断の現状と新たな展開
47巻3号(2012年3月発行)
今月の主題 咽頭・頸部食道癌の鑑別診断
47巻2号(2012年2月発行)
今月の主題 改訂された胃生検Group分類の現状
47巻1号(2012年1月発行)
今月の主題 腸管三次元CT診断の現状
46巻13号(2011年12月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎─診療・治療の新たな展開
46巻12号(2011年11月発行)
今月の主題 Barrett食道癌の診断
46巻11号(2011年10月発行)
今月の主題 十二指腸の腫瘍性病変
46巻10号(2011年9月発行)
今月の主題 大腸SM癌に対する内視鏡治療の適応拡大
46巻9号(2011年8月発行)
今月の主題 若年者の胃・十二指腸病変の特徴
46巻8号(2011年7月発行)
今月の主題 食道の炎症性疾患
46巻7号(2011年6月発行)
今月の主題 腸管Behçet病と単純性潰瘍─診断と治療の進歩
46巻6号(2011年5月発行)
今月の主題 胃腫瘍の拡大内視鏡診断
46巻5号(2011年5月発行)
特集 食道表在癌2011
46巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変と癌化
46巻3号(2011年3月発行)
今月の主題 免疫不全状態における消化管病変
46巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 NSAID起因性小腸病変
46巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 多発胃癌─最新の知見を含めて
45巻14号(2010年12月発行)
第41巻~第45巻 総索引 2006年~2010年(平成18年~平成22年)
45巻13号(2010年12月発行)
今月の主題 遺伝性消化管疾患の特徴と長期経過
45巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 特殊型胃癌の病理像と臨床的特徴
45巻11号(2010年10月発行)
今月の主題 大腸低分化腺癌の初期像とその進展
45巻10号(2010年9月発行)
今月の主題 Crohn病小腸病変に対する診断と治療の進歩
45巻9号(2010年8月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度診断
45巻8号(2010年7月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断─最新の知見を含めて
45巻7号(2010年6月発行)
今月の主題 低異型度分化型胃癌の診断
45巻6号(2010年5月発行)
今月の主題 側方発育型大腸腫瘍(laterally spreading tumor ; LST)─分類と意義
45巻5号(2010年4月発行)
特集 早期大腸癌2010
45巻4号(2010年4月発行)
今月の主題 スキルス胃癌と鑑別を要する疾患
45巻3号(2010年3月発行)
今月の主題 出血性小腸疾患─内視鏡診断・治療の最前線
45巻2号(2010年2月発行)
今月の主題 中・下咽頭表在癌の診断と治療
45巻1号(2010年1月発行)
今月の主題 早期胃癌のIIb進展範囲診断
44巻13号(2009年12月発行)
今月の主題 collagenous colitisの現況と新知見
44巻12号(2009年11月発行)
今月の主題 消化管癌の化学・放射線療法の効果判定と問題点
44巻11号(2009年10月発行)
今月の主題 食道小扁平上皮癌の診断
44巻10号(2009年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の初期病変とその進展・経過
44巻9号(2009年8月発行)
今月の主題 背景粘膜からみた胃癌ハイリスクグループ
44巻8号(2009年7月発行)
今月の主題 大腸SM癌内視鏡治療の根治基準をめぐって─病理診断の問題点と予後
44巻7号(2009年6月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断
44巻6号(2009年5月発行)
今月の主題 小腸疾患─小病変の診断と治療の進歩
44巻5号(2009年4月発行)
今月の主題 癌や炎症と鑑別が困難な消化管悪性リンパ腫
44巻4号(2009年4月発行)
特集 早期胃癌2009
44巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 食道扁平上皮癌に対するESDの適応と実際
44巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 特発性腸間膜静脈硬化症(idiopathic mesenteric phlebosclerosis)―概念と臨床的取り扱い
44巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 未分化型胃粘膜内癌のESD―適応拡大の可能性
43巻13号(2008年12月発行)
今月の主題 大腸癌の発生・発育進展
43巻12号(2008年11月発行)
今月の主題 早期胃癌発育の新たな分析─内視鏡経過例の遡及的検討から
43巻11号(2008年10月発行)
今月の主題 感染性腸炎─最近の動向と知見
43巻10号(2008年9月発行)
今月の主題 早期食道癌の診断─最近の進歩
43巻9号(2008年8月発行)
今月の主題 colitic cancer/dysplasiaの早期診断─病理組織診断の問題点も含めて
43巻8号(2008年7月発行)
今月の主題 胃癌に対する内視鏡スクリーニングの現状と将来
43巻7号(2008年6月発行)
今月の主題 消化管follicular lymphoma―診断と治療戦略
43巻6号(2008年5月発行)
今月の主題 大腸の新しい画像診断
43巻5号(2008年4月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌―病態と診断・治療の最前線
43巻4号(2008年4月発行)
特集 小腸疾患2008
43巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 まれな食道良性腫瘍および腫瘍様病変
43巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 消化管GIST―診断・治療の新展開
43巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 早期胃癌ESD―適応拡大を求めて
42巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 新しい治療による炎症性腸疾患(IBD)の経過―粘膜治癒を中心に
42巻12号(2007年11月発行)
今月の主題 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)起因性消化管病変
42巻11号(2007年10月発行)
今月の主題 ESD時代における未分化型混在早期胃癌の取り扱い
42巻10号(2007年9月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡切除後のサーベイランスに向けて
42巻9号(2007年8月発行)
今月の主題 食道表在癌内視鏡切除後の長期成績
42巻8号(2007年7月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌無効例の特徴と治療戦略
42巻7号(2007年6月発行)
今月の主題 大腸ESDの現況と将来展望
42巻6号(2007年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriと胃癌
42巻5号(2007年4月発行)
特集 消化管の拡大内視鏡観察2007
42巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患(IBD)の上部消化管病変
42巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の発育進展と診断・取り扱い
42巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 食道扁平上皮dysplasia―診断と取り扱いをめぐって
42巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 胃分化型SM1癌の診断―垂直浸潤500μm
41巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡診断の最先端
41巻12号(2006年11月発行)
今月の主題 小腸疾患診療の新たな展開
41巻11号(2006年10月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDと腹腔鏡下手術の接点
41巻10号(2006年9月発行)
・sm癌の最新の診断と治療戦略
41巻9号(2006年8月発行)
今月の主題 通常内視鏡による大腸sm癌の深達度診断 垂直侵潤距離1,000μm術前診断の現状
41巻8号(2006年7月発行)
今月の主題 転移陽性胃粘膜内癌の特徴と取り扱い
41巻7号(2006年6月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriに起因しないとされる良性胃粘膜病変
41巻6号(2006年5月発行)
今月の主題 非定型的炎症性腸疾患―診断と経過
41巻5号(2006年4月発行)
今月の主題 陥凹性小胃癌の診断―基本から最先端まで
41巻4号(2006年4月発行)
特集 消化管内視鏡治療2006
41巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腸管悪性リンパ腫―最近の知見
41巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の内視鏡診断―最近の進歩
41巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDの適応の現状と今後の展望
40巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療法を問う
40巻12号(2005年11月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の異時性多発を考える
40巻11号(2005年10月発行)
今月の主題 小腸内視鏡検査法の進歩
40巻10号(2005年9月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎―診断と治療の新知見
40巻9号(2005年8月発行)
今月の主題 表在性の中・下咽頭癌
40巻8号(2005年7月発行)
今月の主題 免疫異常と消化管病変
40巻7号(2005年6月発行)
今月の主題 胃癌化学療法の進歩と課題
40巻6号(2005年5月発行)
今月の主題 Crohn病の初期病変―診断と長期経過
40巻4号(2005年4月発行)
特集 消化管の出血性疾患2005
40巻5号(2005年4月発行)
今月の主題 切開・剥離法(ESD)時代の胃癌術前診断
40巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 特殊組織型の食道癌
40巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 大腸カルチノイド腫瘍 転移例と非転移例の比較を中心に
40巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 胃癌の時代的変遷と将来展望
39巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡治療後の長期経過
39巻12号(2004年11月発行)
今月の主題 消化管の画像診断―21世紀の展開
39巻11号(2004年10月発行)
今月の主題 胃生検診断の意義 Group分類を考える
39巻10号(2004年9月発行)
今月の主題 大腸sm癌の深達度診断―垂直浸潤1,000μm
39巻9号(2004年8月発行)
今月の主題 Barrett食道癌―表在癌の境界・深達度診断
39巻8号(2004年7月発行)
今月の主題 家族性大腸腺腫症―最近の話題
39巻7号(2004年6月発行)
今月の主題 胃癌術後の残胃癌
39巻6号(2004年5月発行)
今月の主題 深達度診断を迷わせる食道表在癌―その原因と画像の特徴
39巻5号(2004年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡観察―V型pit pattern診断の問題点
39巻4号(2004年4月発行)
特集 消化管の粘膜下腫瘍 2004
39巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌治療後の経過と予後
39巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 Crohn病経過例における新しい治療の位置づけ
39巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 最新の早期胃癌EMR―切開・剥離法
38巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 消化管への転移性腫瘍
38巻12号(2003年11月発行)
今月の主題 上部消化管拡大観察の意義
38巻11号(2003年10月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の形態を示した消化管癌
38巻10号(2003年9月発行)
今月の主題 胃腺腫の診断と治療方針
38巻9号(2003年8月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断
38巻8号(2003年7月発行)
今月の主題 経過観察からみた大腸癌の発育・進展sm癌を中心に
38巻7号(2003年6月発行)
今月の主題 消化管の炎症性疾患診断におけるX線検査の有用性
38巻6号(2003年5月発行)
今月の主題 消化管腫瘍診断におけるX線検査の有用性
38巻5号(2003年4月発行)
今月の主題 胃型早期胃癌の病理学的特徴と臨床像―分化型癌を中心に
38巻4号(2003年4月発行)
特集 全身性疾患と消化管病変
38巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 食道癌と他臓器重複癌―EMR時代を迎えて
38巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 腸型Behçet病と単純性潰瘍の長期経過
38巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 胃癌―診断と治療の最先端
37巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 胃癌と鑑別を要する炎症性疾患
37巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 Ⅰp・Ⅰsp型大腸sm癌
37巻11号(2002年10月発行)
今月の主題 消化管のvirtual endoscopy
37巻10号(2002年9月発行)
今月の主題 食道sm癌の再評価―食道温存治療の可能性を求めて
37巻9号(2002年8月発行)
今月の主題 胃粘膜内癌EMRの適応拡大と限界
37巻8号(2002年7月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(2)潰瘍性大腸炎以外
37巻7号(2002年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(1)潰瘍性大腸炎
37巻6号(2002年5月発行)
今月の主題 十二指腸の非腫瘍性びまん性病変
37巻5号(2002年4月発行)
今月の主題 cap polyposisと粘膜脱症候群
37巻4号(2002年3月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌に伴う問題点
37巻3号(2002年2月発行)
特集 消化管感染症2002
37巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 4型大腸癌とその鑑別診断
37巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 食道m3・sm1癌の診断と遠隔成績
36巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 早期胃癌診療の実態と問題点
36巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 十二指腸の小病変
36巻11号(2001年10月発行)
今月の主題 sm massive以深に浸潤した10mm以下の大腸癌
36巻10号(2001年9月発行)
今月の主題 縮小治療のための胃癌の粘膜内浸潤範囲診断
36巻9号(2001年8月発行)
今月の主題 GIST(gastrointestinal stromal tumor)―概念と臨床的取り扱い
36巻8号(2001年7月発行)
今月の主題 多発食道癌
36巻7号(2001年6月発行)
今月の主題 小腸腫瘍―分類と画像所見
36巻6号(2001年5月発行)
今月の主題 早期大腸癌の深達度診断にEUSと拡大内視鏡は必要か
36巻5号(2001年4月発行)
今月の主題 早期の食道胃接合部癌
36巻4号(2001年3月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎診断基準の問題点
36巻3号(2001年2月発行)
特集 消化管癌の深達度診断
36巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Crohn病診断基準の問題点
36巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 表層型胃悪性リンパ腫の鑑別診断―治療法選択のために
35巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望
35巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして
35巻11号(2000年10月発行)
今月の主題 胃カルチノイド―新しい考え方
35巻10号(2000年9月発行)
今月の主題 食道アカラシア
35巻9号(2000年8月発行)
今月の主題 薬剤性腸炎―最近の話題
35巻8号(2000年7月発行)
今月の主題 多発大腸癌
35巻7号(2000年6月発行)
今月の主題 胃の“pre-linitis plastica”型癌
35巻6号(2000年5月発行)
今月の主題 腸管の血管性病変―限局性腫瘍状病変を中心に
35巻5号(2000年4月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の消化性潰瘍の経過―3年以上の症例を中心に
35巻4号(2000年3月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―初期病巣から粘膜下層癌へ
35巻3号(2000年2月発行)
特集 消化管ポリポーシス2000
35巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患における生検の役割
35巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の基本所見とピットフォール
34巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の内視鏡診断は病理診断にどこまで近づくか
34巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 胃癌診断における生検の現状と問題点
34巻11号(1999年10月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―Helicobacter pylori除菌後の経過
34巻10号(1999年9月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過―10年以上の症例を中心に
34巻9号(1999年8月発行)
今月の主題 早期胃癌のEUS診断
34巻8号(1999年7月発行)
今月の主題 逆流性食道炎―分類・診断・治療
34巻7号(1999年6月発行)
今月の主題 AIDSとATLの消化管病変
34巻6号(1999年5月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡的切除をめぐって
34巻5号(1999年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡的切除後の局所再発―腺腫・m癌を中心に
34巻4号(1999年3月発行)
今月の主題 胃型の分化型胃癌―病理診断とその特徴
34巻3号(1999年2月発行)
特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割
34巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 Barrett上皮と食道腺癌
34巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点
33巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の遺残再発―診断と治療
33巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 胃癌EMRの完全切除の判定基準を求めて
33巻11号(1998年10月発行)
今月の主題 早期大腸癌の組織診断―諸問題は解決されたか
33巻10号(1998年9月発行)
今月の主題 腸管子宮内膜症
33巻9号(1998年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の話題
33巻8号(1998年7月発行)
今月の主題 胃炎―Sydney SystemとHelicobacter pylori
33巻7号(1998年6月発行)
食道癌
33巻6号(1998年5月発行)
今月の主題 鋸歯状腺腫(serrated adenoma)とその周辺
33巻5号(1998年4月発行)
今月の主題 大腸疾患の診断に注腸X線検査は必要か
33巻4号(1998年3月発行)
今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か
33巻3号(1998年2月発行)
特集 消化管悪性リンパ腫1998
33巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 消化管病変の三次元画像診断―現状と展望
33巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 「胃と腸」33年間の歩みからみた早期癌
32巻13号(1997年12月発行)
との鑑別を中心に
32巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 腺領域からみた胃病変
32巻11号(1997年10月発行)
今月の主題 Is型大腸sm癌を考える
32巻10号(1997年9月発行)
今月の主題 早期食道癌―X線診断の進歩
32巻9号(1997年8月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (2)癌以外の病変
32巻8号(1997年7月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (1)癌
32巻7号(1997年6月発行)
今月の主題 感染性腸炎(腸結核を除く)
32巻6号(1997年5月発行)
今月の主題 早期胃癌から進行癌への進展
32巻5号(1997年4月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の食道表在癌
32巻4号(1997年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫症―最近の知見
32巻3号(1997年2月発行)
特集 炎症性腸疾患1997
32巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌―縮小手術をめざして
32巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 胃sm癌の細分類―治療法選択の指標として
31巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の自然史
31巻12号(1996年11月発行)
今月の主題 未分化型小胃癌はなぜ少ないか
31巻11号(1996年10月発行)
今月の主題 微細表面構造からみた大腸腫瘍の診断
31巻10号(1996年9月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除後の経過
31巻9号(1996年8月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的粘膜切除―適応拡大をめぐる問題点
31巻8号(1996年7月発行)
今月の主題 Helicobacter Pyloriと胃リンパ腫
31巻7号(1996年6月発行)
今月の主題 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)
31巻6号(1996年5月発行)
今月の主題 食道dysplasia―経過観察例の検討
31巻5号(1996年4月発行)
今月の主題 表層拡大型早期胃癌
31巻4号(1996年3月発行)
今月の主題 新しいCrohn病診断基準(案)
31巻3号(1996年2月発行)
特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
31巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 いわゆる表層拡大型大腸腫瘍とは
31巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫
30巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 小腸画像診断の新しい展開
30巻12号(1995年11月発行)
今月の主題 大腸腺腫の診断と取り扱い
30巻11号(1995年10月発行)
今月の主題 食道表在癌の発育進展―症例から学ぶ
30巻10号(1995年9月発行)
今月の主題 微小胃癌
30巻9号(1995年8月発行)
今月の主題 胃の平滑筋腫と平滑筋肉腫―新しい視点を求めて
30巻8号(1995年7月発行)
今月の主題 表層拡大型食道表在癌
30巻7号(1995年6月発行)
今月の主題 大腸の悪性リンパ腫
30巻6号(1995年5月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍の形態を示した胃癌
30巻5号(1995年4月発行)
今月の主題 colitic cancer―微細診断をめざして
30巻4号(1995年3月発行)
今月の主題 腸結核
30巻3号(1995年2月発行)
特集 早期食道癌1995
30巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 表面型大腸癌の発育と経過
30巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 胃癌の診断と治療―最近の動向
29巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 上部消化管病変の特徴からみた全身性疾患
29巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその臨床
29巻11号(1994年10月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその意義
29巻10号(1994年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の分化型癌
29巻9号(1994年8月発行)
今月の主題 食道のヨード不染帯
29巻8号(1994年7月発行)
今月の主題 胆管癌の画像と病理
29巻7号(1994年6月発行)
今月の主題 多発胃癌
29巻6号(1994年5月発行)
今月の主題 アフタ様病変のみのCrohn病
29巻5号(1994年4月発行)
今月の主題 大腸Crohn病―非定型例の診断を中心に
29巻4号(1994年3月発行)
今月の主題 食道粘膜癌―新しい病型分類とその診断
29巻3号(1994年2月発行)
特集 早期大腸癌1994
29巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 胃良・悪性境界病変の生検診断と治療方針
29巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える
28巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的根治切除―適応拡大の可能性と限界を探る
28巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 消化管ポリポーシス―最近の知見
28巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 大腸癌の深達度診断
28巻10号(1993年9月発行)
今月の主題 胃悪性リンパ腫―診断の変遷
28巻9号(1993年8月発行)
今月の主題 虚血性腸病変の新しい捉え方
28巻8号(1993年7月発行)
今月の主題 大腸癌存在診断の実態―m癌を除く
28巻7号(1993年6月発行)
今月の主題 十二指腸腫瘍
28巻6号(1993年5月発行)
今月の主題 大腸腫瘍切除後の経過追跡
28巻5号(1993年4月発行)
今月の主題 腸管アフタ様病変
28巻4号(1993年3月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(2)臨床経過と難治化の要因
28巻3号(1993年2月発行)
特集 早期胃癌1993
28巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除術
28巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 胃癌は変わったか―その時代的変遷
27巻12号(1992年12月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(1)治癒予測を中心に
27巻11号(1992年11月発行)
今月の主題 大腸pm癌
27巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 胃癌の深達度診断mとsmの鑑別―内視鏡的治療のために
27巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 逆流性食道炎を見直す
27巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍の臨床診断の諸問題
27巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 出血を来した小腸病変の画像診断
27巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 早期大腸癌の病理診断の諸問題―小病変の診断を中心に
27巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌診断の現状
27巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 大腸のいわゆる結節集簇様病変
27巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 腸型Behçet病・simple ulcerの経過
27巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度を読む
27巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 胃癌の自然史を追う―経過追跡症例から
26巻12号(1991年12月発行)
今月の主題 集検発見胃癌の特徴
26巻11号(1991年11月発行)
今月の主題 膠原病と腸病変
26巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 胃癌の組織型分類とその臨床的意義
26巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌の診断に迫る―潰瘍の良・悪性の鑑別
26巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌の治療
26巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 大腸sm癌の診断
26巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過
26巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の長期経過
26巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(2)―内視鏡的根治切除の評価
26巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(1)―根治を目的として
26巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 食道“dysplasia”の存在を問う
26巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 早期胃癌―診断の基本と方法
25巻12号(1990年12月発行)
今月の主題 早期胃癌類似進行癌の診断
25巻11号(1990年11月発行)
今月の主題 直腸のいわゆる粘膜脱症候群
25巻10号(1990年10月発行)
今月の主題 中垂腫瘤
25巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 早期食道癌を問う
25巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 臨床経過からみた胃生検の問題点
25巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 小さな表面型(Ⅱ型)大腸上皮性腫瘍
25巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(2)―大腸病変を中心に
25巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(1)―小腸・回盲部病変を中心に
25巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 Barrett食道
25巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 胃癌の切除範囲をどう決めるのか
25巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 膵囊胞性疾患―動態診断の基礎と臨床
25巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 上部消化管X線検査の現状の反省と将来―検査モデルを求めて
24巻12号(1989年12月発行)
今月の主題 小さな未分化型胃癌―分化型と比較して
24巻11号(1989年11月発行)
今月の主題 いわゆる“十二指腸炎”の諸問題
24巻10号(1989年10月発行)
今月の主題 分類困難な腸の炎症性疾患
24巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 胃粘膜下腫瘍の診断―現況と進歩
24巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 腸のカルチノイド
24巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 胆道疾患の非手術的治療の進歩
24巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 急性胃粘膜病変(AGML)
24巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(2)
24巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 胃・十二指腸出血の非手術的治療
24巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(2)
24巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(1)
24巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 噴門部陥凹型早期胃癌の診断
23巻12号(1988年12月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(1)
23巻11号(1988年11月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―逆追跡症例を中心に
23巻10号(1988年10月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌
23巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 大腸内視鏡検査法―手技を中心として
23巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 小さな膵癌―小病変の鑑別診断をめぐって
23巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 微小胃癌診断―10年の進歩
23巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 びまん浸潤型大腸癌と転移性大腸癌
23巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍と超音波内視鏡
23巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 内視鏡的胃粘膜切除の臨床―ジャンボ・バイオプシーをめぐって
23巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化管形態診断の将来はどうあるべきか
23巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(2)
23巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 X線・内視鏡所見と切除標本・病理所見との対比(胃)
22巻12号(1987年12月発行)
今月の主題 早期食道癌の問題点
22巻11号(1987年11月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(1)
22巻10号(1987年10月発行)
今月の主題 胃のDieulafoy潰瘍
22巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の癌―Ⅱcを中心として
22巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 陥凹型早期大腸癌
22巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 腸結核と癌
22巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 胃の腺腫とは―現状と問題点
22巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 胆囊癌の診断―発育進展を中心に
22巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 小さな大腸癌―早期診断のために
22巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 直腸・肛門部病変の新しい診かた
22巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 陥凹型早期胃癌の深達度診断
22巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 電子スコープの現況
21巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 大腸のvillous tumor
21巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 消化性潰瘍のトピックス(2)―胃粘膜防御機構を中心に
21巻10号(1986年10月発行)
受容体拮抗薬のもたらした諸問題
21巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎と大腸癌
21巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 胃癌肉眼分類の問題点―進行癌を中心として
21巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 膵の囊胞性疾患―その診断の進歩
21巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 大腸生検の問題点―炎症性疾患の経過を中心に
21巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 早期胆嚢癌―その診断の進歩
21巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌の診断
21巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 大腸早期癌診断におけるX線と内視鏡との比較
21巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(2)
21巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(1)
20巻12号(1985年12月発行)
今月の主題 食道癌の早期診断
20巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 内視鏡的乳頭括約筋切開術の長期成績
20巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 大腸ポリペクトミー後の経過
20巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 胃癌診断におけるルーチン検査の確かさ―部位別・大きさ別の検討
20巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 大腸癌の発育・進展
20巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 小腸診断学の進歩―実際から最先端まで
20巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 慢性胃炎をどう考えるか
20巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 食道静脈瘤の硬化療法
20巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 膵・胆道の形成異常
20巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 大腸診断学の歩みと展望
20巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―良性疾患を中心として
20巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―早期胃癌を中心として
19巻12号(1984年12月発行)
今月の主題 消化管癌の診断におけるUS・CTの役割
19巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 膵癌の治療成績
19巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 胃生検の問題点
19巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の治癒判定
19巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 胃癌の内視鏡的治療
19巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 早期胃癌の再発死亡例をめぐって
19巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 大腸腺腫症の経過と予後
19巻5号(1984年5月発行)
受容体拮抗薬の位置づけ
19巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 肝内結石症―最近の知見をめぐって
19巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 Crohn病の経過
19巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(2)
19巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(1)
18巻12号(1983年12月発行)
今月の主題 Crohn病の診断
18巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 逆流性食道炎
18巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見
18巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(2)―診断の現状
18巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌
18巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―治療と経過を中心に
18巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(1)―良性病変と鑑別困難な早期癌
18巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 消化管の悪性病変と皮膚病変
18巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 急性腸炎(2)―主として感染性腸炎
18巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
18巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎
18巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 臨床の場における上部消化管スクリーニング法―X線と内視鏡
17巻12号(1982年12月発行)
今月の主題 残胃の癌
17巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(2)技術の進歩と展開
17巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(1)診断能と限界―特に総合画像診断における位置づけ
17巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 小腸X線検査法の進歩
17巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の病態生理
17巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(3)―早期胆道癌の診断を目指して
17巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(3)―臨床と病理
17巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 胃の隆起性病変(polypoid lesion)―その形態と経過
17巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(2)―陥凹型症例
17巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例
16巻12号(1981年12月発行)
今月の主題 胃のⅡb病変
16巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(2)―胆管異常を中心として
16巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(2)
16巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(1)
16巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
16巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 実験胃癌とヒト胃癌
16巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として
16巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過
16巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(3)―鑑別
16巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理
16巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫
16巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 早期胃癌は変貌したか
15巻12号(1980年12月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2)
15巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1)
15巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
15巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(1)―悪性リンパ腫
15巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 大腸憩室
15巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 消化管出血と非手術的止血
15巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 小膵癌診断への挑戦
15巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 胃のGiant Rugae
15巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃早期癌と比較して
15巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 症例特集
15巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 腺境界と胃病変
15巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 胃病変の時代的変貌
14巻12号(1979年12月発行)
今月の主題 胃癌の化学療法
14巻11号(1979年11月発行)
今月の主題 急性胃病変と慢性胃潰瘍の関連をめぐって
14巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 消化管の健診を考える
14巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 微小胃癌
14巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(2)―Intestinal Behcetを中心に
14巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(1)―いわゆる“Simple Ulcer”を中心に
14巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 消化管と血管病変
14巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 X線と内視鏡との協力
14巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)
14巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(1)
13巻12号(1978年12月発行)
今月の主題 クローン病(3)―疑診例を中心に
13巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 食道・胃 境界領域癌の問題点
13巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 胃・十二指腸 併存潰瘍
13巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 腸結核(3)―疑診例を中心に
13巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
13巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 慢性膵炎
13巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の治療の検討
13巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化管粘膜拡大観察と病態生理
13巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 クローン病(2)
13巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 クローン病(1)
13巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性胃潰瘍とその周辺
13巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 胃癌の発育経過
12巻12号(1977年12月発行)
今月の主題 腸結核(2)―大腸を主として
12巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として
12巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(2)
12巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(1)
12巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 残胃病変
12巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 胆道癌の診断と治療
12巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 高齢者の胃病変の特徴
12巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変
12巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 S状結腸癌
12巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 胃癌―5年以後の再発
11巻12号(1976年12月発行)
今月の主題 放射線診断の最近の進歩
11巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 Endoscopic Surgery
11巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 胃スキルスの病理
11巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
11巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の趨勢
11巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 pm胃癌
11巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 食道・噴門境界部の病変
11巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 胃潰瘍癌の考え方
11巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 研究・症例特集
11巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 早期食道癌
11巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 小腸疾患の現況
11巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類の再検討
10巻12号(1975年12月発行)
今月の主題 全身性疾患と消化管
10巻11号(1975年11月発行)
今月の主題 胃の良・悪性境界領域病変
10巻10号(1975年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻9号(1975年9月発行)
今月の主題 消化管疾患の新しい診断法
10巻8号(1975年8月発行)
今月の主題 クローン病とその周辺
10巻7号(1975年7月発行)
今月の主題 消化管の非上皮性腫瘍
10巻6号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管憩室
10巻5号(1975年5月発行)
今月の主題 消化管カルチノイド
10巻4号(1975年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 胃ポリープの癌化をめぐって
10巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 胃粘膜―(2)潰瘍,ポリープの背景として
10巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 胃粘膜―(1)早期胃癌の背景として
9巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(2)―膵炎を中心に
9巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(1)―膵炎を中心に
9巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 消化管の特殊なポリポージス
9巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 胃潰瘍の最近の問題点
9巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 盲腸・上行結腸の診断
9巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 胃を除く上腹部腫瘤の診断
9巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 意外な進展を示す胃癌
9巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 内視鏡的ポリペクトミー
9巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 食道・腸の生検
9巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 胃の生検
8巻12号(1973年12月発行)
今月の主題 十二指腸疾患の最新の診断
8巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 表層拡大型胃癌
8巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の良・悪性の鑑別診断
8巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 早期胃癌と線状潰瘍の合併
8巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 消化管出血の緊急診断
8巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 大腸疾患 最新の話題
8巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 胃癌の経過
8巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内視鏡的膵・胆管造影
8巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 消化管の悪性リンパ腫
8巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 急性胃病変の臨床
7巻12号(1972年12月発行)
今月の主題 腸の潰瘍性病変
7巻11号(1972年11月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部病変
7巻10号(1972年10月発行)
今月の主題 食道炎と食道静脈瘤
7巻9号(1972年9月発行)
今月の主題 胃集検で発見された胃潰瘍
7巻8号(1972年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
7巻7号(1972年7月発行)
今月の主題 若年者の消化管癌
7巻6号(1972年6月発行)
今月の主題 胃癌浸潤程度の診断
7巻5号(1972年5月発行)
今月の主題 悪性サイクル
7巻4号(1972年4月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類起草10年
7巻3号(1972年3月発行)
今月の主題 早期胃癌臨床診断の実態(診断成績の推移と問題点)
7巻2号(1972年2月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌
7巻1号(1972年1月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌
6巻13号(1971年12月発行)
今月の主題 Ⅱa+Ⅱc型早期胃癌
6巻12号(1971年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
6巻11号(1971年10月発行)
今月の主題 胃前壁病変の診断
6巻10号(1971年9月発行)
今月の主題 便秘と下痢
6巻9号(1971年8月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の病変
6巻8号(1971年7月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の診断
6巻7号(1971年6月発行)
今月の主題 腸上皮化生
6巻5号(1971年5月発行)
今月の主題 症例特集号
6巻6号(1971年5月発行)
特集 胃集団検診
6巻4号(1971年4月発行)
今月の主題 消化管穿孔
6巻3号(1971年3月発行)
今月の主題 早期胃癌と紛らわしい病変
6巻2号(1971年2月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌
6巻1号(1971年1月発行)
今月の主題 隆起性早期胃癌
5巻13号(1970年12月発行)
今月の主題 胃潰瘍の再発・再燃
5巻12号(1970年11月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻11号(1970年10月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃を除く消化器の早期癌(2)
5巻10号(1970年9月発行)
今月の主題 胃を除く消化器の早期癌(1)
5巻9号(1970年8月発行)
今月の主題 高位の胃病変
5巻8号(1970年7月発行)
今月の主題 診断された微小胃癌
5巻7号(1970年6月発行)
特集 胃生検特集
5巻6号(1970年6月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻5号(1970年5月発行)
今月の主題 早期胃癌再発例の検討
5巻4号(1970年4月発行)
今月の主題 胆のう胆道疾患診断法の最近の進歩
5巻3号(1970年3月発行)
今月の主題 胃肉腫
5巻2号(1970年2月発行)
今月の主題 線状潰瘍
5巻1号(1970年1月発行)
今月の主題 胃癌の経過
4巻12号(1969年12月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎
4巻11号(1969年11月発行)
今月の主題 十二指腸の精密診断
4巻10号(1969年10月発行)
今月の主題 早期癌とその周辺
4巻9号(1969年9月発行)
今月の主題 胃癌の5年生存率
4巻8号(1969年8月発行)
今月の主題 X線・内視鏡で良性様所見を呈した生検陽性例
4巻7号(1969年7月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(2)
4巻6号(1969年6月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(1)
4巻5号(1969年5月発行)
今月の主題 稀な胃病変
4巻4号(1969年4月発行)
今月の主題 小腸の検査法
4巻3号(1969年3月発行)
今月の主題 胃癌深達度の診断と経過観察
4巻2号(1969年2月発行)
今月の主題 上部消化管の出血
4巻1号(1969年1月発行)
今月の主題 大彎側の病変
3巻13号(1968年12月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌の経過
3巻12号(1968年11月発行)
今月の主題 多発胃癌
3巻11号(1968年10月発行)
今月の主題 食道
3巻10号(1968年9月発行)
今月の主題 直視下診断法
3巻9号(1968年8月発行)
今月の主題 消化管の医原性疾患
3巻8号(1968年7月発行)
今月の主題 進行癌の問題点
3巻7号(1968年6月発行)
今月の主題 胃癌の発生
3巻6号(1968年6月発行)
今月の主題 前癌病変としての胃潰瘍とポリープの意義
3巻5号(1968年5月発行)
今月の主題 胃の巨大皺襞
3巻4号(1968年4月発行)
今月の主題 胃の食物輸送機能
3巻3号(1968年3月発行)
今月の主題 大腸・直腸
3巻2号(1968年2月発行)
今月の主題 胃集団検診と早期胃癌
3巻1号(1968年1月発行)
今月の主題 早期胃癌研究の焦点
2巻12号(1967年12月発行)
今月の主題 小腸
2巻11号(1967年11月発行)
今月の主題 慢性胃炎2
2巻10号(1967年10月発行)
今月の主題 慢性胃炎1
2巻9号(1967年9月発行)
今月の主題 胃の多発性潰瘍
2巻8号(1967年8月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍
2巻7号(1967年7月発行)
今月の主題 胃切除後の問題
2巻6号(1967年6月発行)
今月の主題 胃のびらん
2巻5号(1967年5月発行)
今月の主題 早期胃癌の鑑別診断
2巻4号(1967年4月発行)
今月の主題 胃微細病変の診断
2巻3号(1967年3月発行)
今月の主題 胃液分泌の基礎と臨床
2巻2号(1967年2月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔2〕
2巻1号(1967年1月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔1〕