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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻4号

1992年04月発行

文献概要

今月の主題 大腸のいわゆる結節集簇様病変 主題

結節集簇様大腸病変―私の意見

著者: 望月福治1

所属機関: 1仙台市医療センター消化器科

ページ範囲:P.431 - P.431

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 villous tumorとは性状を異にし,Ⅱa型類似の扁平な隆起を呈する結節集籏様病変は,報告者によって種々の名称で呼ばれている.また,症例についてみても形態の捉え方に幅があるようである.

 1.形態的にみた結節集簇様病変

 表面の形状をみると,①一見,結節状にみえるが,溝状の模様の形をとるもの(Fig. 1a),②結節顆粒状(Fig. 1b)であるもの(色素内視鏡によって顆粒性状がより明瞭となる),③Fig. 1bの形態をとるがごく小さいもの,④Fig. 1bの平盤な結節状隆起の一部にⅠ+Ⅱa様に高い隆起が並存するもの(Fig. 1c),などが混在している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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