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Coffee Break
早期胃癌1,000例から2,000例へ(5)―専門施設以外の3病院の奮闘
著者: 高木國夫1
所属機関: 1林外科病院
ページ範囲:P.433 - P.433
文献購入ページに移動 札幌の会で,早期胃癌1,000例を越えた施設の話をした折に,癌研と同時期に1,000例に達した横山胃腸科病院を知っていますか?と,若手・中堅の外科医に聞いてみたが,誰も答えてくれなかったのは,寂しい限りであった.その後,あちこちで早期胃癌1,000例を越えた施設について聞いてみたが,専門施設として癌研,国立がんセンター,大阪府立成人病センター,東京女子医大消化器病センター,愛知県立がんセンターまでの施設名が出て,時に横山胃腸科病院の名前が挙げられるが,残りの2施設名はどうしても出てこないのであった.
早期胃癌1,000例を越えた8施設の名前を一覧して,横山胃腸科病院,札幌厚生病院,福井県立病院の3施設が専門施設に伍して名を連ねていることは特記すべきである.ではこの3施設が早期胃癌1,000例以上を集積して,この表に名を連ねるようになったのはどうしてか,何故か,その理由を考えてもらいたい.この3病院について,私なりにその理由を書いてみたい.
早期胃癌1,000例を越えた8施設の名前を一覧して,横山胃腸科病院,札幌厚生病院,福井県立病院の3施設が専門施設に伍して名を連ねていることは特記すべきである.ではこの3施設が早期胃癌1,000例以上を集積して,この表に名を連ねるようになったのはどうしてか,何故か,その理由を考えてもらいたい.この3病院について,私なりにその理由を書いてみたい.
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