icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻4号

1992年04月発行

症例

Ⅱa+Ⅱc型の形成過程を追跡できた大腸sm癌の1例

著者: 吉田行哉1 田中達朗1 橋本光代1 星原芳雄1 山田直行1 早川和雄1 福地創太郎1 海上雅光2

所属機関: 1虎の門病院消化器科 2虎の門病院病理学科

ページ範囲:P.465 - P.468

文献概要

要旨 患者は49歳,女性.2年10か月の間,径6×5mmの無茎性隆起性病変から径11×10mmのⅡa+Ⅱcへ至った経過を注腸造影で追跡できた,横行結腸癌の症例である.切除材料では径9mmのsm1cの浸潤度を示すsm癌であった.癌のdoubling timeは12.9か月で比較的発育速度の早い癌と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら