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文献概要
今月の主題 早期大腸癌の病理診断の諸問題―小病変の診断を中心に 特集
早期大腸癌の病理組織診断―その差はどこにあるのか
著者: 石黒信吾1 岩下明徳2 加藤洋3 喜納勇4 小池盛雄5 下田忠和6 中村恭一7 渡辺英伸8
所属機関: 1大阪府立成人病センター病理 2福岡大学筑紫病院病理 3癌研究所病理 4浜松医科大学第1病理 5都立駒込病院病理 6東京慈恵会医科大学病理 7東京医科歯科大学第1病理 8新潟大学第1病理
ページ範囲:P.633 - P.666
文献購入ページに移動本号では,特に10mm以下の病変で,内視鏡写真,内視鏡的切除病変の実体顕微鏡写真,組織標本の揃った症例を,各施設から送っていただき,この中から33症例を選んだ本邦8人の病理医に33症例を回覧し,組織診断,癌の場合その診断根拠とカラー写真上に癌部分の指示をお願いした.各症例の代表顕微鏡写真は,病理医の誰かが最も悪い組織像とした部分,最も良い組織像とした部分,異なった意見になった部分,代表的部分を渡辺が撮影したものである.
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