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今月の症例
2.Ⅱc型早期胃癌の1例
著者: 中野浩1
所属機関: 1藤田保健衛生大学消化器内科
ページ範囲:P.754 - P.756
文献購入ページに移動 〔患者〕53歳,男性.主訴:心窩部痛.現病歴:入院1か月前に心窩部痛があり,胃内視鏡検査を受診し胃角前壁に潰瘍を伴う病変を指摘され,H 22ブロッカーを投与された.
〔胃X線所見〕腹臥位二重造影では,胃角前壁に淡い不整,類円形の陰影斑があり,その辺縁は微細鋸歯状である(Fig. 1).また,腹臥位二重造影像で陰影斑を正面像でみると,その中の小彎寄りに大きめの穎粒が集まり,その中に不整形の小陰影斑を認める(Fig. 2).
〔胃X線所見〕腹臥位二重造影では,胃角前壁に淡い不整,類円形の陰影斑があり,その辺縁は微細鋸歯状である(Fig. 1).また,腹臥位二重造影像で陰影斑を正面像でみると,その中の小彎寄りに大きめの穎粒が集まり,その中に不整形の小陰影斑を認める(Fig. 2).
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