文献詳細
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書評「Gastrointestinal Pathology and Its Clinical Implications」 フリーアクセス
著者: 田原榮一1
所属機関: 1広島大学第1病理
ページ範囲:P.786 - P.786
文献概要
この本は,2巻からなり,極めて内容が豊富である.第1巻ではまず,生検や手術材料の取り扱い,固定法,染色などを含む技術について,次いで,血管障害,放射線障害,免疫不全などを含め消化管全体を通して共通な疾患などが総論的に,そして,食道,胃,十二指腸,虫垂の疾患について,それぞれ各論的に記述されている.第2巻では,小腸,大腸の疾患について書かれているが,2巻とも,マクロ・ミクロと,X線写真あるいは内視鏡写真とがよく対応されており,しかもほとんどカラーである.
掲載誌情報