icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻7号

1992年07月発行

--------------------

書評「Gastrointestinal Pathology and Its Clinical Implications」 フリーアクセス

著者: 田原榮一1

所属機関: 1広島大学第1病理

ページ範囲:P.786 - P.786

文献概要

 今度,医学書院から“Lewin, et al: Gastrointestinal Pathology and Its Clinical Implications”という,1,488ページにも及ぶ膨大な本が出版された.

 この本は,2巻からなり,極めて内容が豊富である.第1巻ではまず,生検や手術材料の取り扱い,固定法,染色などを含む技術について,次いで,血管障害,放射線障害,免疫不全などを含め消化管全体を通して共通な疾患などが総論的に,そして,食道,胃,十二指腸,虫垂の疾患について,それぞれ各論的に記述されている.第2巻では,小腸,大腸の疾患について書かれているが,2巻とも,マクロ・ミクロと,X線写真あるいは内視鏡写真とがよく対応されており,しかもほとんどカラーである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら