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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻9号

1992年09月発行

文献概要

今月の主題 逆流性食道炎を見直す 主題 Ⅱ.逆流性食道炎の治癒経過―staging

逆流性食道炎の治癒過程-色素内視鏡によるstaging

著者: 幕内博康12 町村貴郎1 水谷郷一1 島田英雄1 菅野公司1 徳田裕1 田島知郎1 三富利夫1 大森泰2 重田廣昌2 菊永裕行2 熊谷義也3

所属機関: 1東海大学医学部外科 2慶應がんセンター 3三越診療所

ページ範囲:P.1029 - P.1038

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要旨 逆流性食道炎は臨床の場でよく遭遇する疾患であるが,ヨード染色やトルイジンブルー染色による色素内視鏡検査を行って詳細を検討する向きは少ない.ヨード染色による再生上皮の診断,食道びらん・潰瘍の良悪性の鑑別診断,食道炎の既往診断,トルイジンブルー染色による深達度診断,びらんと再生上皮の鑑別診断,トルイジンブルー・ヨード二重染色による逆流性食道炎の内視鏡所見について述べた.更に,逆流性食道炎の病期分類について崎田・三輪の胃潰瘍の病期分類に準じて作成した私案を呈示した.また,その病期分類の臨床応用上の問題点につき検討し,逆流性食道炎の記載基準についても言及した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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