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文献詳細

雑誌文献

胃と腸27巻9号

1992年09月発行

文献概要

今月の主題 逆流性食道炎を見直す 座談会

逆流性食道炎を見直す

著者: 原澤茂1 羽生信義2 河野辰幸3 村上祥子4 末岡伸夫5 喜納勇6 神津照雄7 川井啓市8

所属機関: 1東海大学・内科6 2東京慈恵会医科大学・第2外科 3東京医科歯科大学・第1外科 4広島大学・第1内科 5日本医科大学・第3内科 6浜松医科大学・第1病理 7千葉大学・第2外科 8京都府立医科大学・公衆衛生

ページ範囲:P.1052 - P.1067

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 神津 皆さんお忙しい中をお集まりいただき,ありがとうございます.本日は「逆流性食道炎を見直す」というテーマで座談会を開かせていただきます.

 逆流性食道炎は,「胃と腸」では約10年前の第18巻第11号で主題として取り上げられましたが,それ以降は特集されておりません.この間に症例数の増加もありますし,診断や治療法も変わってきました.また,食道疾患研究会,あるいは国際食道疾患会議日本部会などでもワーキング・グループができて,逆流性食道炎の分類をもう1回見直そうという動きが出てきています.今日は,このような時代的背景もあり,最近の10年間の進歩をみて,逆流性食道炎を共通の所見で,何とか共通の言語で捉えることができないか,そのようなことを討論していきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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