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文献概要
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書評「「救急マニュアル―救急初療から救命処置まで」第2版」
著者: 大塚敏文1
所属機関: 1日本医科大学救命医学
ページ範囲:P.50 - P.50
文献購入ページに移動 わが国の救急医療体制は1977年厚生省が「救急医療対策事業実施要綱」を打ち出して以来,初期,二次,三次救急医療体制が急速に進み,救急告示医療機関制度と共に次第に充実してきた.全国各地に救急医療施設は整備され,今や施設数よりその中で行われる医療の質を問われる時代に突入してきている.
一方,それらの救急医療施設に勤務し,日夜救急患者に接し治療を行っている医師たちの多くは系統的な救急医学の講義は受けておらず,患者を前にして戸惑いを感じられることも少なからずあろうと思う.
一方,それらの救急医療施設に勤務し,日夜救急患者に接し治療を行っている医師たちの多くは系統的な救急医学の講義は受けておらず,患者を前にして戸惑いを感じられることも少なからずあろうと思う.
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