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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻1号

1993年01月発行

文献概要

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海外文献紹介「オメプラゾール惹起性の高ガストリン血症は結腸癌の成長に影響を与えない」 フリーアクセス

著者: 鈴木隆史1

所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科

ページ範囲:P.58 - P.58

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 Omeprazole-induced hypergastrinemia does not influence growth of colon carcinoma: Graffner H, et al (Dig Dis Sci 37: 485-489, 1992)

 大腸粘膜や腺癌はガストリン受容体を有していると考えられており,最近の研究で,大腸癌やポリープ患者に高頻度に高ガストリン血症の合併がみられるとか,外因性のガストリンが大腸由来の新生物の成長を促進するといった報告も散見される.今回の検討の目的は,オメプラゾール惹起性の内因性の高ガストリン血症が皮下移植されたマウス大腸癌(MC-26)の増殖にいかに作用するかを明らかにすることである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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