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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻1号

1993年01月発行

早期胃癌研究会

1992年10月の例会から

著者: 伊藤誠1 西俣寛人2

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1内科 2鹿児島大学医学部第2内科

ページ範囲:P.104 - P.105

文献概要

 1992年10月度の早期胃癌研究会は,10月21日,伊藤(名市大1内)と西俣(鹿大2内)の司会で開催された.

 症例検討に入る前に,9月度例会の,fラインに沿って多発した微小カルチノイドの症例について,発表施設の福井県立病院・鍵谷から病理の追加説明がなされた.先月問題とされた点は,胃角近傍の小彎を跨ぐ線状潰瘍瘢痕の幅が出題者の病理説明では狭すぎるのではないか,線状瘢痕とカルチノイドとは位置的に関係があるかどうかということであった.説明では,Ul-Ⅲの線状瘢痕の幅は指摘どおり先回の説明より広く,一部のカルチノイドは線状瘢痕部にも存在したが,ほとんどは瘢痕と無関係であったことが追加された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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