文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「大腸癌患者の経過観察は価値があるのか」
著者: 小野博美1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.1378 - P.1378
文献購入ページに移動 Is follow-up of colorectal cancer patients worthwhile?: Safi F, et al(Dis Colon Rectum 36: 636-644, 1993)
ウルム大学外科部で,1978年から1989年の10年間に1,399人(男性777人,女性622人)の大腸癌患者が治療を受けた.平均年齢は63歳(18歳から94歳)であり,1,399人のうち,遠隔転移のない1,054人が治癒的切除を受け,術後,以下の計画で経過観察した.身体所見,末梢血生化学所見,腫瘍マーカー(CEA),便潜血反応は4か月ごと,超音波,胸部X線,注腸造影,内視鏡,CTは約1年ごとに実施し,術後5年間の経過観察を行った.
ウルム大学外科部で,1978年から1989年の10年間に1,399人(男性777人,女性622人)の大腸癌患者が治療を受けた.平均年齢は63歳(18歳から94歳)であり,1,399人のうち,遠隔転移のない1,054人が治癒的切除を受け,術後,以下の計画で経過観察した.身体所見,末梢血生化学所見,腫瘍マーカー(CEA),便潜血反応は4か月ごと,超音波,胸部X線,注腸造影,内視鏡,CTは約1年ごとに実施し,術後5年間の経過観察を行った.
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