icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻13号

1993年12月発行

文献概要

--------------------

書評「消化器切除標本の取扱い方」

著者: 西満正1

所属機関: 1癌研究会附属病院

ページ範囲:P.1476 - P.1476

文献購入ページに移動
 著者は私の最も敬愛する,しっかりした癌外科医の1人である.難治癌に挑戦し世界に誇るべきすばらしい成績をあげている理由が,この本を読めばよくわかる.外科医にとって,手術材料の観察,記載,撮影,固定,切り出しが重要なことは言うまでもない.

 物ありて形,心の

  生まるなり形のなくば

   物,心なし

 肉眼形態学はすべての基準であり,最近の画像診断の進歩によりますます重要で面白いものになった.この本はその重要さ,面白さをよく教えてくれる,一見,面白おかしく書いてあるが,その核心を突く洞察力は抜群である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?