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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻3号

1993年02月発行

特集 早期胃癌1993

主題 Ⅰ.見つけ出し診断の実際

早期胃癌見つけ出し診断のためのルーチン内視鏡検査

著者: 八尾恒良1 竹中国昭1 櫻井俊弘1 松井敏幸1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院内科・消化器科

ページ範囲:P.45 - P.55

文献概要

要旨 早期胃癌見つけ出しのための内視鏡診断能を左右するものは,①経験と読影力,①良い条件で観察する習慣,①一定の観察手順で検査すること,①異常所見を遠見と近接観察,観察方向を変えて観察する,空気量を増減して観察する,などのテクニック,①適切な器種を選択すること,①生検のテクニックとその解釈,などである.①の向上のためには所見会などで多くの症例を検討すること,①は所見会で術者の欠点を指摘し合うこと,①はルーチン検査法を確立すること,①は直視型内視鏡の欠点と利点を知ること,①は至適距離で正面から観察することが必要なこと,生検診断は観察した内視鏡診断と合わせて判断すること,などが必要であることを述べた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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