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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻3号

1993年02月発行

特集 早期胃癌1993

鼎談

早期胃癌黎明期の回想

著者: 白壁彦夫1 高木國夫2 八尾恒良3

所属機関: 1早期胃がん検診協会 2林外科病院 3福岡大学筑紫病院消化器科

ページ範囲:P.147 - P.160

文献概要

 八尾 本日は「早期胃癌黎明期の回想」というテーマで,白壁先生,高木先生から当時の話をいろいろお聞きするという大役を仰せつかりました.なぜいま「回想」かと申しますと,早期胃癌が定義づけられ,そしてその研究がほぼ完成するに至るまでの事情が,いまではほとんど忘れられてしまっています.いろいろな記録を繰ってみても,どれが本当なのかがだんだんわからなくなってきています.そういったところに,ちょうど「胃と腸」増刊号“早期胃癌1993”が企画されましたので,この機会にそのころの事情をできるだけ明らかにしておこうというのがこの「鼎談」の趣旨でございます.

 「鼎談」と申しましても,早期胃癌黎明期のころは私はまだ医師になっておりませんので,私はもっぱら読者代表の聞き手という役回りで,見当はずれの質問をするかもしれませんが,そのあたりは年齢に免じてお許しいただいて,早速お話を伺いたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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