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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻4号

1993年03月発行

文献概要

今月の主題 難治性胃潰瘍(2)臨床経過と難治化の要因 主題 Ⅰ.難治性胃潰瘍の経過

難治性胃潰瘍―手術が施行された症例の検討

著者: 岡崎幸紀1 長崎進1 南園義一1 戸田智博1 三浦修2 渡辺英伸3

所属機関: 1山口県厚生連周東総合病院内科 2防府消化器病センター防府胃腸病院 3新潟大学医学部第1病理

ページ範囲:P.270 - P.286

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要旨 難治性胃潰瘍と診断され手術された症例について,臨床経過,肉眼所見,組織学的所見,初診時検査所見について検討した.臨床的には再発潰瘍として経過していること,肉眼所見は基本的には不整,複雑な所見であり,組織学的には線維症分類(F分類),再生上皮分類(Reg分類)の組み合わせが難治性を表す方法として有用と思われた.初診時検査においても,潰瘍の不整さに注目する必要があると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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