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文献概要
用語の使い方・使われ方
架橋ひだ(bridging fold)
著者: 渕上忠彦1
所属機関: 1松山赤十字病院消化器科
ページ範囲:P.306 - P.306
文献購入ページに移動 隆起周囲より隆起表面に向かい橋が架かるようになだらかに途絶せずに移行するひだのことをいう.上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍との大きな鑑別点となる所見で,この所見が認められた場合はまず非上皮性腫瘍と考えてよい.例外的には,癌が周辺に,粘膜表層ではなく粘膜下に進展した場合にはこの所見を呈することがある.いずれにしても,組織構築上sm以深に腫瘍塊がある場合に,それによって形成された隆起が周囲粘膜を引っ張り上げて形成される.
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