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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻4号

1993年03月発行

文献概要

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編集後記

著者: 渡辺英伸

所属機関:

ページ範囲:P.368 - P.368

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 今回,難治性胃潰瘍の治癒予測を中心に27巻12号で,臨床経過と難治化要因を中心に28巻2号で取り上げた.難治性胃潰瘍は定義に問題があるのではなく,それがなぜ反復性持続性潰瘍であるのかにある.この解析には,今一度易治性胃潰瘍の総合的分析も必要であろう.

 画像診断の進歩,胃潰瘍の新しい病理の見方,新しい薬剤の登場,病態生理の進歩など,胃潰瘍の総合的分析時機は熟している.総合的分析のためには,各分野の専門家が一堂に会して,各例を検討し,次の検討項目に対する助言などを行う必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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