文献詳細
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海外文献紹介「大腸腺腫の発生と再発に関する食事性危険因子:症例対照研究」 フリーアクセス
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.559 - P.559
文献概要
著者らは,大腸腺腫の発生と再発に関する食事性危険因子を明らかにするため,以下の2つの症例対照研究を行った.1つは初発腺腫の研究で,初発腺腫患者286人と対照(現在も過去も大腸腫瘍症がない)480人との比較,もう1つは再発腺腫に関する研究で,再発腺腫の186人と330人の対照(腺腫の既往症があるが再発なし)との比較である.これらの人々に面談し,総脂肪,飽和脂肪,線維,蛋白,炭水化物,カロチン,ビタミンA,C,Eなどの摂取について調査した.
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