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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻6号

1993年05月発行

今月の主題 大腸腫瘍切除後の経過追跡

座談会

大腸腫瘍切除後の効果的サーベイランスはどうあるべきか

著者: 多田正大1 平田一郎2 金森俊成3 鶴田修4 今城眞人5 安藤正夫6 下田忠和7 森武生8 丸山雅一9 武藤徹一郎10

所属機関: 1京都第一赤十字病院第2内科 2大阪医科大学第2内科 3名古屋市立大学第1内科 4久留米大学第2内科 5草加市立病院外科 6仙台市医療センター消化器内科 7東京慈恵会医科大学病理 8東京都立駒込病院外科 9癌研究会附属病院内科 10東京大学第1外科

ページ範囲:P.560 - P.579

文献概要

 丸山 それでは座談会を始めさせていただきます.まず私のほうから口火を切らせていただきます.「大腸腫瘍切除後の経過追跡」という主題なのですが,最初にポリペクトミー後のサーベイランスの問題と,それから大腸癌術後の残存腸管のサーベイランスと,2つのトピックスに分けたいと思います.

 最初にポリペクトミー後のサーベイランスを取り上げます.このポリペクトミーは,実際には,大部分の腺腫,それから粘膜内癌,m癌と称するもの,更に,最近ではsm1と称する,非常に軽度な粘膜下層の浸潤を呈するsm癌も一部含まれます.しかし,長い時間経過でみると,恐らく大部分は腺腫かm癌ということになるだろうと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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