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文献詳細

雑誌文献

胃と腸28巻7号

1993年06月発行

文献概要

今月の主題 十二指腸腫瘍 主題症例

ポリペクトミーされた巨大なBrunner腺腫の1例

著者: 小山登1 小山洋1 伊藤晴夫1 松本都喜夫2 雑賀俊夫3

所属機関: 1小山消化器内科 2松本内科クリニック 3国立東静病院外科

ページ範囲:P.693 - P.696

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要旨 患者は66歳,女性.貧血を主訴に近医を受診し,上部消化管X線検査で十二指腸に隆起性病変が認められ精査目的で当院を受診.内視鏡検査で十二指腸球部に40×40mm大の有茎性ポリープが認められ,後日ポリペクトミーを施行.切除されたポリープは50×30×18mm大であった.内視鏡的にポリペクトミーされたBrunner腺腫は,これまでの報告では最大径60mmであるが,ポリープの全体の大きさを示す体積については,筆者らの症例がこれまでの報告中最大であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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