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海外文献紹介「良性の肛門直腸病変を持つ患者における大腸ファイバースコピィー」 フリーアクセス
著者: 澤木明1
所属機関: 1愛知県がんセンター消化器内科
ページ範囲:P.966 - P.966
文献購入ページに移動良性の肛門直腸病変を持つ患者に対して,大腸新生物と炎症性腸疾患の発生率を調べるために,prospective studyが行われた.痔核,裂肛,痔瘻,肛門膿瘍,肛門のコンジローマに罹患し,3年間以上経過観察された102人について検討された.対象は,消化器症状やそのほかの全身症状を伴わず,検査には大腸ファイバースコープが使用され,全例回盲部まで調べられた.全患者の平均年齢は53.5歳,男女比は1.6:1であった.
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