文献詳細
用語の使い方・使われ方
文献概要
本来この用語が使われるようになったのは,食道粘膜癌の深達度診断の細かい読影からである.ただ内視鏡観察時に見られる場合(Fig. 1)と切除標本の引き伸し固定が悪い場合に見られるひだ(Fig. 2,3)と混同されている.本来は前者の場合を言う.両者ともFig. 4のような畳目の近接模様に似ているところからニックネーム的に使われている.
内視鏡観察時にはヨート染色前にも出現することかあるが,ヨード染色後に出現することが多い.その際,意識的に出現を狙ってもなかなか出ないが,吸引を行いながらじっと待つとよい.そして出現しているときにタイミングよく病巣を撮影する.
内視鏡観察時にはヨート染色前にも出現することかあるが,ヨード染色後に出現することが多い.その際,意識的に出現を狙ってもなかなか出ないが,吸引を行いながらじっと待つとよい.そして出現しているときにタイミングよく病巣を撮影する.
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