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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻1号

1994年01月発行

文献概要

今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える 序説

表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える

著者: 白壁彦夫1 前納健二1 藤谷幹浩1

所属機関: 1早期胃がん検診協会

ページ範囲:P.17 - P.18

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 みれどもみえずの時代から,微小なものまでみえる,また,微小なⅡc型の癌,Ⅱb型の癌もみつけた,という1984,1985年の工藤の業績から時を経た.臨床の診断感覚も高められ,診断の自信も深められた.休むことなく刺激しあった1991年から1992年にかけては,研究業績が噴出した感がある.お蔭で沢山の材料が得られ,出そろった.そこで本誌の特集をみたのである.

 マクロ,実体顕微鏡,ミクロの所見は,おのおのがオーバーラップする領域がある.それらを含めて上記の手法で診断が考察されてきたことから,さて,肉眼分類はとなると,不純物を取り除けないようなもめごとも多かった.もめる原因は,そのほかにもある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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