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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻1号

1994年01月発行

文献概要

Coffee Break

「早期胃癌1993」の早期胃癌肉眼分類典型例をみて(1)

著者: 髙木國夫1

所属機関: 1林外科病院

ページ範囲:P.60 - P.60

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 早期胃癌研究会30周年記念大会が,1993年2月13日,ホテル・ニューオータニで開催された.1,250人の先生方が参集して成功裡に終わった大会の好印象を持ちながら,この大会に間に合った本誌増刊号の「早期胃癌1993」を手にすると,早期胃癌典型例11例が巻頭を飾っていた.この11例を通覧してまず気づいたのは,X線所見に比べて内視鏡所見,肉眼所見の呈示がお粗末に尽きることである.

 X線所見では色がない.だから,黒白で表現するには粘膜の凹凸をどのようにすればよいかをいつも考えている.一方,内視鏡検査では色があるから,色の変化に頼りすぎて,粘膜の凹凸を表現するのに色素撒布すればよいと甘く考えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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