icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻1号

1994年01月発行

文献概要

今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える 主題 2.微小な腫瘍の肉眼分類について a.内視鏡の立場から

判別式を用いた大腸腫瘍の形態分類の試み

著者: 金森俊成1 伊藤誠1 横山善文1 武内俊彦1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1内科

ページ範囲:P.61 - P.66

文献購入ページに移動
はじめに

 形態分類の有用性は,各形態がどれだけ独立した特徴を有するかに依存する.大腸腫瘍の形態分類においては既に隆起型と表面型に分けることが一般的になっており1),それぞれの特徴も報告されている2).しかし,報告者による表面型の定義,概念が異なるため,各例の比較検討が困難な場合も少なくない.そこでわれわれは,表面型の判定が客観的に行えるように判別式による判定を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?