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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻10号

1994年09月発行

文献概要

今月の症例

1.輪状狭窄型虚血性小腸病変の1例

著者: 今村哲理1 村島義男1 須賀俊博1 村岡俊二2 佐藤利宏2 山中剛之3

所属機関: 1札幌厚生病院消化器科 2札幌厚生病院病理 3南郷医院

ページ範囲:P.990 - P.991

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〔患者〕57歳,女性.主訴:腹満,悪心.既往歴:18歳時中垂切除術.家族歴:特記事項なし.合併症:大動脈弁閉鎖不全,洞性徐脈(入院後ペースメーカー使用).現病歴:1991年7月28日から主訴を訴えるようになった.南郷医院の小腸X線検査で異常を指摘され同年10月22日当科に入院.消化管障害を惹起する薬剤の服用歴はなかった.

〔小腸X線所見〕102病日の小腸二重造影検査では空腸に高度の漏斗状狭窄(矢印)を認め,その口側腸管の拡張もみられる(Fig. 1a, b).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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