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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻2号

1994年02月発行

用語の使い方・使われ方

Kammrötung(カムレートゥング)

著者: 小越和栄1

所属機関: 1県立がんセンター新潟病院内科

ページ範囲:P.135 - P.135

文献概要

 Kammrötungはドイツ語で,消化器内視鏡用語集には“胃の長軸に平行に走る発赤で,一般にひだの頂上にみられる”と記載されている.従来これは“櫛状発赤”とか“線状発赤”と呼ばれていたが,Kammは“櫛”と訳すよりも,ここで使用される意味はうねや波の背または山の稜線などの意味であるため,“うね状発赤”または“稜線状発赤”とでも訳したほうがより妥当である.

 Kammrötungは1936年Schindlerによって胃の内視鏡所見として記述されたのが最初と言われている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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