今,なぜ“早期大腸癌1994”か?
大腸癌はこの数年間,ブームと呼んでもよいほどいろいろな雑誌で特集が組まれ,学会のシンポジウムやパネルでも取り上げられている.これは,①大腸癌,殊に結腸癌の罹患率と死亡率の増加,②斉藤ら,竹下らによる免疫学的便潜血検査の開発,③その結果としての老健法による大腸癌集検の開始,④Shinyaに始まり,岡本(平),光島,工藤らによる大腸内視鏡検査の簡易化と普及,⑤ゴライテリー法による内視鏡前処置法の簡便化と確実化,⑥工藤らによる表面型大腸癌の発見とその意義に関する論議,⑦大腸癌に関する分子生物学の進展,などに基づくものであろう.
本誌でも1989年「大腸腺腫と癌①,②」,1990年「小さな表面型(Ⅱ型)大腸上皮性腫瘍」,1991年「大腸sm癌の診断」,「大腸sm癌の治療」1992年「大腸のいわゆる結節集簇様病変」,「早期大腸癌の病理診断の諸問題-小病変の診断を中心に」,「表面型大腸腫瘍の臨床診断の諸問題」,「大腸pm癌」,1993年「大腸腫瘍切除後の経過追跡」,「大腸癌存在診断の実態-m癌を除く」,など,「胃と腸」が「腸と胃」になったかと思うほどで目が回りそうである.
雑誌目次
胃と腸29巻3号
1994年02月発行
雑誌目次
特集 早期大腸癌1994
序説
早期大腸癌の今日と明日
著者: 八尾恒良
ページ範囲:P.2 - P.4
主題 Ⅰ.見つけ出し診断法 1.免疫便潜血検査
免疫便潜血検査
著者: 多田正大 , 北村千都 , 平田学 , 藤田欣也 , 伊藤義幸 , 柴峠光成 , 菅田信之 , 清水誠治 , 渡辺能行 , 川井啓市
ページ範囲:P.5 - P.11
要旨 免疫便潜血検査は糞便中のヒトヘモグロビンとのみが特異的に反応することを応用した検査法であるが,今日まで酵素免疫法(EIA),ラテックス法,免疫発色法,免疫発光法などが開発されてきた.2回検査することによって,Dukes Bの段階の大腸癌であれば,効率よくスクリーニングできることが評価されている.しかし早期大腸癌に限ってみると,いずれの方法でも陽性率は高くなく,その見つけ出しは不可能である.免疫便潜血検査は大腸癌の集団検診の目的に活用されるべきものであり,早期大腸癌の見つけ出しを目的とするものではない.大腸癌検診を行うに当たっては,毎年,検診を実施することが重要であり,前年に看過された早期癌は,翌年になって,より早い段階で発見しなければならない.
2.大腸癌の集団検診
大腸癌の集団検診―二次検診における問題点とその解決のための提言
著者: 丸山雅一
ページ範囲:P.13 - P.16
要旨 日本の医療の現状を考慮すれば,大腸癌の集団検診は時期尚早であることを強調した.大腸癌の集団検診を実施すれば,集団における死亡率の低下が期待できるという理由だけでこれを強行し,システムの不備は精神論で補うという方法論は,時代錯誤である.一方では,医師,看護婦をはじめ,メディカルスタッフの数を削減しようとする動きがあり,他方では,更にメディカルスタッフの増員を必要とするシステムを構築しようとする精神構造に疑問を抱かざるをえない.豊かさを追求する思想の延長線上に癌の集団検診を位置づけること自体が,現行の医療制度を危うくしている大きなファクターの1つではないだろうか.
3.X線検査
(1)前処置・造影剤・撮影手技
著者: 松川正明 , 栗原稔 , 竹本達哉 , 平嶋正直 , 菊地和人
ページ範囲:P.17 - P.22
要旨 大腸X線検査の前処置は今まで食餌制限と緩下剤から成っていたが,腸管内に残渣が多く認められるので,前処置の改善が求められていた.そこで,今回前処置を変えて,食餌制限として低脂肪・低残渣食と緩下剤としてビサコジル15mgと多量の等張性クエン酸マグネシウム溶液(体重1kg当たり25ml)を服用させ,更に腸管の蠕動を亢進させるシサプリドを追加することにより腸管内の残渣は著しく減少した.使用したバリウムの濃度は66%であった.撮影手技として下部大腸,左側結腸,右側結腸に分けて述べた.今までの撮影に横行結腸・下行結腸・上行結腸の前壁方向の撮影も追加し,撮影枚数は14枚となった.
(2)読影の実際
著者: 牛尾恭輔
ページ範囲:P.23 - P.31
要旨 注腸写真の読影は,直腸側から始め,漸次,口側に向かって進めていく.また,大腸では腸管が相互に重なることが多いため,腸管の辺縁を順次追っていく方法として,2本の指を使った“二指読影法”の精神が必要である.次に病変の見逃しをなくすためには,①いわゆる“やぶにらみ”に気をつける,②回盲弁と病変を見誤らないようにする,③腸管を中心部と辺縁部に分けて読影する,④半月ひだや直腸のHouston弁上の変化に気をつける,⑤わずかな粘膜ひだ集中の有無に気を配る,⑥管腔の曲面の異常を読み取る(曲面の診断学),ことが大切である.
(3)X線検査の精度
著者: 松井敏幸 , 津田純郎 , 八尾恒良 , 北原健二 , 竹中国昭
ページ範囲:P.33 - P.43
要旨 早期大腸癌と表面型腫瘍を対象にしてX線検査による見つけ出し診断の現況を分析した.隆起型病変の誤診率は内視鏡検査を基準にすると7.4~35%であった.誤診率は全大腸内視鏡検査を基準にすると高率となり,右側結腸に高い傾向があった.早期癌のうちsm癌の誤診率は0~37.5%と幅があり,誤診原因の主なものは見逃し(描出),右側結腸病変,多発病変症例であった.以上から,早期大腸癌の存在診断能を向上させるためには右側結腸の丁寧な検査とX線読影能の向上と前処置の改善が必要で,また全大腸内視鏡検査を頻用することが望ましい.表面型腫瘍のルーチンX線描出率・正診率は徐々に向上している.すなわち,Ⅱaでは5mmを超えると50%以上が,陥凹をみる型でも15~28%が正診され,再読影時の診断率は初回読影時の約2倍であった.更に精密X線検査では80%近い描出率がなされ,今後X線検査による診断能の向上が期待できる.
4.内視鏡検査
内視鏡検査(1)
著者: 工藤進英 , 日下尚志 , 中嶋孝司 , 飯沼元 , 高木篤 , 三浦宏二 , 広田茂 , 柴田裕 , 桧森昌門 , 田村智 , 阿部陽一郎 , 今井靖
ページ範囲:P.45 - P.54
要旨 陥凹型を含む表面型早期大腸癌を発見するためには,淡い発赤,褪色の色調変化を的確に捉える内視鏡診断を心がけなければならない.詳細な観察を行い,存在診断を的確に行い,腫瘍の硬さをみる空気変形の観察,色素撤布による無名溝消失所見,病変の拡がり,辺縁所見などを迅速に観察することが必要である.最後に拡大を上げpit pattern診断を行う.pit pattern診断は微小病変を扱うには不可欠な作業である.陥凹型はⅢs,Ⅴ型を確認することであり,隆起型も含めpit patternのamorphous signを見ることが重要である.陥凹型癌は微小でもsm浸潤するものが多く,大腸癌の初期病変として見逃してはならないものである.
内視鏡検査(2)
著者: 長廻紘 , 田淵正文 , 田中良基 , 杉山茂樹
ページ範囲:P.55 - P.62
要旨 早期大腸癌の内視鏡的見つけ出し診断法について,主として表面型腫瘍を念頭に置いて検討した.小さな表面型腫瘍は大腸内に均等に(面積に比例して)存在するので,大腸全体を同じ集中力で検査する.盲点をより少なくするためには体位変換とスコープの出し入れ,反転観察などを頻繁に行う.そのほかに前処置を完壁に行い,使用可能なうちで最も解像度の高いスコープを用いることも重要である.
内視鏡検査(3)
著者: 斎藤征史 , 井上博和 , 本山展隆 , 加藤俊幸 , 丹羽正之 , 小越和栄
ページ範囲:P.63 - P.68
要旨 大腸内視鏡による早期大腸癌の見つけ出し診断法について述べる.早期癌の診断には,①内視鏡観察法,②病変の発見法,③見逃しの傾向と対策が重要である.①内視鏡観察法:内視鏡による観察の要点は十分に管腔を拡げ,観察は挿入時と抜去時に十分に行い,体位の変換や反転などにより盲点を少なくすることである.②病変の発見法:病変の拾い上げはわずかな発赤,びらん,凹凸,出血,白斑の発見に努め,更に色素撒布法などを併用し病変の確認と質的診断をし,内視鏡的切除により診断と治療を行うことである.③見逃しの傾向と対策:内視鏡による見逃しは経過観察例の数%にみられ,(a)多発例に多い,(b)haustraの強い直腸や右側結腸に多い,(c)扁平・陥凹病変が多い,(d)10mm以下の小病変が多い傾向がみられる.この見逃しは完全になくすることは不可能であり,根本的には時間をかけて観察することにより見逃しは減少する.しかし,効率を考えると短期間の定期的経過観察による見逃し病変の拾い上げがより重要と考える.
5.X線・内視鏡による同日併用法
X線・内視鏡による同日併用法
著者: 望月福治 , 松永厚生 , 安藤正夫 , 富永現 , 野村美樹子 , 藤田直孝 , 長南明道 , 池田卓
ページ範囲:P.69 - P.76
要旨 筆者らが大腸集検の二次検診に導入したX線・内視鏡同日併用検査法(同日併用法)は厚生省の「大腸がん検診マニュアル」にも精検法の1つとして推奨されている.しかし,本法はメリットと共にデメリットも指摘されている.同日併用法に,内視鏡の挿入法,X線検査は付着性の高い高濃度のバリウムを使用するなど改良を加えた新同日併用法は,X線単独法と比較し,X線の画質が劣るものでなく,また,S状結腸内視鏡検査によるS状結腸の癌の発見率も変わらなかった.
Ⅱ.精密検査
1.大腸癌の深達度診断―X線検査を中心に
著者: 渕上忠彦 , 平川雅彦
ページ範囲:P.77 - P.83
要旨 X線検査による側面像を指標とした深達度診断は有力な手法であるが,側面像の撮影が早期癌では約半数でしかできない.そこで,正面像から得られる所見,①肉眼形態,②大きさ,③腺腫成分の有無,④病変部の性状(隆起型の表面性状,陥凹型の周辺性状),⑤病変部の伸展性(空気量の変化による形態変化),を指標として組み合わせることにより,より細かい深達度診断が可能であることを筆者の成績をもとに述べた.X線検査を主体として述べたが,深達度診断を行うには,X線検査にこだわる必要はなく,内視鏡検査,生検所見などから多くの情報を集め総合的に判定すべきである.
2.早期大腸癌の深達度診断―内視鏡および実体顕微鏡所見を中心に
著者: 鶴田修 , 有馬信之 , 豊永純 , 河野弘志 , 藤崎一浩 , 居石哲冶 , 入江章 , 池田英雄 , 佐々木英 , 谷川久一 , 井手耕一 , 長田英輔 , 笹栗靖之 , 森松稔
ページ範囲:P.85 - P.97
要旨 早期大腸癌395病変(m癌341病変,sm癌54病変)を対象とし内視鏡および実体顕微鏡的に深達度診断の検討を行い以下の結果を得た.①sm浸潤率(sm癌/m癌+sm癌)は表面陥凹型>表面隆起型>隆起型>結節集簇型の順で,結節集簇型を除く各形態は大きさを増すにつれ,ほぼその値は上昇しており,深達度診断は形態別,大きさ別に検討する必要があると思われた.②隆起型における凹凸不整の存在は深達度診断に補助的役割を果たし,③表面隆起型(特に11mm以上)における中心陥凹の存在はsm massive浸潤の診断に有用であり,④表面陥凹型における陥凹面の凹凸不整の存在はsm massive浸潤の有力な指標になると考えられた.また,⑤実体顕微鏡的にはⅤI(不整形,不揃いのpit pattern)の存在はsm massive浸潤が疑われ,更にⅤA(pitの数が減少し無構造または無構造に近いpit pattern)が存在していればsm massive浸潤をほぼ確診できるものと考えられた.
Ⅲ.治療 1.内視鏡的治療
(1)ポリペクトミー・ホットバイオプシー
著者: 沢田俊夫 , 斎藤幸夫 , 武藤徹一郎
ページ範囲:P.99 - P.106
要旨 ポリペクトミーの適応は質的適応として,①腺腫,腺腫内癌(m癌)であることと,②sm癌でリンパ節転移のリスクのないもの,が挙げられる.①に関して,本来は癌化のリスクの高い腺腫と腺腫内癌(m癌)が適応であるが,現段階で内視鏡的に腺腫であるのか腺腫内癌であるのかを鑑別することが困難なので,実際には大部分の腺腫が摘除の対象となる.次いで技術的適応はスネアワイヤーがかかる大きさ(約3cm以下)までのポリープということになる.また,5mm以下の小さなポリープに対してはホットバイオプシーが行われる.腺腫,腺腫内癌では技術的に摘除できれば問題はないが,sm癌でリンパ節転移のリスクが高い隆起陥凹型(Ⅱa+Ⅱc),陥凹型(Ⅱc)はポリペクトミーの適応とはならない.
(2)ストリップバイオプシー
著者: 五十嵐正広 , 勝又伴栄 , 内藤吉隆 , 西元寺克禮 , 三富弘之 , 中英男 , 小林清典
ページ範囲:P.107 - P.116
要旨 ストリップバイオプシーは表面型大腸腫瘍(Ⅱa,Ⅱb,Ⅱc,Ⅱa+Ⅱc,Ⅱc+Ⅱa様腫瘍など),結節集簇型腫瘍,隆起+扁平腫瘍,広基性腫瘍,粘膜下腫瘍の切除に優れた方法である.一括切除は長径3cm程度まで可能で,切除端の変性が少なく病理組織診断に有用である.しかし,non-lifting signを呈する病変では粘膜下深層浸潤癌,あるいは高度の線維化を伴うことが多く,切除可能であっても追加腸切除が必要であったり,出血などの合併症が多く内視鏡下切除の適応外の病変である.水平方向へ浸潤傾向のある癌が対象となるので切除後の局所再発に注意が必要である.合併症は少ないとされるが,出血が0.70%,穿孔も皆無ではないので十分注意して施行すべきである.
(3)piecemeal polypectomy
著者: 金森俊成 , 伊藤誠 , 横山善文 , 武内俊彦
ページ範囲:P.117 - P.126
要旨 3cm以上の腺腫または早期癌31例に対する内視鏡的切除の成績をもとにわれわれが行っているpiecemeal polypectomyの手技と成績を紹介し,また,その概念や限界,遺残,再発について述べた.piecemeal polypectomyでは企図的に行われたもの(狭義)とそうでないもの(広義)を区別し,分割法(期日数と分割数)を明確にする必要があると考えられた.腫瘍の5mmほど外側を全周性に線状のマーキングを行うことで腫瘍辺縁の切除を確実にし,先端針付き六角スネアを用いた中腹法で切除し完全切除の程度を内視鏡レベルと標本レベルに分けた.更に治療開始から1か月間を初期治療とすることで遺残の定義を明確にした.3cm以上の腫瘍31例の内視鏡的切除の成績では21例(68%)がpiecemeal polypectomyで切除され,そのうちの18例(86%)が狭義であった.21例全例とも1期的に行い18例(86%)が5分割以下で切除でき遺残や再発は1例にも認められなかった.しかし,広基型で45mm以上のもの,結節集簇型で腸管全周の2/3を超えるか2つ以上の皺を越えるものはpiecemeal polypectomyの適応ではないと考えた.
2.外科的治療
(1)早期大腸癌の外科的治療―直腸を除く
著者: 吉川宣輝 , 高塚雄一 , 遠藤省三 , 小林研二 , 柳生俊夫 , 玉木康博 , 東野健 , 辛栄成
ページ範囲:P.127 - P.132
要旨 自験の早期大腸癌478症例を分析し,早期結腸癌に対する外科的治療の適応と術式を検討した.外科的治療は内視鏡的ポリペクトミーが技術的に困難な(隆起型では25mm,表面型では15mmが境界)症例か,リンパ節転移が疑われる(sm癌の8%)症例に対して行われる.早期大腸癌の36%が最初から外科的治療,ポリペクトミーしたsm癌の56%が追加手術されている.n(+)の15症例はすべてsm癌で,n2(+)が2症例あったことから,直腸に比べて術後障害の少ない結腸においては2群リンパ節までの郭清が標準となる.切除部位の同定にはポリペクトミー瘢痕のマーキングを,切除範囲の決定には多発性病変の存在に留意し,症例によっては全結腸切除術も考慮する.
(2)直腸早期癌の治療
著者: 寺本龍生 , 渡邊昌彦 , 郭宗宏 , 藤田伸 , 川野幸夫 , 川本清 , 安井信隆 , 藤井俊哉 , 酒井信行 , 北島政樹
ページ範囲:P.133 - P.137
要旨 直腸早期癌に対する当教室の治療方針と内視鏡切除を除いた外科的治療について述べた.直腸は大腸の最下端で,ほとんどの症例が経肛門的に到達することができる.したがって,まず癌腫を経肛門的に周囲健常組織を含めて完全切除を行う.標本の病理学的検索によりm癌であれば治療は終了するが,sm癌の場合にはその断端,粘膜下への癌の浸潤程度,脈管侵襲,組織型を検討して追加切除の適応を決定する.追加切除の切除術式としては手術侵襲が軽微で,機能障害が少なく,なおかつR1の根治術が可能な経仙骨的腸管管状切除が有用である.
Ⅳ.外科切除・内視鏡的摘除標本の取り扱いと病理診断
外科切除・内視鏡的摘除標本の取り扱いと病理診断
著者: 味岡洋一 , 渡辺英伸 , 小林正明 , 前尾征吾 , 吉田光宏
ページ範囲:P.139 - P.147
要旨 的確な病理組織診断および肉眼所見と組織所見との対比を行うためには,外科切除・内視鏡的摘除材料ともに,新鮮材料の良好な伸展,速やかなホルマリン固定,詳細な肉眼観察と正確な肉眼診断およびその記載,組織標本に表現したい箇所の確実な切り出し,未切り出しと切り出し材料の肉眼写真撮影,が必要である.本稿ではそれらの具体的手順について概説した.早期大腸癌の大部分を占める高分化型腺癌には,生物学的態度(悪性)が異なる高異型度癌と低異型度癌とがある.両者の組織学的特徴を示し,癌の異型度診断を行う重要性を強調すると共に,癌と腺腫との鑑別について述べた.
ノート
Adenoma-Carcinoma Sequence
著者: 武藤徹一郎
ページ範囲:P.149 - P.150
adenoma-carcinoma sequenceの概念は検索対象の変化に伴って時代と共に変遷してきた.その変遷は,①手術標本時代,②ポリペクトミー標本時代,③分子生物学時代,の3期に分けてみるとよく理解できる1).
大腸de novo癌と癌組織診断基準と
著者: 中村恭一
ページ範囲:P.151 - P.160
はじめに
大腸では腺腫が癌化した癌に対して,大腸粘膜から直接発生した癌をcarcinoma de novoと呼んでいる.de novoとはラテン語で,初めからという意味で用いられている.大腸は他臓器に比べて腺腫の発生頻度が高く,腺腫の好発部位は大腸癌のそれと同じであり,そして腺腫のあるものは癌化している.更には,家族性大腸腺腫症の大腸には高頻度をもって癌が発生する.そのような事実があることから,大腸の腺腫―癌関係が論じられていて,現在,大腸癌の組織発生はというと“大腸癌のほとんど大部分は腺腫の癌化したものである”(略,腺腫―癌説)が世界で一般的に受容されている3)10)~12).
この大腸癌組織発生をいったん認めて人体の各臓器・組織における癌組織発生を眺めてみると,その大部分がde novo癌であり,大腸に発生する癌のみが腺腫由来である.ここにおいて,大腸という臓器はヒトという系の中で癌組織発生に関して特異的な存在であるということになる.胃癌の大部分はde novo癌であり16),同じ消化管の中でBauhin弁を越えたとたんに癌組織発生が突然変わるのであろうか! 自然は整合性を好む,いや,われわれは自然に整合性を与えて自然を理解しようと努めているのである.であるからには,大腸癌の大部分はde novo癌でなければならない.このことは大腸癌の組織発生を論ずるに当たって,強く意識しなければならない重要なことである.また,腺腫―癌説を認めて大腸の腺腫―癌関係の臨床病理学的なことを眺めると,実際とは矛盾する多くのこと“失われた鎖の環missing link”とか“大腸癌,夜の破局nocturnal catastrophe of the colorectal cancer”とかが浮上してくることからも,大腸癌の多くはde novo癌でなければならないのである17)~20).
自然の要請に応えて大腸癌組織発生“大腸癌の大部分はde novo癌である”(略,de novo癌説)とするためには,癌組織診断基準を見直す必要がある.なぜならば,癌組織診断基準は癌組織発生を導くための前提であるからである17)18).現在,一般的になされている癌組織診断基準を前提として癌組織発生を導くならば腺腫―癌説に近いものとなる9)26)27).つまり,現在一般的に用いられている癌組織診断基準,その基準となる異型度をより客観的に良性寄りにしなければならないということである1)5)17)25).
表題がde novo癌であるにもかかわらず癌組織診断基準とはと奇異に思われるかもしれないが,大腸癌組織発生の問題の根源をたどれば,それはde novo癌であることのパターン認識,そして大腸の癌組織診断基準の問題なのである.それを避けてde novo癌を論ずることはできない.
腹腔鏡下大腸切除術
著者: 福島恒男 , 仲野明 , 福島忠男 , 嶋田紘
ページ範囲:P.161 - P.162
消化器外科の分野では腹腔鏡下胆嚢摘除術が広く行われるようになり,既に手技,安全性なども確立している.そして,そけいヘルニア,虫垂切除術から大腸切除まで腹腔鏡を用いて行われつつある.
本特集の早期大腸癌も進行程度,発育形式などからあるものは大腸内視鏡的に治療され,あるものは腹腔鏡的に治療され,また,あるものは開腹して切除することが必要となるものまで様々である.
拡大電子スコープによる大腸疾患の診断
著者: 工藤進英 , 中嶋孝司 , 飯沼元
ページ範囲:P.163 - P.165
はじめに
最近開発された拡大電子スコープは,大腸病変の最も微細な表面構造の観察が可能な手法である.ズーム操作により,瞬時に100倍まで倍率を切り替えられる拡大電子スコープを用いることにより,病変部の表面腺口形態(pit pattern)を生体内において観察することができるようになった.われわれは従来から実体顕微鏡観察を行い,pit patternと組織型が強く相関することを明らかにしてきた.pit patternの分析を背景として,拡大電子スコープは生体内において組織診断が客観的に類推できる新しい内視鏡診断を確立していくものと考えられる.生体内において組織診断が可能になることは,臨床家の究極の目標である.ポリープ,腺腫を対象としていた時代の拡大内視鏡とは異なり,陥凹型癌の鑑別診断が問われる時代になり,今後その重要性は更に高くなっていくことが予想される.
早期大腸癌と分子生物学
著者: 馬場正三 , 丸山敬二 , 小里俊幸
ページ範囲:P.167 - P.169
1.はじめに
早期大腸癌の“早期”という言葉は,本来chronologica1な要素を含んだ言葉であるが,一般大腸癌においてinitiationの時点を知るすべがないため,深達度(m,sm)で置き換えられて定義されている.
最近の分子生物学の進歩により癌遺伝子,癌抑制遺伝子が次々と発見されるに及び,疫学というマクロな分析から発した作業仮説が現実のものとなりつつある.
多段階発癌では時間の経過と共に遺伝子変化が蓄積され,ある段階で発癌すると考えられる.宇都宮ら1)は日本人では5つのgenetic eventで大腸癌が発生すると報告しており,Vogelsteinら2)は発癌のシナリオとして有名なモデルを提唱している.
大腸癌の組織発生に関しては,adenoma-carcinoma sequence説と,de novo cancer説があり,前者のGrinnell(1958),Morson(1972)と,後者のSpratt,Ackerman(1958)の論争は古くて新しい問題として現在まで続いている.すなわち大腸癌の多段階発生が有力となってもなおde-novo癌のgenetic pathwayが証明されておらず,今後の解明を待たなければならない.
本稿において,われわれは家族性大腸腺腫症(FAP)を中心に腺腫症の組織発生を研究してきたので,その一部を紹介する.また,1991年に日米共同研究(中村,Vogelstein,宇都宮,馬場)によりAPC遺伝子を同定することができたのでadenoma-carcinoma sequenceにおけるその関与についても述べる.
早期大腸癌と分子生物学
著者: 渡辺英伸 , 味岡洋一 , 小林正明 , 人見次郎 , 本山悌一
ページ範囲:P.171 - P.180
大腸上皮性腫瘍の形態学的発生・進展と分子生物学(歴史的背景)
癌の形態学的発生・進展と分子生物学的異常(がん遺伝子;oncogenesとがん抑制遺伝子;tumor suppressor genes)との相関が,1988年に初めてVogelsteinら1)によって大腸癌で明らかにされた.同様の検討が1990年Miyakiら2)によっても発表され,1991年には第5染色体短腕に存在する大腸腺腫の新しい原因遺伝子apcがNishishoら3)によって単離された.更に,de novo(ab initio)癌はapcとp53のがん抑制遺伝子変異で発生し,がん遺伝子K-ras変異を必要としないらしいことが明らかとなってきた4).
大腸上皮性腫瘍が発生・進展するにつれて,“がん抑制遺伝子”の対立遺伝子欠失ないしヘテロ接合性消失(LOH;loss of heterozygosity)とp53遺伝子変異がどのように変化するかをまとめたのがTable 1である.Chl7pのLOHが低異型度腺腫で2~6%に,高異型度腺腫で2~24%にみられ,粘膜内癌で33~38%に,進行癌で29~75%にみられている.Ch18qのLOHは低異型度腺腫で既に2~12%,高異型度腺腫で4~47%,粘膜内癌で7%,進行癌では28~73%と高い.Ch22qのLOHも腺腫で既に2~4%みられるが,進行癌では26~42%と高率となっている.進行癌でのLOHの頻度をみると,利谷ら5)のものだけが他の研究者のものに比べて低い.
大腸超音波内視鏡検査の臨床的意義と限界
著者: 坂谷新 , 小泉浩一 , 甲斐俊吉 , 武本憲重 , 丸山雅一 , 上野雅資 , 関誠 , 畦倉薫 , 太田博俊
ページ範囲:P.181 - P.183
はじめに
1987年に直視型の大腸用超音波内視鏡のprototypeであるXCF-UMl(Olympus社)が開発された.それにより,初めて大腸全範囲にわたって超音波内視鏡検査が可能となった.現在では改良されXCF-UM3に至っている.一般に大腸超音波内視鏡検査は腫瘍性病変の深達度,あるいは傍腸管リンパ節転移の同定に優れていると考えられている.
今回は当院で施行した大腸超音波内視鏡検査の成績を踏まえ,本検査の限界と臨床的意義,問題点について述べる.
グラフ 早期大腸癌典型例
〔Case 1〕Type Ⅰp
著者: 小泉浩一
ページ範囲:P.184 - P.185
54-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
20 × 14 mm, sm2
〔Case 2〕Type Ⅰs
著者: 尾辻真人 , , , ,
ページ範囲:P.186 - P.187
43-year-old, male
moderately differentiated adenocarcinoma
5 × 5 mm, sm1
〔Case 3〕Type Ⅱa+Ⅱc
著者: 瀬崎徳久 , , ,
ページ範囲:P.188 - P.189
62-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
15 × 14 mm, m
〔Case 4〕Type Ⅱa
著者: 前納健二
ページ範囲:P.190 - P.191
59-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
12 × 10 mm, m
〔Case 5〕Type Ⅱa
著者: 中嶋秀磨
ページ範囲:P.192 - P.193
62-year-old, female
well differentiated adenocarcinoma
11 × 15 mm, sm
〔Case 6〕Type Ⅱb
著者: 八尾建史 , ,
ページ範囲:P.194 - P.195
57-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
10 × 8 mm, m
〔Case 7〕Type Ⅱc+Ⅱa
著者: 平田一郎 , , ,
ページ範囲:P.196 - P.197
65-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
5 × 4 mm, m
〔Case 8〕Type Ⅱc+Ⅱa
著者: 富永雅也 , , ,
ページ範囲:P.198 - P.199
68-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
12 × 8 mm, sm (sm1)
〔Case 9〕Type Ⅱc
著者: 益満博
ページ範囲:P.200 - P.201
64-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
10 × 6 mm, m
〔Case 10〕Type Ⅱc
著者: 鶴田修
ページ範囲:P.202 - P.203
69-year-old, male
moderately differentiated adenocarcinoma
7 × 6 mm, sm
〔Case 11〕Type Ⅱc
著者: 成澤林太郎 , , ,
ページ範囲:P.204 - P.205
64-year-old, male
well differentiated adenocarcinoma
40 × 15 mm, sm
--------------------
書評「胃疾患のX線・内視鏡診断と臨床病理」 フリーアクセス
著者: 大原毅
ページ範囲:P.12 - P.12
胃疾患は相変らず日本ではもっとも多い疾患である.したがって,その診断,特にX線診断・内視鏡診断・臨床病理診断は,胃疾患診断の基礎となる大切なファクターであり,すべての医師が絶対に習熟しておかねばならない.既に1960~1970年代にわが国における胃疾患診断の先駆者たちが,現在にも読みつがれている名著を多数出版しており,非常に有用なものであった.本著は,今日的な視点に立って,X線診断・内視鏡診断・臨床病理診断のその後の変遷と進歩とを述べており,文句なくお勧めできるものである.ここ10~20年のギャップを埋めるものとして高く評価される.
書評「スタンダードテキスト 腹腔鏡下外科手術Surgical Laparoscopy」 フリーアクセス
著者: 杉町圭蔵
ページ範囲:P.32 - P.32
1990年わが国において,初めて腹腔鏡下胆嚢摘出術が開始されてから既に3年が経過した.腹腔鏡下外科手術は従来の手術に比べ,侵襲が非常に少なく,術後疼痛も軽く,早期社会復帰が可能であり,患者に歓迎される治療法である.世界中そうであるように,本邦においても腹腔鏡下胆嚢摘出術は爆発的に普及し,現在では数百の施設で施行されている.また同時にこの腹腔鏡下外科手術は,胆嚢摘出術以外にも広くその適応が拡大され,虫垂切除術,鼠径ヘルニア手術,腸管切除術などが実際に行われている.この腹腔鏡下外科手術の普及は,外科学の大きな進歩を成すものと期待している.
書評「「標準麻酔科学」第2版」 フリーアクセス
著者: 高橋成輔
ページ範囲:P.44 - P.44
医学部学生および研修医が現代麻酔科学を学ぶうえで利用する教科書として,この本は優れている.第1版の序において編者の宮崎正夫氏が述べておられるように,近年わが国においても麻酔科学は広大な医学・医療の分野に展開しており,中心となる麻酔学のみならず,集中治療医学,蘇生学,救急医学,疼痛治療学,そしてプライマリケアやターミナルケアにまでその領域は及んでいる.
本書はこれらの領域をカバーするために,まず生体機能に関する基礎的考察を呼吸・循環・体液の主要機構について行い,次に麻酔と術前・術後の管理の基本的方法,第3になぜ麻酔がかかるのか,そして麻酔にはどんな方法があるかについて述べている.これは医師国家試験の基礎的理解事項として必要なものである.第4編は各科麻酔の特徴について,学生はもちろんのこと,麻酔科入局当初の研修医やローテイトしてくる研修医が,まずいろいろな麻酔を実施する際に必要な手引きとなる部分である.最後の部分には麻酔以外の活躍の場で行う関連業務の要点が述べられている.学生諸君が医学部卒業後いかなる臨床分野に進まれるとしても,この編に述べられている救急・蘇生・中毒治療法および疼痛管理やショックの治療などは,医師の基本的素養として最低限備えておくべきものであり,是非とも理解して身に着けてほしいものである.更に本書のブルー頁は,特に患者管理に必要な生体機能検査項目のまとめとして,手術室,ICU,CCU,そして病棟で利用するデータを整理して示してあるので,医師国家試験,麻酔指導医認定試験および各科専門医試験を受ける際のメモとして活用すれば有用であろう.
書評「内科医の薬100」 フリーアクセス
著者: 松村理司
ページ範囲:P.84 - P.84
臨床医学の諸分野の中で,わが国が欧米に比べて大きく劣るものの1つに,臨床薬理学がある.大学でもきっちり教わらないようだ.まして,実際の医療現場での薬の使い方の論理となると,お寒い限りだ.漢方や生薬に対する歴史の長い“無害信仰”が,最新の化学合成薬に対しても通用するとでも錯覚されている.そうでなければ,どれほど薬価差益があろうと,また医薬分業がなかろうと,20種類以上もの多剤併用をする医師が存在できるわけがない.
卒後教育は,この点でもお粗末だ.研修医時代の薬の使い方も,そのときどきに所属した医療環境のたまたまのやり方に馴染むといった程度のことが多い.だから,具体的な教師がナースだったり,MR(medical representative)だったりもする.全くの“我流”だから,正統でも“独創”でもない.卒後何年かたって“専門医”になっても,状況はさほど変わ
らない.
書評「標準麻酔科学 第2版」 フリーアクセス
著者: 劔物修
ページ範囲:P.98 - P.98
近年,麻酔学の進歩は著しく,麻酔科医も年々増加してきている.麻酔学の入門書も数多く出版されてきている.1987年に出版された「標準麻酔科学」は,多くの医学徒に親しまれると共に,麻酔専門医を目指す研修医の良きガイドブックとしても活用されてきた.
このたび初版から6年を経て第2版が出版された.第1編―麻酔科学とその基礎知識,第2編―麻酔と管理とその実施,第3編―各種麻酔法の理論と実際,第4編―各科麻酔の実際,第5編―関連領域という構成になっている.初めて本書を繙く医学生は,麻酔科学とはどういう学問なのか,臨床医学の中での麻酔科学の位置付けなどの理解から始まって,実際の麻酔施行の手順,麻酔科学の関連する分野と,一息に読破してしまいたい気持ちを抱かせるほど,巧みな組み立てであり,編者の苦心を窺い知ることができる.
書評「肝硬変のマネジメント」 フリーアクセス
著者: 山中正己
ページ範囲:P.132 - P.132
わが国には現在百数十万人の慢性肝炎,30万人弱の肝硬変患者が存在し,毎年それぞれ2万人弱の患者が肝硬変と肝細胞癌により死亡している.主としてウイルス肝炎に起因するものであり,先進諸国の中では目立って多い患者数である.
幸いに,ウイルスマーカー検査法の進歩に支えられた供血者のチェックや,B型肝炎ウイルスに対する母子間感染防止対策の成果により,新たな患者発生数は近年激減している.また,肝硬変の前駆病変としての慢性肝炎に対してもインターフェロン(IFN)療法が効果を上げている.しかし,既に長い経過をたどった症例ではIFNも効き難い傾向があり,長期的展望は別として,これら症例からの肝硬変への進展は当分の間減少しそうもない.厚生省や医師会が慢性肝炎や,肝硬変,肝細胞癌をわが国における21世紀の国民病と位置づける由縁である.
書評「消化器切除標本の取扱い方」 フリーアクセス
著者: 加藤紘之
ページ範囲:P.138 - P.138
久しぶりに手応えのある,また味のある良書に巡り合えました.読み始めるととても楽しく,私も一気に最後まで読み終えてしまいました.二村教授が夜桜見物に出掛けて木の下で指差している枝が尾状葉胆管枝であり,これがわかるようになったら免許皆伝といったリラックスしたまえがきに始まり,“わかって下さい-総論です”では,7つの質問に答える形で標本整理の意義が述べられています.“特殊な機材がいるんでしょうね?”の問いには“機転を働かせて下さい.あちらこちらからいただいた老巧器材です”として,扉にもなった標本撮影台が手書き図で示されています.“あまりお見せしたくない舞台裏”としながらも,良い写真を撮る熱意があふれています.“スライドのマウントに書き込みを”,“絵のない手術記事は意味がないですよ”などは,実行できそうで実際にはしてないわれわれにとって“明日からはちゃんとやろう”と決意させます.
次の項目“おぼえてください―基本テクニックです”では,微に入り細に入り標本造影法から標本切開とスケッチ,更に写真撮影,リンパ節整理法,固定法まで述べられており本当に役立ちます.“化粧”とはうまいことを言うなあと感心したり,名札,ガラス棒,テフロン針,注射針を使うと標本が生きてくること,水浸写真が実像をよく表現すること,光の位置の重要なこと,リンパ節整理の具体的な方法など実用的で楽しく勉強できます.悪い出来上がりのスライドが“さらしもの”と称されるようですが,その鑑賞会を開いて全体のレベルアップにつなげているとのことです.
書評「免疫工学の進歩」 フリーアクセス
著者: 宮坂信之
ページ範囲:P.180 - P.180
免疫工学という言葉には耳慣れない読者の方もおられよう.免疫工学とは“近年めざましく発展しつつある免疫学独自の生命科学技術”と序文では定義している.
そもそも工学(エンジニアリング:engineering)とは,様々な基礎科学から得られた成果を応用して開発された科学技術の総称である.工学という言葉の中には,人為的な操作による技術革新という意味が強く含まれている.免疫工学とは,免疫系を様々な手法を用いて人為的に操作する,言わば“神をも恐れぬ(?)”所業とも言えるかもしれない.
「引用」についての豆知識 フリーアクセス
著者: 「胃と腸」編集室
ページ範囲:P.97 - P.97
「引用」の範囲を超えて他人の著作物を,自身の著作物へ取り込む場合(“転載”)には相手方(著作権者・出版社)の許諾が要ります.(許諾の条件として著作権使用料を請求される場合もあります)但し,「引用」の条件を満たして利用する場合は自由に利用できます.
編集後記 フリーアクセス
著者: 小平進
ページ範囲:P.208 - P.208
早期大腸癌はm癌とsm癌を言う.しかし,このm癌の診断基準が病理学者により異なっており,同一の病変が,ある施設ではm癌になり他の施設では腺腫となることがある.したがって画像診断や肉眼所見などにおけるm癌の頻度をみるときには,頭の片隅にこのことを入れておく必要がある.治療成績の評価においてもこのようなm癌を癌としてsm以深の癌と一緒に検討するのは好ましくなく,大腸癌取扱い規約でも病期分類でm癌はstage 0としてstage 1から独立させておくことになった.
このような現状にあるm癌が含まれる早期大腸癌ではあるが,近年わが国では全大腸癌に占める頻度は急増している.これは便潜血反応を大腸癌スクリーニングに導入することの普及化とX線・内視鏡診断における著しい進歩によるところである.本特集では現時点におけるこの早期大腸癌の診断と治療に関する真髄が集大成されており,特に最近注目されている表面型早期癌の診断への各識者の情熱がひしひしと伝わってくる。本号に掲載されている画像を見ると,ほとんどすべてのタイプの早期癌が見事に描出されており,読者自身の診断意欲をかきたてるであろう.
基本情報
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バックナンバー
59巻11号(2024年11月発行)
今月の主題 進行胃癌の診断と治療方針2024
59巻10号(2024年10月発行)
増大号 炎症性腸疾患2024
59巻9号(2024年9月発行)
今月の主題 食道運動障害の診断と治療
59巻8号(2024年8月発行)
今月の主題 臨床と病理のマリアージュ
59巻7号(2024年7月発行)
今月の主題 虚血性腸病変を整理する
59巻6号(2024年6月発行)
今月の主題 内視鏡治療後サーベイランスの現状—異時性多発病変を中心に
59巻5号(2024年5月発行)
今月の主題 胃・十二指腸神経内分泌腫瘍(NEN) up to date
59巻4号(2024年4月発行)
増大号 消化管疾患の分類2024
59巻3号(2024年3月発行)
今月の主題 上皮下発育を呈する食道病変の診断
59巻2号(2024年2月発行)
今月の主題 大腸ポリープのすべて
59巻1号(2024年1月発行)
今月の主題 自己免疫性胃炎—病期分類と画像所見
58巻12号(2023年12月発行)
今月の主題 遺伝性消化管疾患を考える
58巻11号(2023年11月発行)
今月の主題 小腸画像診断のトピックス
58巻10号(2023年10月発行)
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
58巻9号(2023年9月発行)
今月の主題 知っておくべき口腔・咽喉頭病変
58巻8号(2023年8月発行)
今月の主題 十二指腸拡大内視鏡の最新知見
58巻7号(2023年7月発行)
今月の主題 消化管リンパ増殖性疾患の診断アプローチの基本
58巻6号(2023年6月発行)
今月の主題 分類不能腸炎(IBDU)の現状と将来展望
58巻5号(2023年5月発行)
今月の主題 壁内局在からみた胃上皮下腫瘍の鑑別診断
58巻4号(2023年4月発行)
増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 基本と応用—考える画像診断が身につく
58巻3号(2023年3月発行)
今月の主題 食道ESD瘢痕近傍病変の診断と治療
58巻2号(2023年2月発行)
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57巻13号(2022年12月発行)
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57巻12号(2022年11月発行)
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57巻11号(2022年10月発行)
今月の主題 食道癌診療トピックス2022
57巻10号(2022年9月発行)
今月の主題 大腸腫瘍診療の最前線
57巻9号(2022年8月発行)
今月の主題 胃癌スクリーニングの課題と将来展望
57巻8号(2022年7月発行)
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57巻7号(2022年6月発行)
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今月の主題 原発性小腸癌—見えてきたその全貌
57巻5号(2022年5月発行)
増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022
57巻4号(2022年4月発行)
今月の主題 予後不良な早期消化管癌
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今月の主題 食道上皮内腫瘍の診断と取り扱い
57巻2号(2022年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の粘膜治癒を再考する
57巻1号(2022年1月発行)
今月の主題 H. pylori除菌後発見胃癌の診断UPDATE
56巻13号(2021年12月発行)
今月の主題 非乳頭部十二指腸腺腫・癌の診断と治療
56巻12号(2021年11月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断
56巻11号(2021年10月発行)
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56巻10号(2021年9月発行)
今月の主題 胃上皮性腫瘍—組織分類・内視鏡診断の新展開
56巻9号(2021年8月発行)
今月の主題 「胃と腸」式 読影問題集—考える画像診断が身につく
56巻8号(2021年7月発行)
今月の主題 早期大腸癌内視鏡治療の新展開
56巻7号(2021年6月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断2021
56巻6号(2021年5月発行)
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56巻5号(2021年5月発行)
増刊号 消化管診断・治療手技のすべて2021
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56巻3号(2021年3月発行)
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今月の主題 Barrett食道腺癌の内視鏡診断と治療2021
56巻1号(2021年1月発行)
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55巻13号(2020年12月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の新展開
55巻12号(2020年11月発行)
今月の主題 高齢者早期胃癌ESDの現状と問題点
55巻11号(2020年10月発行)
今月の主題 小腸腫瘍アトラス
55巻10号(2020年9月発行)
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55巻8号(2020年7月発行)
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今月の主題 薬剤関連消化管病変のトピックス
55巻6号(2020年5月発行)
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55巻5号(2020年5月発行)
増刊号 消化管腫瘍の内視鏡診断2020
55巻4号(2020年4月発行)
今月の主題 内視鏡医も知っておくべき病理診断リファレンス—上部消化管腫瘍
55巻3号(2020年3月発行)
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55巻2号(2020年2月発行)
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55巻1号(2020年1月発行)
今月の主題 早期胃癌の範囲診断up to date
54巻13号(2019年12月発行)
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54巻12号(2019年11月発行)
今月の主題 上部消化管感染症—最近の話題を含めて
54巻11号(2019年10月発行)
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54巻9号(2019年8月発行)
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54巻8号(2019年7月発行)
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54巻7号(2019年6月発行)
今月の主題 A型胃炎—最新の知見
54巻6号(2019年5月発行)
今月の主題 隆起型早期大腸癌の病態と診断
54巻5号(2019年5月発行)
増刊号 消化管疾患の分類2019—使い方,使われ方
54巻4号(2019年4月発行)
今月の主題 知っておきたい小腸疾患
54巻3号(2019年3月発行)
今月の主題 咽頭・食道内視鏡拡大観察の基本と最新知見
54巻2号(2019年2月発行)
今月の主題 胃・十二指腸内視鏡拡大観察の基本と最新知見
54巻1号(2019年1月発行)
今月の主題 大腸内視鏡拡大観察の基本と最新知見
53巻13号(2018年12月発行)
今月の主題 EUSによる消化管疾患の診断—現状と最新の話題
53巻12号(2018年11月発行)
今月の主題 知っておきたい十二指腸病変
53巻11号(2018年10月発行)
今月の主題 胃拡大内視鏡が変えたclinical practice
53巻10号(2018年9月発行)
今月の主題 食道表在癌の拡大内視鏡診断─食道学会分類を検証する
53巻9号(2018年8月発行)
今月の主題 消化管画像の成り立ちを知る
53巻8号(2018年7月発行)
今月の主題 対策型胃内視鏡検診の現状と問題点
53巻7号(2018年6月発行)
今月の主題 知っておきたい直腸肛門部病変
53巻6号(2018年5月発行)
今月の主題 小腸出血性疾患の診断と治療─最近の進歩
53巻5号(2018年5月発行)
増刊号 早期胃癌2018
53巻4号(2018年4月発行)
今月の主題 腸管感染症─最新の話題を含めて
53巻3号(2018年3月発行)
今月の主題 好酸球性食道炎の診断と治療
53巻2号(2018年2月発行)
今月の主題 IBDの内視鏡的粘膜治癒─評価法と臨床的意義
53巻1号(2018年1月発行)
今月の主題 胃型形質の低異型度分化型胃癌
52巻13号(2017年12月発行)
今月の主題 咽頭・頸部食道癌の診断と治療
52巻12号(2017年11月発行)
今月の主題 大腸小・微小病変に対するcold polypectomyの意義と課題
52巻11号(2017年10月発行)
今月の主題 非特異性多発性小腸潰瘍症/CEAS─遺伝子異常と類縁疾患
52巻10号(2017年9月発行)
今月の主題 胃粘膜下腫瘍の診断と治療
52巻9号(2017年8月発行)
今月の主題 大腸スクリーニングの現状と将来展望
52巻8号(2017年7月発行)
今月の主題 臨床医も知っておくべき免疫組織化学染色のすべて
52巻7号(2017年6月発行)
今月の主題 胃潰瘍は変わったか─新しい胃潰瘍学の構築を目指して
52巻6号(2017年5月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな大腸良性疾患
52巻5号(2017年5月発行)
増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017
52巻4号(2017年4月発行)
今月の主題 消化管内分泌細胞腫瘍の新知見
52巻3号(2017年3月発行)
今月の主題 表在型食道胃接合部癌の治療戦略
52巻2号(2017年2月発行)
今月の主題 消化管結核の診断と治療─最近の進歩
52巻1号(2017年1月発行)
今月の主題 知っておくべき胃疾患の分類
51巻13号(2016年12月発行)
今月の主題 狭窄を来す小腸疾患の診断
51巻12号(2016年11月発行)
今月の主題 十二指腸の上皮性腫瘍
51巻11号(2016年10月発行)
今月の主題 肉芽腫を形成する消化管病変
51巻10号(2016年9月発行)
今月の主題 表在型Barrett食道癌の診断
51巻9号(2016年8月発行)
今月の主題 消化管画像プレゼンテーションの基本と実際
51巻8号(2016年7月発行)
今月の主題 消化管疾患と皮膚病変
51巻7号(2016年6月発行)
今月の主題 新しい小腸・大腸画像診断─現状と将来展望
51巻6号(2016年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後発見胃癌の内視鏡的特徴
51巻5号(2016年5月発行)
増刊号 消化管拡大内視鏡診断2016
51巻4号(2016年4月発行)
今月の主題 薬剤関連消化管病変
51巻3号(2016年3月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな大腸悪性腫瘍
51巻2号(2016年2月発行)
今月の主題 まれな食道疾患の鑑別診断
51巻1号(2016年1月発行)
今月の主題 慢性胃炎を見直す
50巻13号(2015年12月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の取り扱い
50巻12号(2015年11月発行)
今月の主題 胃底腺型胃癌
50巻11号(2015年10月発行)
今月の主題 血管炎による消化管病変
50巻10号(2015年9月発行)
今月の主題 狭窄を来す大腸疾患─診断のプロセスを含めて
50巻9号(2015年8月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌
50巻8号(2015年7月発行)
今月の主題 胃がん検診に未来はあるのか
50巻7号(2015年6月発行)
今月の主題 診断困難な炎症性腸疾患
50巻6号(2015年5月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな胃疾患
50巻5号(2015年5月発行)
増刊号 早期消化管癌の深達度診断 2015
50巻4号(2015年4月発行)
今月の主題 早期大腸癌内視鏡治療後の中・長期経過
50巻3号(2015年3月発行)
今月の主題 胃癌範囲診断における拡大観察のピットフォール
50巻2号(2015年2月発行)
今月の主題 食道のびらん・潰瘍性病変
50巻1号(2015年1月発行)
今月の主題 消化管早期癌診断学の時代変遷─50年の歩みと展望
49巻13号(2014年12月発行)
今月の主題 胃の腺腫─診断と治療方針
49巻12号(2014年11月発行)
今月の主題 大腸LSTの診断と意義—拡大内視鏡を中心に
49巻11号(2014年10月発行)
今月の主題 胃癌ESD適応拡大病変の経過と予後
49巻10号(2014年9月発行)
今月の主題 colitic cancerの初期病変─遡及例の検討を含めて
49巻9号(2014年8月発行)
今月の主題 小腸潰瘍の鑑別診断
49巻8号(2014年7月発行)
今月の主題 表面型表層拡大型食道癌の診断と治療戦略
49巻7号(2014年6月発行)
今月の主題 大腸T1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応拡大
49巻6号(2014年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori陰性胃癌
49巻5号(2014年5月発行)
増刊号 消化管悪性リンパ腫2014
49巻4号(2014年4月発行)
今月の主題 虫垂病変のすべて―非腫瘍から腫瘍まで
49巻3号(2014年3月発行)
今月の主題 消化管アミロイドーシスを見直す
49巻2号(2014年2月発行)
今月の主題 日本食道学会拡大内視鏡分類
49巻1号(2014年1月発行)
今月の主題 ESD時代の早期胃癌深達度診断
48巻13号(2013年12月発行)
今月の主題 好酸球性消化管疾患の概念と取り扱い
48巻12号(2013年11月発行)
今月の主題 虚血性腸病変
48巻11号(2013年10月発行)
今月の主題 組織混在型粘膜内胃癌の診断
48巻10号(2013年9月発行)
今月の主題 小腸の悪性腫瘍
48巻9号(2013年8月発行)
今月の主題 食道表在癌治療の最先端
48巻8号(2013年7月発行)
今月の主題 非腫瘍性大腸ポリープのすべて
48巻7号(2013年6月発行)
今月の主題 消化管内分泌細胞腫瘍の診断と治療―WHO分類との対比
48巻6号(2013年5月発行)
今月の主題 微小胃癌の診断限界に迫る
48巻5号(2013年5月発行)
特集 炎症性腸疾患 2013
48巻4号(2013年4月発行)
今月の主題 カプセル内視鏡の現状と展望
48巻3号(2013年3月発行)
今月の主題 隆起型食道癌の特徴と鑑別診断
48巻2号(2013年2月発行)
今月の主題 大腸ESDの適応と実際
48巻1号(2013年1月発行)
今月の主題 潰瘍合併早期胃癌の診断と治療
47巻13号(2012年12月発行)
今月の主題 右側大腸腫瘍の臨床病理学的特徴
47巻12号(2012年11月発行)
今月の主題 高齢者消化管疾患の特徴
47巻11号(2012年10月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の胃癌
47巻10号(2012年9月発行)
今月の主題 難治性Crohn病の特徴と治療戦略
47巻9号(2012年8月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展─初期浸潤の病態と診断
47巻8号(2012年7月発行)
今月の主題 胃ポリープの意義と鑑別
47巻7号(2012年6月発行)
今月の主題 大腸憩室疾患
47巻6号(2012年5月発行)
今月の主題 経鼻内視鏡によるスクリーニング
47巻5号(2012年5月発行)
特集 図説 胃と腸用語集2012
47巻4号(2012年4月発行)
今月の主題 消化管EUS診断の現状と新たな展開
47巻3号(2012年3月発行)
今月の主題 咽頭・頸部食道癌の鑑別診断
47巻2号(2012年2月発行)
今月の主題 改訂された胃生検Group分類の現状
47巻1号(2012年1月発行)
今月の主題 腸管三次元CT診断の現状
46巻13号(2011年12月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎─診療・治療の新たな展開
46巻12号(2011年11月発行)
今月の主題 Barrett食道癌の診断
46巻11号(2011年10月発行)
今月の主題 十二指腸の腫瘍性病変
46巻10号(2011年9月発行)
今月の主題 大腸SM癌に対する内視鏡治療の適応拡大
46巻9号(2011年8月発行)
今月の主題 若年者の胃・十二指腸病変の特徴
46巻8号(2011年7月発行)
今月の主題 食道の炎症性疾患
46巻7号(2011年6月発行)
今月の主題 腸管Behçet病と単純性潰瘍─診断と治療の進歩
46巻6号(2011年5月発行)
今月の主題 胃腫瘍の拡大内視鏡診断
46巻5号(2011年5月発行)
特集 食道表在癌2011
46巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変と癌化
46巻3号(2011年3月発行)
今月の主題 免疫不全状態における消化管病変
46巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 NSAID起因性小腸病変
46巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 多発胃癌─最新の知見を含めて
45巻14号(2010年12月発行)
第41巻~第45巻 総索引 2006年~2010年(平成18年~平成22年)
45巻13号(2010年12月発行)
今月の主題 遺伝性消化管疾患の特徴と長期経過
45巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 特殊型胃癌の病理像と臨床的特徴
45巻11号(2010年10月発行)
今月の主題 大腸低分化腺癌の初期像とその進展
45巻10号(2010年9月発行)
今月の主題 Crohn病小腸病変に対する診断と治療の進歩
45巻9号(2010年8月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度診断
45巻8号(2010年7月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断─最新の知見を含めて
45巻7号(2010年6月発行)
今月の主題 低異型度分化型胃癌の診断
45巻6号(2010年5月発行)
今月の主題 側方発育型大腸腫瘍(laterally spreading tumor ; LST)─分類と意義
45巻5号(2010年4月発行)
特集 早期大腸癌2010
45巻4号(2010年4月発行)
今月の主題 スキルス胃癌と鑑別を要する疾患
45巻3号(2010年3月発行)
今月の主題 出血性小腸疾患─内視鏡診断・治療の最前線
45巻2号(2010年2月発行)
今月の主題 中・下咽頭表在癌の診断と治療
45巻1号(2010年1月発行)
今月の主題 早期胃癌のIIb進展範囲診断
44巻13号(2009年12月発行)
今月の主題 collagenous colitisの現況と新知見
44巻12号(2009年11月発行)
今月の主題 消化管癌の化学・放射線療法の効果判定と問題点
44巻11号(2009年10月発行)
今月の主題 食道小扁平上皮癌の診断
44巻10号(2009年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の初期病変とその進展・経過
44巻9号(2009年8月発行)
今月の主題 背景粘膜からみた胃癌ハイリスクグループ
44巻8号(2009年7月発行)
今月の主題 大腸SM癌内視鏡治療の根治基準をめぐって─病理診断の問題点と予後
44巻7号(2009年6月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断
44巻6号(2009年5月発行)
今月の主題 小腸疾患─小病変の診断と治療の進歩
44巻5号(2009年4月発行)
今月の主題 癌や炎症と鑑別が困難な消化管悪性リンパ腫
44巻4号(2009年4月発行)
特集 早期胃癌2009
44巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 食道扁平上皮癌に対するESDの適応と実際
44巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 特発性腸間膜静脈硬化症(idiopathic mesenteric phlebosclerosis)―概念と臨床的取り扱い
44巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 未分化型胃粘膜内癌のESD―適応拡大の可能性
43巻13号(2008年12月発行)
今月の主題 大腸癌の発生・発育進展
43巻12号(2008年11月発行)
今月の主題 早期胃癌発育の新たな分析─内視鏡経過例の遡及的検討から
43巻11号(2008年10月発行)
今月の主題 感染性腸炎─最近の動向と知見
43巻10号(2008年9月発行)
今月の主題 早期食道癌の診断─最近の進歩
43巻9号(2008年8月発行)
今月の主題 colitic cancer/dysplasiaの早期診断─病理組織診断の問題点も含めて
43巻8号(2008年7月発行)
今月の主題 胃癌に対する内視鏡スクリーニングの現状と将来
43巻7号(2008年6月発行)
今月の主題 消化管follicular lymphoma―診断と治療戦略
43巻6号(2008年5月発行)
今月の主題 大腸の新しい画像診断
43巻5号(2008年4月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌―病態と診断・治療の最前線
43巻4号(2008年4月発行)
特集 小腸疾患2008
43巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 まれな食道良性腫瘍および腫瘍様病変
43巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 消化管GIST―診断・治療の新展開
43巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 早期胃癌ESD―適応拡大を求めて
42巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 新しい治療による炎症性腸疾患(IBD)の経過―粘膜治癒を中心に
42巻12号(2007年11月発行)
今月の主題 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)起因性消化管病変
42巻11号(2007年10月発行)
今月の主題 ESD時代における未分化型混在早期胃癌の取り扱い
42巻10号(2007年9月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡切除後のサーベイランスに向けて
42巻9号(2007年8月発行)
今月の主題 食道表在癌内視鏡切除後の長期成績
42巻8号(2007年7月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌無効例の特徴と治療戦略
42巻7号(2007年6月発行)
今月の主題 大腸ESDの現況と将来展望
42巻6号(2007年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriと胃癌
42巻5号(2007年4月発行)
特集 消化管の拡大内視鏡観察2007
42巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患(IBD)の上部消化管病変
42巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の発育進展と診断・取り扱い
42巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 食道扁平上皮dysplasia―診断と取り扱いをめぐって
42巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 胃分化型SM1癌の診断―垂直浸潤500μm
41巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡診断の最先端
41巻12号(2006年11月発行)
今月の主題 小腸疾患診療の新たな展開
41巻11号(2006年10月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDと腹腔鏡下手術の接点
41巻10号(2006年9月発行)
・sm癌の最新の診断と治療戦略
41巻9号(2006年8月発行)
今月の主題 通常内視鏡による大腸sm癌の深達度診断 垂直侵潤距離1,000μm術前診断の現状
41巻8号(2006年7月発行)
今月の主題 転移陽性胃粘膜内癌の特徴と取り扱い
41巻7号(2006年6月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriに起因しないとされる良性胃粘膜病変
41巻6号(2006年5月発行)
今月の主題 非定型的炎症性腸疾患―診断と経過
41巻5号(2006年4月発行)
今月の主題 陥凹性小胃癌の診断―基本から最先端まで
41巻4号(2006年4月発行)
特集 消化管内視鏡治療2006
41巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腸管悪性リンパ腫―最近の知見
41巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の内視鏡診断―最近の進歩
41巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDの適応の現状と今後の展望
40巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療法を問う
40巻12号(2005年11月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の異時性多発を考える
40巻11号(2005年10月発行)
今月の主題 小腸内視鏡検査法の進歩
40巻10号(2005年9月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎―診断と治療の新知見
40巻9号(2005年8月発行)
今月の主題 表在性の中・下咽頭癌
40巻8号(2005年7月発行)
今月の主題 免疫異常と消化管病変
40巻7号(2005年6月発行)
今月の主題 胃癌化学療法の進歩と課題
40巻6号(2005年5月発行)
今月の主題 Crohn病の初期病変―診断と長期経過
40巻4号(2005年4月発行)
特集 消化管の出血性疾患2005
40巻5号(2005年4月発行)
今月の主題 切開・剥離法(ESD)時代の胃癌術前診断
40巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 特殊組織型の食道癌
40巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 大腸カルチノイド腫瘍 転移例と非転移例の比較を中心に
40巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 胃癌の時代的変遷と将来展望
39巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡治療後の長期経過
39巻12号(2004年11月発行)
今月の主題 消化管の画像診断―21世紀の展開
39巻11号(2004年10月発行)
今月の主題 胃生検診断の意義 Group分類を考える
39巻10号(2004年9月発行)
今月の主題 大腸sm癌の深達度診断―垂直浸潤1,000μm
39巻9号(2004年8月発行)
今月の主題 Barrett食道癌―表在癌の境界・深達度診断
39巻8号(2004年7月発行)
今月の主題 家族性大腸腺腫症―最近の話題
39巻7号(2004年6月発行)
今月の主題 胃癌術後の残胃癌
39巻6号(2004年5月発行)
今月の主題 深達度診断を迷わせる食道表在癌―その原因と画像の特徴
39巻5号(2004年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡観察―V型pit pattern診断の問題点
39巻4号(2004年4月発行)
特集 消化管の粘膜下腫瘍 2004
39巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌治療後の経過と予後
39巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 Crohn病経過例における新しい治療の位置づけ
39巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 最新の早期胃癌EMR―切開・剥離法
38巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 消化管への転移性腫瘍
38巻12号(2003年11月発行)
今月の主題 上部消化管拡大観察の意義
38巻11号(2003年10月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の形態を示した消化管癌
38巻10号(2003年9月発行)
今月の主題 胃腺腫の診断と治療方針
38巻9号(2003年8月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断
38巻8号(2003年7月発行)
今月の主題 経過観察からみた大腸癌の発育・進展sm癌を中心に
38巻7号(2003年6月発行)
今月の主題 消化管の炎症性疾患診断におけるX線検査の有用性
38巻6号(2003年5月発行)
今月の主題 消化管腫瘍診断におけるX線検査の有用性
38巻5号(2003年4月発行)
今月の主題 胃型早期胃癌の病理学的特徴と臨床像―分化型癌を中心に
38巻4号(2003年4月発行)
特集 全身性疾患と消化管病変
38巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 食道癌と他臓器重複癌―EMR時代を迎えて
38巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 腸型Behçet病と単純性潰瘍の長期経過
38巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 胃癌―診断と治療の最先端
37巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 胃癌と鑑別を要する炎症性疾患
37巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 Ⅰp・Ⅰsp型大腸sm癌
37巻11号(2002年10月発行)
今月の主題 消化管のvirtual endoscopy
37巻10号(2002年9月発行)
今月の主題 食道sm癌の再評価―食道温存治療の可能性を求めて
37巻9号(2002年8月発行)
今月の主題 胃粘膜内癌EMRの適応拡大と限界
37巻8号(2002年7月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(2)潰瘍性大腸炎以外
37巻7号(2002年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(1)潰瘍性大腸炎
37巻6号(2002年5月発行)
今月の主題 十二指腸の非腫瘍性びまん性病変
37巻5号(2002年4月発行)
今月の主題 cap polyposisと粘膜脱症候群
37巻4号(2002年3月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌に伴う問題点
37巻3号(2002年2月発行)
特集 消化管感染症2002
37巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 4型大腸癌とその鑑別診断
37巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 食道m3・sm1癌の診断と遠隔成績
36巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 早期胃癌診療の実態と問題点
36巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 十二指腸の小病変
36巻11号(2001年10月発行)
今月の主題 sm massive以深に浸潤した10mm以下の大腸癌
36巻10号(2001年9月発行)
今月の主題 縮小治療のための胃癌の粘膜内浸潤範囲診断
36巻9号(2001年8月発行)
今月の主題 GIST(gastrointestinal stromal tumor)―概念と臨床的取り扱い
36巻8号(2001年7月発行)
今月の主題 多発食道癌
36巻7号(2001年6月発行)
今月の主題 小腸腫瘍―分類と画像所見
36巻6号(2001年5月発行)
今月の主題 早期大腸癌の深達度診断にEUSと拡大内視鏡は必要か
36巻5号(2001年4月発行)
今月の主題 早期の食道胃接合部癌
36巻4号(2001年3月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎診断基準の問題点
36巻3号(2001年2月発行)
特集 消化管癌の深達度診断
36巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Crohn病診断基準の問題点
36巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 表層型胃悪性リンパ腫の鑑別診断―治療法選択のために
35巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望
35巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして
35巻11号(2000年10月発行)
今月の主題 胃カルチノイド―新しい考え方
35巻10号(2000年9月発行)
今月の主題 食道アカラシア
35巻9号(2000年8月発行)
今月の主題 薬剤性腸炎―最近の話題
35巻8号(2000年7月発行)
今月の主題 多発大腸癌
35巻7号(2000年6月発行)
今月の主題 胃の“pre-linitis plastica”型癌
35巻6号(2000年5月発行)
今月の主題 腸管の血管性病変―限局性腫瘍状病変を中心に
35巻5号(2000年4月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の消化性潰瘍の経過―3年以上の症例を中心に
35巻4号(2000年3月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―初期病巣から粘膜下層癌へ
35巻3号(2000年2月発行)
特集 消化管ポリポーシス2000
35巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患における生検の役割
35巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の基本所見とピットフォール
34巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の内視鏡診断は病理診断にどこまで近づくか
34巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 胃癌診断における生検の現状と問題点
34巻11号(1999年10月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―Helicobacter pylori除菌後の経過
34巻10号(1999年9月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過―10年以上の症例を中心に
34巻9号(1999年8月発行)
今月の主題 早期胃癌のEUS診断
34巻8号(1999年7月発行)
今月の主題 逆流性食道炎―分類・診断・治療
34巻7号(1999年6月発行)
今月の主題 AIDSとATLの消化管病変
34巻6号(1999年5月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡的切除をめぐって
34巻5号(1999年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡的切除後の局所再発―腺腫・m癌を中心に
34巻4号(1999年3月発行)
今月の主題 胃型の分化型胃癌―病理診断とその特徴
34巻3号(1999年2月発行)
特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割
34巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 Barrett上皮と食道腺癌
34巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点
33巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の遺残再発―診断と治療
33巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 胃癌EMRの完全切除の判定基準を求めて
33巻11号(1998年10月発行)
今月の主題 早期大腸癌の組織診断―諸問題は解決されたか
33巻10号(1998年9月発行)
今月の主題 腸管子宮内膜症
33巻9号(1998年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の話題
33巻8号(1998年7月発行)
今月の主題 胃炎―Sydney SystemとHelicobacter pylori
33巻7号(1998年6月発行)
食道癌
33巻6号(1998年5月発行)
今月の主題 鋸歯状腺腫(serrated adenoma)とその周辺
33巻5号(1998年4月発行)
今月の主題 大腸疾患の診断に注腸X線検査は必要か
33巻4号(1998年3月発行)
今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か
33巻3号(1998年2月発行)
特集 消化管悪性リンパ腫1998
33巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 消化管病変の三次元画像診断―現状と展望
33巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 「胃と腸」33年間の歩みからみた早期癌
32巻13号(1997年12月発行)
との鑑別を中心に
32巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 腺領域からみた胃病変
32巻11号(1997年10月発行)
今月の主題 Is型大腸sm癌を考える
32巻10号(1997年9月発行)
今月の主題 早期食道癌―X線診断の進歩
32巻9号(1997年8月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (2)癌以外の病変
32巻8号(1997年7月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (1)癌
32巻7号(1997年6月発行)
今月の主題 感染性腸炎(腸結核を除く)
32巻6号(1997年5月発行)
今月の主題 早期胃癌から進行癌への進展
32巻5号(1997年4月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の食道表在癌
32巻4号(1997年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫症―最近の知見
32巻3号(1997年2月発行)
特集 炎症性腸疾患1997
32巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌―縮小手術をめざして
32巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 胃sm癌の細分類―治療法選択の指標として
31巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の自然史
31巻12号(1996年11月発行)
今月の主題 未分化型小胃癌はなぜ少ないか
31巻11号(1996年10月発行)
今月の主題 微細表面構造からみた大腸腫瘍の診断
31巻10号(1996年9月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除後の経過
31巻9号(1996年8月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的粘膜切除―適応拡大をめぐる問題点
31巻8号(1996年7月発行)
今月の主題 Helicobacter Pyloriと胃リンパ腫
31巻7号(1996年6月発行)
今月の主題 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)
31巻6号(1996年5月発行)
今月の主題 食道dysplasia―経過観察例の検討
31巻5号(1996年4月発行)
今月の主題 表層拡大型早期胃癌
31巻4号(1996年3月発行)
今月の主題 新しいCrohn病診断基準(案)
31巻3号(1996年2月発行)
特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
31巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 いわゆる表層拡大型大腸腫瘍とは
31巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫
30巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 小腸画像診断の新しい展開
30巻12号(1995年11月発行)
今月の主題 大腸腺腫の診断と取り扱い
30巻11号(1995年10月発行)
今月の主題 食道表在癌の発育進展―症例から学ぶ
30巻10号(1995年9月発行)
今月の主題 微小胃癌
30巻9号(1995年8月発行)
今月の主題 胃の平滑筋腫と平滑筋肉腫―新しい視点を求めて
30巻8号(1995年7月発行)
今月の主題 表層拡大型食道表在癌
30巻7号(1995年6月発行)
今月の主題 大腸の悪性リンパ腫
30巻6号(1995年5月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍の形態を示した胃癌
30巻5号(1995年4月発行)
今月の主題 colitic cancer―微細診断をめざして
30巻4号(1995年3月発行)
今月の主題 腸結核
30巻3号(1995年2月発行)
特集 早期食道癌1995
30巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 表面型大腸癌の発育と経過
30巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 胃癌の診断と治療―最近の動向
29巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 上部消化管病変の特徴からみた全身性疾患
29巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその臨床
29巻11号(1994年10月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその意義
29巻10号(1994年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の分化型癌
29巻9号(1994年8月発行)
今月の主題 食道のヨード不染帯
29巻8号(1994年7月発行)
今月の主題 胆管癌の画像と病理
29巻7号(1994年6月発行)
今月の主題 多発胃癌
29巻6号(1994年5月発行)
今月の主題 アフタ様病変のみのCrohn病
29巻5号(1994年4月発行)
今月の主題 大腸Crohn病―非定型例の診断を中心に
29巻4号(1994年3月発行)
今月の主題 食道粘膜癌―新しい病型分類とその診断
29巻3号(1994年2月発行)
特集 早期大腸癌1994
29巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 胃良・悪性境界病変の生検診断と治療方針
29巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える
28巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的根治切除―適応拡大の可能性と限界を探る
28巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 消化管ポリポーシス―最近の知見
28巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 大腸癌の深達度診断
28巻10号(1993年9月発行)
今月の主題 胃悪性リンパ腫―診断の変遷
28巻9号(1993年8月発行)
今月の主題 虚血性腸病変の新しい捉え方
28巻8号(1993年7月発行)
今月の主題 大腸癌存在診断の実態―m癌を除く
28巻7号(1993年6月発行)
今月の主題 十二指腸腫瘍
28巻6号(1993年5月発行)
今月の主題 大腸腫瘍切除後の経過追跡
28巻5号(1993年4月発行)
今月の主題 腸管アフタ様病変
28巻4号(1993年3月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(2)臨床経過と難治化の要因
28巻3号(1993年2月発行)
特集 早期胃癌1993
28巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除術
28巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 胃癌は変わったか―その時代的変遷
27巻12号(1992年12月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(1)治癒予測を中心に
27巻11号(1992年11月発行)
今月の主題 大腸pm癌
27巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 胃癌の深達度診断mとsmの鑑別―内視鏡的治療のために
27巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 逆流性食道炎を見直す
27巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍の臨床診断の諸問題
27巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 出血を来した小腸病変の画像診断
27巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 早期大腸癌の病理診断の諸問題―小病変の診断を中心に
27巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌診断の現状
27巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 大腸のいわゆる結節集簇様病変
27巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 腸型Behçet病・simple ulcerの経過
27巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度を読む
27巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 胃癌の自然史を追う―経過追跡症例から
26巻12号(1991年12月発行)
今月の主題 集検発見胃癌の特徴
26巻11号(1991年11月発行)
今月の主題 膠原病と腸病変
26巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 胃癌の組織型分類とその臨床的意義
26巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌の診断に迫る―潰瘍の良・悪性の鑑別
26巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌の治療
26巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 大腸sm癌の診断
26巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過
26巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の長期経過
26巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(2)―内視鏡的根治切除の評価
26巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(1)―根治を目的として
26巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 食道“dysplasia”の存在を問う
26巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 早期胃癌―診断の基本と方法
25巻12号(1990年12月発行)
今月の主題 早期胃癌類似進行癌の診断
25巻11号(1990年11月発行)
今月の主題 直腸のいわゆる粘膜脱症候群
25巻10号(1990年10月発行)
今月の主題 中垂腫瘤
25巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 早期食道癌を問う
25巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 臨床経過からみた胃生検の問題点
25巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 小さな表面型(Ⅱ型)大腸上皮性腫瘍
25巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(2)―大腸病変を中心に
25巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(1)―小腸・回盲部病変を中心に
25巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 Barrett食道
25巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 胃癌の切除範囲をどう決めるのか
25巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 膵囊胞性疾患―動態診断の基礎と臨床
25巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 上部消化管X線検査の現状の反省と将来―検査モデルを求めて
24巻12号(1989年12月発行)
今月の主題 小さな未分化型胃癌―分化型と比較して
24巻11号(1989年11月発行)
今月の主題 いわゆる“十二指腸炎”の諸問題
24巻10号(1989年10月発行)
今月の主題 分類困難な腸の炎症性疾患
24巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 胃粘膜下腫瘍の診断―現況と進歩
24巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 腸のカルチノイド
24巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 胆道疾患の非手術的治療の進歩
24巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 急性胃粘膜病変(AGML)
24巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(2)
24巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 胃・十二指腸出血の非手術的治療
24巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(2)
24巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(1)
24巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 噴門部陥凹型早期胃癌の診断
23巻12号(1988年12月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(1)
23巻11号(1988年11月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―逆追跡症例を中心に
23巻10号(1988年10月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌
23巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 大腸内視鏡検査法―手技を中心として
23巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 小さな膵癌―小病変の鑑別診断をめぐって
23巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 微小胃癌診断―10年の進歩
23巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 びまん浸潤型大腸癌と転移性大腸癌
23巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍と超音波内視鏡
23巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 内視鏡的胃粘膜切除の臨床―ジャンボ・バイオプシーをめぐって
23巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化管形態診断の将来はどうあるべきか
23巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(2)
23巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 X線・内視鏡所見と切除標本・病理所見との対比(胃)
22巻12号(1987年12月発行)
今月の主題 早期食道癌の問題点
22巻11号(1987年11月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(1)
22巻10号(1987年10月発行)
今月の主題 胃のDieulafoy潰瘍
22巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の癌―Ⅱcを中心として
22巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 陥凹型早期大腸癌
22巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 腸結核と癌
22巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 胃の腺腫とは―現状と問題点
22巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 胆囊癌の診断―発育進展を中心に
22巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 小さな大腸癌―早期診断のために
22巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 直腸・肛門部病変の新しい診かた
22巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 陥凹型早期胃癌の深達度診断
22巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 電子スコープの現況
21巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 大腸のvillous tumor
21巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 消化性潰瘍のトピックス(2)―胃粘膜防御機構を中心に
21巻10号(1986年10月発行)
受容体拮抗薬のもたらした諸問題
21巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎と大腸癌
21巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 胃癌肉眼分類の問題点―進行癌を中心として
21巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 膵の囊胞性疾患―その診断の進歩
21巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 大腸生検の問題点―炎症性疾患の経過を中心に
21巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 早期胆嚢癌―その診断の進歩
21巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌の診断
21巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 大腸早期癌診断におけるX線と内視鏡との比較
21巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(2)
21巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(1)
20巻12号(1985年12月発行)
今月の主題 食道癌の早期診断
20巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 内視鏡的乳頭括約筋切開術の長期成績
20巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 大腸ポリペクトミー後の経過
20巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 胃癌診断におけるルーチン検査の確かさ―部位別・大きさ別の検討
20巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 大腸癌の発育・進展
20巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 小腸診断学の進歩―実際から最先端まで
20巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 慢性胃炎をどう考えるか
20巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 食道静脈瘤の硬化療法
20巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 膵・胆道の形成異常
20巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 大腸診断学の歩みと展望
20巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―良性疾患を中心として
20巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―早期胃癌を中心として
19巻12号(1984年12月発行)
今月の主題 消化管癌の診断におけるUS・CTの役割
19巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 膵癌の治療成績
19巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 胃生検の問題点
19巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の治癒判定
19巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 胃癌の内視鏡的治療
19巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 早期胃癌の再発死亡例をめぐって
19巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 大腸腺腫症の経過と予後
19巻5号(1984年5月発行)
受容体拮抗薬の位置づけ
19巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 肝内結石症―最近の知見をめぐって
19巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 Crohn病の経過
19巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(2)
19巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(1)
18巻12号(1983年12月発行)
今月の主題 Crohn病の診断
18巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 逆流性食道炎
18巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見
18巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(2)―診断の現状
18巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌
18巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―治療と経過を中心に
18巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(1)―良性病変と鑑別困難な早期癌
18巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 消化管の悪性病変と皮膚病変
18巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 急性腸炎(2)―主として感染性腸炎
18巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
18巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎
18巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 臨床の場における上部消化管スクリーニング法―X線と内視鏡
17巻12号(1982年12月発行)
今月の主題 残胃の癌
17巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(2)技術の進歩と展開
17巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(1)診断能と限界―特に総合画像診断における位置づけ
17巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 小腸X線検査法の進歩
17巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の病態生理
17巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(3)―早期胆道癌の診断を目指して
17巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(3)―臨床と病理
17巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 胃の隆起性病変(polypoid lesion)―その形態と経過
17巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(2)―陥凹型症例
17巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例
16巻12号(1981年12月発行)
今月の主題 胃のⅡb病変
16巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(2)―胆管異常を中心として
16巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(2)
16巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(1)
16巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
16巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 実験胃癌とヒト胃癌
16巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として
16巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過
16巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(3)―鑑別
16巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理
16巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫
16巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 早期胃癌は変貌したか
15巻12号(1980年12月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2)
15巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1)
15巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
15巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(1)―悪性リンパ腫
15巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 大腸憩室
15巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 消化管出血と非手術的止血
15巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 小膵癌診断への挑戦
15巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 胃のGiant Rugae
15巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃早期癌と比較して
15巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 症例特集
15巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 腺境界と胃病変
15巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 胃病変の時代的変貌
14巻12号(1979年12月発行)
今月の主題 胃癌の化学療法
14巻11号(1979年11月発行)
今月の主題 急性胃病変と慢性胃潰瘍の関連をめぐって
14巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 消化管の健診を考える
14巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 微小胃癌
14巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(2)―Intestinal Behcetを中心に
14巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(1)―いわゆる“Simple Ulcer”を中心に
14巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 消化管と血管病変
14巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 X線と内視鏡との協力
14巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)
14巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(1)
13巻12号(1978年12月発行)
今月の主題 クローン病(3)―疑診例を中心に
13巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 食道・胃 境界領域癌の問題点
13巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 胃・十二指腸 併存潰瘍
13巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 腸結核(3)―疑診例を中心に
13巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
13巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 慢性膵炎
13巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の治療の検討
13巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化管粘膜拡大観察と病態生理
13巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 クローン病(2)
13巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 クローン病(1)
13巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性胃潰瘍とその周辺
13巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 胃癌の発育経過
12巻12号(1977年12月発行)
今月の主題 腸結核(2)―大腸を主として
12巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として
12巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(2)
12巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(1)
12巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 残胃病変
12巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 胆道癌の診断と治療
12巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 高齢者の胃病変の特徴
12巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変
12巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 S状結腸癌
12巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 胃癌―5年以後の再発
11巻12号(1976年12月発行)
今月の主題 放射線診断の最近の進歩
11巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 Endoscopic Surgery
11巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 胃スキルスの病理
11巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
11巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の趨勢
11巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 pm胃癌
11巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 食道・噴門境界部の病変
11巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 胃潰瘍癌の考え方
11巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 研究・症例特集
11巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 早期食道癌
11巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 小腸疾患の現況
11巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類の再検討
10巻12号(1975年12月発行)
今月の主題 全身性疾患と消化管
10巻11号(1975年11月発行)
今月の主題 胃の良・悪性境界領域病変
10巻10号(1975年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻9号(1975年9月発行)
今月の主題 消化管疾患の新しい診断法
10巻8号(1975年8月発行)
今月の主題 クローン病とその周辺
10巻7号(1975年7月発行)
今月の主題 消化管の非上皮性腫瘍
10巻6号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管憩室
10巻5号(1975年5月発行)
今月の主題 消化管カルチノイド
10巻4号(1975年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 胃ポリープの癌化をめぐって
10巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 胃粘膜―(2)潰瘍,ポリープの背景として
10巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 胃粘膜―(1)早期胃癌の背景として
9巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(2)―膵炎を中心に
9巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(1)―膵炎を中心に
9巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 消化管の特殊なポリポージス
9巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 胃潰瘍の最近の問題点
9巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 盲腸・上行結腸の診断
9巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 胃を除く上腹部腫瘤の診断
9巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 意外な進展を示す胃癌
9巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 内視鏡的ポリペクトミー
9巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 食道・腸の生検
9巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 胃の生検
8巻12号(1973年12月発行)
今月の主題 十二指腸疾患の最新の診断
8巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 表層拡大型胃癌
8巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の良・悪性の鑑別診断
8巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 早期胃癌と線状潰瘍の合併
8巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 消化管出血の緊急診断
8巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 大腸疾患 最新の話題
8巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 胃癌の経過
8巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内視鏡的膵・胆管造影
8巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 消化管の悪性リンパ腫
8巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 急性胃病変の臨床
7巻12号(1972年12月発行)
今月の主題 腸の潰瘍性病変
7巻11号(1972年11月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部病変
7巻10号(1972年10月発行)
今月の主題 食道炎と食道静脈瘤
7巻9号(1972年9月発行)
今月の主題 胃集検で発見された胃潰瘍
7巻8号(1972年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
7巻7号(1972年7月発行)
今月の主題 若年者の消化管癌
7巻6号(1972年6月発行)
今月の主題 胃癌浸潤程度の診断
7巻5号(1972年5月発行)
今月の主題 悪性サイクル
7巻4号(1972年4月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類起草10年
7巻3号(1972年3月発行)
今月の主題 早期胃癌臨床診断の実態(診断成績の推移と問題点)
7巻2号(1972年2月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌
7巻1号(1972年1月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌
6巻13号(1971年12月発行)
今月の主題 Ⅱa+Ⅱc型早期胃癌
6巻12号(1971年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
6巻11号(1971年10月発行)
今月の主題 胃前壁病変の診断
6巻10号(1971年9月発行)
今月の主題 便秘と下痢
6巻9号(1971年8月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の病変
6巻8号(1971年7月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の診断
6巻7号(1971年6月発行)
今月の主題 腸上皮化生
6巻5号(1971年5月発行)
今月の主題 症例特集号
6巻6号(1971年5月発行)
特集 胃集団検診
6巻4号(1971年4月発行)
今月の主題 消化管穿孔
6巻3号(1971年3月発行)
今月の主題 早期胃癌と紛らわしい病変
6巻2号(1971年2月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌
6巻1号(1971年1月発行)
今月の主題 隆起性早期胃癌
5巻13号(1970年12月発行)
今月の主題 胃潰瘍の再発・再燃
5巻12号(1970年11月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻11号(1970年10月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃を除く消化器の早期癌(2)
5巻10号(1970年9月発行)
今月の主題 胃を除く消化器の早期癌(1)
5巻9号(1970年8月発行)
今月の主題 高位の胃病変
5巻8号(1970年7月発行)
今月の主題 診断された微小胃癌
5巻7号(1970年6月発行)
特集 胃生検特集
5巻6号(1970年6月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻5号(1970年5月発行)
今月の主題 早期胃癌再発例の検討
5巻4号(1970年4月発行)
今月の主題 胆のう胆道疾患診断法の最近の進歩
5巻3号(1970年3月発行)
今月の主題 胃肉腫
5巻2号(1970年2月発行)
今月の主題 線状潰瘍
5巻1号(1970年1月発行)
今月の主題 胃癌の経過
4巻12号(1969年12月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎
4巻11号(1969年11月発行)
今月の主題 十二指腸の精密診断
4巻10号(1969年10月発行)
今月の主題 早期癌とその周辺
4巻9号(1969年9月発行)
今月の主題 胃癌の5年生存率
4巻8号(1969年8月発行)
今月の主題 X線・内視鏡で良性様所見を呈した生検陽性例
4巻7号(1969年7月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(2)
4巻6号(1969年6月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(1)
4巻5号(1969年5月発行)
今月の主題 稀な胃病変
4巻4号(1969年4月発行)
今月の主題 小腸の検査法
4巻3号(1969年3月発行)
今月の主題 胃癌深達度の診断と経過観察
4巻2号(1969年2月発行)
今月の主題 上部消化管の出血
4巻1号(1969年1月発行)
今月の主題 大彎側の病変
3巻13号(1968年12月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌の経過
3巻12号(1968年11月発行)
今月の主題 多発胃癌
3巻11号(1968年10月発行)
今月の主題 食道
3巻10号(1968年9月発行)
今月の主題 直視下診断法
3巻9号(1968年8月発行)
今月の主題 消化管の医原性疾患
3巻8号(1968年7月発行)
今月の主題 進行癌の問題点
3巻7号(1968年6月発行)
今月の主題 胃癌の発生
3巻6号(1968年6月発行)
今月の主題 前癌病変としての胃潰瘍とポリープの意義
3巻5号(1968年5月発行)
今月の主題 胃の巨大皺襞
3巻4号(1968年4月発行)
今月の主題 胃の食物輸送機能
3巻3号(1968年3月発行)
今月の主題 大腸・直腸
3巻2号(1968年2月発行)
今月の主題 胃集団検診と早期胃癌
3巻1号(1968年1月発行)
今月の主題 早期胃癌研究の焦点
2巻12号(1967年12月発行)
今月の主題 小腸
2巻11号(1967年11月発行)
今月の主題 慢性胃炎2
2巻10号(1967年10月発行)
今月の主題 慢性胃炎1
2巻9号(1967年9月発行)
今月の主題 胃の多発性潰瘍
2巻8号(1967年8月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍
2巻7号(1967年7月発行)
今月の主題 胃切除後の問題
2巻6号(1967年6月発行)
今月の主題 胃のびらん
2巻5号(1967年5月発行)
今月の主題 早期胃癌の鑑別診断
2巻4号(1967年4月発行)
今月の主題 胃微細病変の診断
2巻3号(1967年3月発行)
今月の主題 胃液分泌の基礎と臨床
2巻2号(1967年2月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔2〕
2巻1号(1967年1月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔1〕