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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻3号

1994年02月発行

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書評「胃疾患のX線・内視鏡診断と臨床病理」 フリーアクセス

著者: 大原毅1

所属機関: 1東京大学第3外科

ページ範囲:P.12 - P.12

文献概要

 胃疾患は相変らず日本ではもっとも多い疾患である.したがって,その診断,特にX線診断・内視鏡診断・臨床病理診断は,胃疾患診断の基礎となる大切なファクターであり,すべての医師が絶対に習熟しておかねばならない.既に1960~1970年代にわが国における胃疾患診断の先駆者たちが,現在にも読みつがれている名著を多数出版しており,非常に有用なものであった.本著は,今日的な視点に立って,X線診断・内視鏡診断・臨床病理診断のその後の変遷と進歩とを述べており,文句なくお勧めできるものである.ここ10~20年のギャップを埋めるものとして高く評価される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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