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文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻3号

1994年02月発行

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書評「スタンダードテキスト 腹腔鏡下外科手術Surgical Laparoscopy」 フリーアクセス

著者: 杉町圭蔵1

所属機関: 1九州大学医学部第2外科

ページ範囲:P.32 - P.32

文献概要

 1990年わが国において,初めて腹腔鏡下胆嚢摘出術が開始されてから既に3年が経過した.腹腔鏡下外科手術は従来の手術に比べ,侵襲が非常に少なく,術後疼痛も軽く,早期社会復帰が可能であり,患者に歓迎される治療法である.世界中そうであるように,本邦においても腹腔鏡下胆嚢摘出術は爆発的に普及し,現在では数百の施設で施行されている.また同時にこの腹腔鏡下外科手術は,胆嚢摘出術以外にも広くその適応が拡大され,虫垂切除術,鼠径ヘルニア手術,腸管切除術などが実際に行われている.この腹腔鏡下外科手術の普及は,外科学の大きな進歩を成すものと期待している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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