文献詳細
特集 早期大腸癌1994
主題 Ⅰ.見つけ出し診断法 4.内視鏡検査
文献概要
要旨 早期大腸癌の内視鏡的見つけ出し診断法について,主として表面型腫瘍を念頭に置いて検討した.小さな表面型腫瘍は大腸内に均等に(面積に比例して)存在するので,大腸全体を同じ集中力で検査する.盲点をより少なくするためには体位変換とスコープの出し入れ,反転観察などを頻繁に行う.そのほかに前処置を完壁に行い,使用可能なうちで最も解像度の高いスコープを用いることも重要である.
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