icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸29巻3号

1994年02月発行

特集 早期大腸癌1994

主題 Ⅰ.見つけ出し診断法 5.X線・内視鏡による同日併用法

X線・内視鏡による同日併用法

著者: 望月福治1 松永厚生1 安藤正夫1 富永現1 野村美樹子1 藤田直孝1 長南明道1 池田卓1

所属機関: 1仙台市医療センター消化器内科

ページ範囲:P.69 - P.76

文献概要

要旨 筆者らが大腸集検の二次検診に導入したX線・内視鏡同日併用検査法(同日併用法)は厚生省の「大腸がん検診マニュアル」にも精検法の1つとして推奨されている.しかし,本法はメリットと共にデメリットも指摘されている.同日併用法に,内視鏡の挿入法,X線検査は付着性の高い高濃度のバリウムを使用するなど改良を加えた新同日併用法は,X線単独法と比較し,X線の画質が劣るものでなく,また,S状結腸内視鏡検査によるS状結腸の癌の発見率も変わらなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら